出張授業などでお世話になった小学生たちに、
名画に関する大喜利に挑んでもらい、その中から厳選されたオモシロ回答だけを紹介していく企画。
それが、名画IPPONグランプリです。
今回のお題となる絵は、こちら。
アメリカを代表する画家エドワード・ホッパーの 《日曜日》 です。
この哀愁たっぷりのおじいさんに、一体何があったのか?
想像がいろいろと膨らむ名画です。
今回の回答でもっとも多かったのは、おじいさんの頭髪をいじったものでした。
小学生は、やっぱりハゲが好きなようです。
とは言え、ハゲというフレーズを出してしまうと、
ストレートすぎて、なかなか笑いにはつながらないので、
婉曲的に表現したほうが、大喜利の回答としてはレベルがアップします。
例えば、こんな感じに。
具体的な企業名を出すというのは、イイ回答ですね。
アメリカにアートネーチャーがあるかは不明ですが (笑)
ちなみに、ハゲネタの中で一番センスを感じた回答が、こちら。
カギを失くしたのと同じタイミングで、
髪の毛もごっそり無くなってしまったのかと想像すると、オモシロいですよね。
誰かが拾ってくれているかもしれません。
ハゲネタ以外の回答も紹介いたしましょう。
僕が一番好きだったのは、この回答です。
たぶん自分でペンキを塗ったのでしょうね。
そのうえで、自分が座ってしまうという。
自己嫌悪と絶望感が漂っています。
最後に、ちょっと社会派な回答を。
こうして過疎化って進んでいくのでしょうね。
『ザ・ノンフィクション』 のワンシーンのよう。
胸が苦しくなりました。
一応恒例なので、僕も考えてみました。
「あるある」 的な回答にするというのが、王道でしょうか。
もしくは、感情を寂しさではなく、静かな怒りと捉えるというパターンもありですね。
さて、今回はもう一問いきましょう。
世界一有名な絵画の一つであるムンクの 《叫び》 をお題にしました。
まずは小学生らしい回答から。
ハゲはいじらざるをえない。
小学生というのは、そういうものなのです (笑)
続いては、普通に巧いなぁと感心してしまった回答を。
「えー、早く言ってよー」 といった感じでしょうか。
出来れば、渡る前に忠告して欲しいものです。
《叫び》 のモデルは、ペルー人ミイラという説がありますが。
全く違う設定を考えた小学生がいました。
その回答が、こちら。
弁当屋の倅だったのですね (笑)
個人的には、ふかわりょうの一言ネタっぽい言い回しもツボ。
最後に、今回のイチオシの回答をご紹介。
いや、ナンじゃねーよwww
確かに、言われてみれば、顔の形がナンです。
その発想はなかった。
思わず、「天才かよ!」 と叫んでしまいました。
このボケを見せられた後には、回答する気にはなりません (笑)
完敗です。
以上、名画IPPONグランプリでした。
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