先日は、新宿三井ビル1階にあるエプソンイメージングギャラリー エプサイトへ。
来年1月18日まで開催されている “遊ぼかね” を観てきました。
こちらは、今もっとも注目を集めているアマチュア写真家・西本喜美子さんの待望の個展です。
西本喜美子さんは、現在87歳。
草間彌生さんと同い年です。
ちなみに、写真を始めたのは72歳の時だったそう。
“人生に遅すぎるということはない” ということを、改めて実感させられます。
そんな西本さんの代表作ともいうべき作品は、ネットでも大きな話題となったこの一枚。
都市伝説でおなじみの高速道路を走る老女を激写・・・したわけではありません (笑)
モデルは、西本喜美子さんご本人です。
つまり自撮り写真。
さらに、写真をコンピューターで加工処理しているのも、西本さんご本人です。
ちなみに、画像編集ソフトの使い方を学んだのは74歳の時だったそう。
“人生に遅すぎるということはない” ということを、つくづく実感させられました。
西本さんの作品は、本当に面白い。
嫉妬してしまうくらいに面白いです。
発想も面白いですし、被写体としての表情も面白い。
天が二物を与えています。
しかも、一見ゆるい写真のように思えますが、
どの作品にも、まるで計算され尽くしたかのような絶妙なチープ感が漂っています。
完成度は、高し。
決して、ただの “変なおばあちゃんが撮った変な写真www” ではありません。
個人的に、もっともその才能に嫉妬してしまったのが、中央の2枚。
ごみとして捨てられるおばあちゃん。
仏壇の脇から幽霊として登場するおばあちゃん。
自虐の極みです (笑)
このセンスには勝てる気がしません。
間違いなく、老若男女が楽しめる展覧会。
無料なので、是非足を運んでみるかね。
日曜が休館日なので要注意です。
ちなみに、展覧会では、西本さんの普通 (?) の作品も紹介されていました。
普通にセンスがいいです。
天は何物与えたのか?
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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遊ぼかね
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