~前回までのあらすじ~
国宝 それは 君がみた光。
ぼくが みた 希望。
国宝 それは ふれあいの心。
幸せの国の宝。
国宝。
そんな国宝を求めて、日本中を旅する国宝ハンター・とに~。
2018年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年の初詣は、深大寺へ。
これまで何度か訪れていますが、《銅造釈迦如来倚像》 が国宝に昇格してからは初となります。
よっぽど国宝に昇格したのが嬉しかったのでしょう。
参道のいたるところで、国宝昇格を祝う旗がはためいていました。
もちろん、国宝昇格の波は境内にも。
本堂の横に、「国宝」 の2文字が踊る立札が掲げられていました。
お参りを済まし、いよいよ、《銅造釈迦如来倚像》 が安置されてる釈迦堂へ。
一昔前は、ひっそりと安置されていましたが、
国宝になった今では、これでもかというくらいにアピっていました。
拝観する人も増えており、ちょっとしたシャンシャン状態です。
さすが、国宝になると違いますね。
《銅造釈迦如来倚像》とは、国宝に昇格した直後にトーハクで会って以来、半年以上ぶりの再会。
記念写真を撮ろうと楽しみにしていたのですが・・・
なんと重要文化財だった時とは違い、撮影は禁止に!
しかも、値段は決められていませんが、拝観には志納金が必要になっていました。
“アイツ、売れたら変わったな” っていう人はいますが、
“アイツ、国宝になったら変わったな” っていう仏像もあるのですね。
さてさて、その2週間後、
トーハクで開催中の “仁和寺と御室派のみほとけ” へ。
こちらの特別展にて、《紺綾地金銀泥絵両界曼荼羅図〈/(子島曼荼羅)〉》(ジャンル:絵画) を含む・・・
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
・《新修本草〈巻第四、第五、第十二、第十七、第十九/〉》(ジャンル:書跡・典籍)
・《黄帝内経明堂巻第一》(ジャンル:書跡・典籍)
・《医心方〈第一、第五、第七/第九、第十残巻〉》(ジャンル:書跡・典籍)
・《延喜式〈巻第十二残巻、第十四/第十六〉》(ジャンル:書跡・典籍)
未見の国宝5件をゲットしました。
新年早々、幸先のいいスタートです。
この日は、2月17日に開催予定のアートツアー、
『仏像の手相 (勝手に) 鑑定ツアー』 の下見も兼ねており、高天麗舟先生も同伴してくださっていました。
(↑仏像の手相鑑定中の様子です)
展覧会場にある仏像の手相を鑑賞してもらっている最中に、
ふと深大寺の一件を思い出し、《銅造釈迦如来倚像》 も鑑定してもらうことに。
「高天先生、ついでにこの仏像の手相も鑑定してもらっていいですか?」
すると、その夜、こんな鑑定結果が返ってきました。
「音楽や芸術、スピリチュアルなど精神的なものに関心があり、
目の前の出来事に対して、有り余る体力とガッツで対応していきます。
ただし、感情のコントロールは得意ではなく、
調子に乗りやすく、失敗した時の落ち込み方は激しいでしょう。
一喜一憂せず、広い視野で物事を捉えることで改善できます。」
ほら、やっぱり!
今現在の国宝ハンティング数 951/1110
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第百五十六話 国宝ハンター、占ってもらう!
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