昨年10月に新宿区弁天町にオープンした話題の美術館、草間彌生美術館に行ってきました!
こちらは、草間彌生さんの草間彌生さんによる、
草間彌生さん (とそのファン) のための美術館で、
5階建てのビル丸ごとを使って、草間作品のコレクションを展示しています。
ちなみに、チケットは、日時指定の予約・定員制。
1日4回の各回90分 (定員70名) の入れ替え制となっています。
昨年10月に開館した時点で、
すでに2月末までの予約が埋まってしまっていたとのこと。
早くもプレミアムチケットと化しています。
草間彌生人気、恐るべしです。
さてさて、そんな草間彌生美術館のこけら落しとなるのが、
“創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき” という展覧会。
こちらは、1日に1点、もしくは2点という驚異的なペースで、
現在も絶賛制作中 (増殖中) の絵画シリーズ 《わが永遠の魂》 を中心に、
(注:参考画像。2017年国立新美術館で開催された “草間彌生 わが永遠の魂” の館内の様子です)
その先駆けとなるモノクロのドローイングシリーズ 《愛はとこしえ》 や、
最新インスタレーション作品や新作の立体作品など、草間彌生さんの近作を紹介する展覧会です。
《わが永遠の魂》 と 《愛はとこしえ》 が展示されている2階と3階は、写真撮影NGでしたが。
4階と屋上は、なんと写真撮影がOKとなっています!
4階で紹介されているのは、
最新インスタレーション作品 《無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく》 。
タイトルは、ちょっと何言ってるか分かりませんが (←オイッ!)。
実に摩訶不思議な体験が味わえるインスタレーション作品でした。
まず扉を開けると、そこには真っ暗闇の空間が。
そして、その中央にケースがポツンと設置されています。
ケースの中には、無数の光るかぼちゃ。
グッと覗き込んでみると前後左右、
さらに、上下までもが鏡張りとなっていることがわかります。
見渡す限り、かぼちゃ。
一面に広がるかぼちゃ。
かぼちゃは続くよどこまでも。
かぼちゃの無間地獄です。
このまま作品を、じーっと見つめていたなら、
いつの間にか、自分もあっち側の世界の住人 (=かぼちゃ) になってしまうのでは?
そんな妄想に捕らわれました。
ちなみに、こちらの作品は2分間の入れ替え制。
タイマーが鳴ると、次の鑑賞者と交換しなければなりません。
妄想も2分間で強制終了です。
そして、屋上空間へ。
こちらには、新作のかぼちゃ立体作品 《Starry Pumpkin》 が展示されています。
表面に貼られているのは、ピンクとゴールドのモザイクタイル。
吹き抜けから注ぐ太陽の光を浴びて、ひと際キラキラしていました。
これまで、直島のものをはじめ、
数々の草間さんのかぼちゃを目にしてきましたが、個人的には、「ふ~ん。」 としか思わず。
写真をバシャバシャ撮っている女子の気持ちがわからなかったのですが。
(SNSのアイコンにしている女子の気持ちはもっとわからなかったのですがw)
今回初めて、その気持ちがよくわかりました。
気づけば、《Starry Pumpkin》 の写真を何枚も撮影していました。
もしかしたら、SNSのアイコンにしちゃうかもしれません。
それくらい、《Starry Pumpkin》 は造形的に惹かれるものがありました。
ちなみに、展示室以外も、草間彌生ワールド全開の草間彌生美術館。
エレベーターの内部も赤い水玉がビッシリ。
さらには、トイレも赤い水玉がビッシリです。
あまりに赤い水玉に毒されて (?)、火災報知器まで草間彌生さんの仕業に見えてきました。
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