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禁断の調査⁈入館料が高い美術館ランキング

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先日、メトロポリタン美術館の入館料の支払いが、原則義務化されるというニュースが報じられました。
これまでは任意方式を採用していましたが、支払う人が減り、運営費は困窮。。。
そのため、来月3月1日より、入館者は、
メトロポリタン美術館が目安として掲げている 「推奨価格」 を支払わなければならないそうです。
その価格は、大人25ドル。
日本円にして、約2800円です。

意外と、高い・・・。


日本の美術館は、常設展であれば、高くても1000円前後。
特別展の鑑賞料も、1500円前後が相場です。

と、ここで一つの疑問が生まれました。
日本にも、2800円級の美術館はあるのでしょうか?
そこで、今回の 『お願い!アートランキング』 では、
日本全国にある美術館の入館料の価格設定を徹底調査!
ありそうでなかった禁断の入館料高額ランキングを発表いたします。

☆ Ranking ランキング

第10位  ホキ美術館 1800円

ホキ


千葉県が誇る写実の殿堂・ホキ美術館が、ランキング入り。
日本で唯一、世界でもほぼ類を見ない写実専門の美術館であるだけに、そこまで割高感はなし。
ちなみに、第10位には、もう1館ランクイン。

第10位  ポーラ美術館 1800円

ポーラ


モネやルノワール、ピカソらの名品が堪能できるうえに、
富士箱根伊豆国立公園内という自然豊かな環境も楽しめる。
価格としては、十分に納得です。


第8位  スヌーピーミュージアム 2000円

スヌーピー


六本木に2年半の期間限定でオープンしたスヌーピーミュージアムが第8位。
スヌーピーファンなら、2000円は妥当な価格か。
スヌーピーファンでなければ・・・う~ん。

さらに、同じく入館料2000円のミュージアムが存在していました。

第8位  建築倉庫ミュージアム 2000円

建築


オープンしてしばらくは、確か入館料は1000円だったはずですが。
昨年7月に、しれっと2000円に値上げていた模様。
いや、倍額って・・・。


第6位  地中美術館 2060円

地中美術館


60円という謎の端数のおかげで、地中美術館が第6位にランクインしました。
館内で見られる作品の数は、9点。
そう考えると、作品1点当たりの鑑賞料は、日本一です。

ちなみに、この2060円という謎の価格設定は、直島ではスタンダートのよう。
同じエリア内にある犬島精錬所美術館も、やはり2060円でした。

第6位  犬島精錬所美術館 2060円




しかし、2060円。
なんとも支払いづらい金額です。
もし紙幣しか持ってなかったら、
お釣りで小銭がジャラジャラ返ってきてしまいます。


第5位  足立美術館 2300円

庭


「庭園日本一」(※)に14年連続で選ばれている庭は、確かに一見の価値はありました。
(※アメリカの日本庭園専門雑誌 『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』 が行っている日本庭園ランキング)
ただ、やはり冷静に考えると、2300円はかなり強気の金額設定。
鑑賞オンリー、散策することは出来ない庭園なのに。


第4位  岡田美術館 2800円

岡田美術館


箱根の小涌谷に、2013年に鳴り物入りでオープンした岡田美術館は、
開館時から、その入館料が2800円という高額設定であることが話題でした。
個人的な見解としては、コレクションの質の高さに加えて、
都内のN美術館やG美術館の3倍以上のボリュームがあるので、キリ良く3000円でもいいかと。
あと、源泉掛け流しの足湯も楽しめるので、コスパはいいです。


第2位で、ついに3000円オーバー。
しかも、同額で2館の美術館がランクインしました。
まずは、昨年10月にオープンしたばかりのミュージアム。

第2位  小田原文化財団 江之浦測候所 3240円




写真家で現代美術作家の杉本博司さんが、
構想20年の末に小田原の地に完成させた芸術家人生の集大成ともいうべきミュージアム。
夏至光遥拝100メートルギャラリーをはじめ、
石舞台やら光学硝子舞台やら、様々な施設が存在しているそうです。
まだ未訪なので、今年中に訪れなくては!

第2位  大塚国際美術館 3240円

大塚国際美術館


展示品は全部ニセモノ (陶板でのレプリカ) なのに、入館料は日本一高い。
でも、訪れた人の満足度も高い。
そんな大塚国際美術館が、堂々の第2位にランクイン!
僕も2011年に訪れたことがありますが、まんまと (?) その魅力にハマってしまいました。
美術館というよりは、美術のテーマパークといった印象。
ディズニーランドやUSJの価格と比べたら、3240円は全然安く感じられます。

“入館料が日本一高い美術館” 大塚国際美術館よりも、入館料が高い美術館。
その価格は、なんと、まさかの6900円
その美術館とは、一体?!

第1位  ポルセレインミュージアム 6900円

ポルセレインミュージアム


『ポルセレイン』 とは、英語で “磁器” のこと。
ヨーロッパの貴族たちに愛された伊万里の磁器を中心に展示しているミュージアムです。
こちらは、長崎のハウステンボス内にあり、
ハウステンボスのパスポートを持っている方のみ入場可能なミュージアム。
鑑賞するために、パスポートを購入しなければならないとは、相当ハードルが高いです。
ちなみに、「1DAYパスポート」 は6900円ですが、
午後5時から使える 「光の街アフター5パスポート」 なら、4900円。
2000円オフです!


ちなみに、こども料金が最も高額な美術館も調べてみました。
それは・・・




横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール
こども (1歳以上) で、1500円(記念品つき) だそうです。
愛と勇気だけが友達のアンパンマンは、意外とお金にはシビアなのですね。

以上、入館料が高い美術館ランキングでした。




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