「マイブーム」 「ゆるキャラ」 などの命名者であり、
今年、還暦を迎えるMJこと、みうらじゅんさん。
そんなみうら氏のマイブームの起源と全貌を明らかにする展覧会が、川崎市民ミュージアムで開催中です。
その名も、“MJ’s FES みうらじゅんフェス!マイブームの全貌展 SINCE 1958” 。
入り口では、みうら氏がデザインした 《ツッコミ如来立像》 がお出迎え。
会場に入る前から、バカバカしさ全開です (笑)
展覧会で紹介されているのは、みうら氏のこれまでのマイブームの数々。
その過程で蒐集された膨大な数の “珍奇なモノ” がところ狭しと並べられていました。
例えば、こちらのコーナーでは、
冷蔵庫に貼るマグネット、略して 「冷マ」 の展示に関しては、もはや現代アート作品のよう。
柴田理恵と松村邦洋が、ちょくちょく登場しています。
日本の多くの家庭の冷蔵庫に、
このマグネットが貼ってあるのかと想像すると、なんかツボでした (笑)
他にツボだったのは、ムカつく絵馬=ムカエマと、
「バカ」「エロ」「カッコイイ」 の三拍子そろったフェロモンレコードジャケットです。
上半身ヌードの南こうせつ・・・。
どんな需要があったのでしょう??
さらには、18禁のエロコレクションコーナーあり、
一応 (?) 本業であるイラストレーターとしての作品を紹介するコーナーあり、
みうらじゅん氏の部屋を再現したコーナーもあり、
何でもありの素晴らしきゴチャゴチャ感の展覧会場でした。
まさに、現代版のヴンダーカンマー (驚異の部屋) 。
改めて、みうらじゅんという人物の底知れなさ、途方もなさを実感させられました。
今やすっかり定着した 「ゆるキャラ」 もそうですが。
みうら氏のスゴさは、まずは誰も目をつけていないところに気が付くこと。
で、それらを、グループ化すること。
そして、キャッチーなネーミングを付けること。
何よりその作業を、本人が面白がってやっていること。
モノ自体は、ハッキリ言えば、くだらないモノばかりなのですが (笑)
みうら氏のフィルターを通すと、どれも面白く感じられます。
「次は何が展示されているのかな♪」 と、
こんなにもワクワク、前のめりで鑑賞した展覧会は久しぶりでした。
実は、これこそが、展覧会というものの本質なのでは?
キュレーションの本質なのでは?
あえての3ツ星!
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今年、還暦を迎えるMJこと、みうらじゅんさん。
そんなみうら氏のマイブームの起源と全貌を明らかにする展覧会が、川崎市民ミュージアムで開催中です。
その名も、“MJ’s FES みうらじゅんフェス!マイブームの全貌展 SINCE 1958” 。
入り口では、みうら氏がデザインした 《ツッコミ如来立像》 がお出迎え。
会場に入る前から、バカバカしさ全開です (笑)
展覧会で紹介されているのは、みうら氏のこれまでのマイブームの数々。
その過程で蒐集された膨大な数の “珍奇なモノ” がところ狭しと並べられていました。
例えば、こちらのコーナーでは、
観光地で 「誰がこんなもん買うわけ?」 と思わせる土産=いやげものの数々を紹介。
大量のゴムヘビや、
眠り小僧なる謎のキャラ、
ヘンな掛軸、略してヘンジクなどがフィーチャーされています。
一つ一つは取るに足らない、どうでもいいモノなのですが、
こうして一定の数が集まると、見るべきコレクションのように思えくるから不思議です。
大量のゴムヘビや、
眠り小僧なる謎のキャラ、
ヘンな掛軸、略してヘンジクなどがフィーチャーされています。
一つ一つは取るに足らない、どうでもいいモノなのですが、
こうして一定の数が集まると、見るべきコレクションのように思えくるから不思議です。
アート性すら感じます。
冷蔵庫に貼るマグネット、略して 「冷マ」 の展示に関しては、もはや現代アート作品のよう。
柴田理恵と松村邦洋が、ちょくちょく登場しています。
日本の多くの家庭の冷蔵庫に、
このマグネットが貼ってあるのかと想像すると、なんかツボでした (笑)
他にツボだったのは、ムカつく絵馬=ムカエマと、
「バカ」「エロ」「カッコイイ」 の三拍子そろったフェロモンレコードジャケットです。
上半身ヌードの南こうせつ・・・。
どんな需要があったのでしょう??
さらには、18禁のエロコレクションコーナーあり、
一応 (?) 本業であるイラストレーターとしての作品を紹介するコーナーあり、
みうらじゅん氏の部屋を再現したコーナーもあり、
何でもありの素晴らしきゴチャゴチャ感の展覧会場でした。
まさに、現代版のヴンダーカンマー (驚異の部屋) 。
改めて、みうらじゅんという人物の底知れなさ、途方もなさを実感させられました。
今やすっかり定着した 「ゆるキャラ」 もそうですが。
みうら氏のスゴさは、まずは誰も目をつけていないところに気が付くこと。
で、それらを、グループ化すること。
そして、キャッチーなネーミングを付けること。
何よりその作業を、本人が面白がってやっていること。
モノ自体は、ハッキリ言えば、くだらないモノばかりなのですが (笑)
みうら氏のフィルターを通すと、どれも面白く感じられます。
「次は何が展示されているのかな♪」 と、
こんなにもワクワク、前のめりで鑑賞した展覧会は久しぶりでした。
実は、これこそが、展覧会というものの本質なのでは?
キュレーションの本質なのでは?
あえての3ツ星!
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