現在、練馬区立美術館で開催されているのは、
“サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法” という展覧会。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
こちらは、フランスを代表するポスター作家レイモン・サヴィニャックに焦点を当てた展覧会で、
サヴィニャックのポスター作品はもちろんのこと、その原画やスケッチも数多く展示されています。
「サヴィニャック?それ、うめぇのか?」
という人も少なくないでしょうが。
彼が手掛けたポスターは、カフェやレストラン、オシャレな雑貨屋さん、
または、マダムのファッション店などで、きっと一度は目にしたことがあるはず。
意外と、サヴィニャックの作品は、日本の街中に溢れているものです。
ちなみに、今回のサヴィニャック展では、まぁまぁ見かける作品だけでなく、
日本の街中ではまず見かけることはない3~4m級の大型作品も多数出展されています。
これだけ巨大なポスターを展示すると、壁の余白はほとんどなし!
その前に立つと、ここが美術館であることを忘れてしまうほどでした。
まるで、パリの屋外にいるかのような気分になります。
・・・・・・・いや、パリには、行ったことないですが。
さてさて、サヴィニャックの魅力は何と言っても、その独特のユーモアセンスです。
例えば、こちらは、彼の出世作にして代表作。
一体、何のポスターでしょう?
牛肉?牛乳?それとも、バター??
牛よりも、こちらが首を傾げたくなります。
正解は、『牛乳石鹸モンサヴォン』。
石鹸が牛乳から出来ているということをアピールしたポスターです。
「この石鹸は、泡立ちがいいんですよ!」 でもなく、
「この石鹸を使えば、こんなに綺麗に!」 でもなく、
「この石鹸は、こんなにも肌に優しい!」 でもなく。
ただただ牛乳製であることだけが強調されています。
何ともユニークでシンプルな広告です。
ウシ繋がりで、もう一問。
こちらは、一体、何のポスターでしょう?
正解は、『マギー・ポトフ・ブイヨン』 です。
自分の体で取ったブイヨンの美味しそうな匂いに恍惚とした表情を浮かべるウシ。
かなりブラックジョークが効いていますが、
サヴィニャック独特ののほほんとしたタッチのおかげで、むしろ微笑ましさすら感じました。
そんなサヴィニャックは、世界の一流企業から引っ張りだこ。
ボールペンでお馴染みのBICや、
世界で初めて空気入りタイヤを発売したダンロップをはじめ、
世界的に有名なメーカーのポスターを数多く手掛けていますが、
実は、サントリーや森永といった日本の企業のポスターも手掛けていたようです。
ちなみに、今回の展覧会は、正式には、
「練馬区独立70周年記念展」 として開催されています。
“練馬区とサヴィニャックって何が関係あるんだろう??” と、密かに謎に思ってたのですが。
展覧会場で、その答えが判明しました。
なるほど!
練馬区なのにとしまえんのポスターを、
サヴィニャックが手掛けていたことがあったのですね。
森永チョコレートやとしまえんは、さておいて。
基本的に書かれているのは、フランス語。
にもかかわらず、日本人の僕でも、
なんとなく言わんとすることがわかる上に、
なんとなくその商品が欲しくなってしまいました。
ポスター作家サヴィニャックの非凡な才能を実感させられる展覧会です。
会期は、4月15日まで。
気になった方は、是非、練馬区立美術館へm9( ̄ー ̄)ビシッ!
1位を目指して、ランキングに挑戦中!
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
“サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法” という展覧会。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
こちらは、フランスを代表するポスター作家レイモン・サヴィニャックに焦点を当てた展覧会で、
サヴィニャックのポスター作品はもちろんのこと、その原画やスケッチも数多く展示されています。
「サヴィニャック?それ、うめぇのか?」
という人も少なくないでしょうが。
彼が手掛けたポスターは、カフェやレストラン、オシャレな雑貨屋さん、
または、マダムのファッション店などで、きっと一度は目にしたことがあるはず。
意外と、サヴィニャックの作品は、日本の街中に溢れているものです。
ちなみに、今回のサヴィニャック展では、まぁまぁ見かける作品だけでなく、
日本の街中ではまず見かけることはない3~4m級の大型作品も多数出展されています。
これだけ巨大なポスターを展示すると、壁の余白はほとんどなし!
その前に立つと、ここが美術館であることを忘れてしまうほどでした。
まるで、パリの屋外にいるかのような気分になります。
・・・・・・・いや、パリには、行ったことないですが。
さてさて、サヴィニャックの魅力は何と言っても、その独特のユーモアセンスです。
例えば、こちらは、彼の出世作にして代表作。
一体、何のポスターでしょう?
牛肉?牛乳?それとも、バター??
牛よりも、こちらが首を傾げたくなります。
正解は、『牛乳石鹸モンサヴォン』。
石鹸が牛乳から出来ているということをアピールしたポスターです。
「この石鹸は、泡立ちがいいんですよ!」 でもなく、
「この石鹸を使えば、こんなに綺麗に!」 でもなく、
「この石鹸は、こんなにも肌に優しい!」 でもなく。
ただただ牛乳製であることだけが強調されています。
何ともユニークでシンプルな広告です。
ウシ繋がりで、もう一問。
こちらは、一体、何のポスターでしょう?
正解は、『マギー・ポトフ・ブイヨン』 です。
自分の体で取ったブイヨンの美味しそうな匂いに恍惚とした表情を浮かべるウシ。
かなりブラックジョークが効いていますが、
サヴィニャック独特ののほほんとしたタッチのおかげで、むしろ微笑ましさすら感じました。
そんなサヴィニャックは、世界の一流企業から引っ張りだこ。
ボールペンでお馴染みのBICや、
世界で初めて空気入りタイヤを発売したダンロップをはじめ、
世界的に有名なメーカーのポスターを数多く手掛けていますが、
実は、サントリーや森永といった日本の企業のポスターも手掛けていたようです。
ちなみに、今回の展覧会は、正式には、
「練馬区独立70周年記念展」 として開催されています。
“練馬区とサヴィニャックって何が関係あるんだろう??” と、密かに謎に思ってたのですが。
展覧会場で、その答えが判明しました。
なるほど!
練馬区なのにとしまえんのポスターを、
サヴィニャックが手掛けていたことがあったのですね。
森永チョコレートやとしまえんは、さておいて。
基本的に書かれているのは、フランス語。
にもかかわらず、日本人の僕でも、
なんとなく言わんとすることがわかる上に、
なんとなくその商品が欲しくなってしまいました。
ポスター作家サヴィニャックの非凡な才能を実感させられる展覧会です。
会期は、4月15日まで。
気になった方は、是非、練馬区立美術館へm9( ̄ー ̄)ビシッ!
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