こんばんは。
今年初のATN (=アートテラーニュース) です。
今週の土曜3月3日14時より、アートテラー・とに~氏によるトークイベントが、
富山県内の美術館にて行われるということが、ATN取材班の調べでわかりました。
アートテラーとしては、北陸地方では初となるトークイベントのこと。
いつも以上に気合が入っているようです。
とに~氏にオファーを送ったのは、富山県水墨美術館。
こちらで現在開催中の展覧会、
“生誕140年 尾竹竹坡展” の関連イベントとして、
とに~氏によるトークイベントが予定されているそうです。
明治末頃には、横山大観の向こうを張るぐらいの人気と実力を誇った日本画家でありながら、
いつの間にやらすっかり歴史に埋もれ、今ではあまりメジャーでない尾竹竹坡 (1878~1936)。
そんな彼の魅力を、とに~流の切り口で発見して欲しいというのが、今回のオファーの主な内容。
果たして、とに~氏は、どんなトークイベントを繰り広げるのでしょうか?
「尾竹竹坡の作品は、過去に一度、近美で目にした記憶はあるのですが。
ハッキリ言って、ほとんどよく知らない日本画家でした (笑)
でも、むしろ、よく知らないほうが、
ネタは作りやすいので、今回のオファーは有難く引き受けさせて頂きました。
大観と並ぶくらいに人気と実力があったというのに、
なぜ、今はこんなにも大観と差が開いてしまったのか。
尾竹竹坡の人生を調べてみると、
“そりゃ、やっちゃダメだわ (苦笑)”
という 「しくじり」 を何度もやらかしていました。
本人の性格、生き様に、完全に原因アリです。
ん?これって、あの番組っぽくなりそうじゃない?!
ということで、今回のトークイベントの大筋が決まりました。
愛すべきしくじり日本画家・竹坡の問題行動の数々を、
あの人気番組のフォーマットでお伝えしようと思います。
ロゴも、それっぽい感じのものをバッチリ作成しました(笑)
「破天荒すぎて忘れ去られてしまった日本画家」 のしくじり人生を学ぶことで、
展覧会の見どころもわかる上に、反面教師として自分の人生にもちょっとだけ役立つかもしれない。
そんなトークイベントを目指します!
さてさて、この企画を思い付いた時、
“超楽しくなりそう♪” と、僕自身はノリノリでしたが。
一番の心配は、担当学芸員さんがノッてくださるかどうか。
「ふざけすぎですよ」 と一蹴されるかもと覚悟しつつ、
今回のトークイベントのアイディアをお伝えしたところ、
“面白そうですね!やりましょう!”
と、即快諾頂きました。
ノリのいい学芸員さんで良かったです。
いやぁ、今週土曜が楽しみだ。
泣いても笑っても一回限りの貴重な授業です。
富山県にお住まいの方、富山県のお近くにお住まいの方、是非、遊びにいらしてくださいませ。
ちなみに、他にも、いくつかネタを仕込んでします。
それらが、ちゃんとウケますように。
しくじりませんように。」
今回のトークイベント、聴講はなんと無料とのことです。
3月3日の14時から。
詳しくは、富山県水墨美術館の公式㏋をご覧くださいませ。
それでは、今夜のATNは、この辺りで。
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アートテラー・とに~氏、富山県で熱い授業を繰り広げる?!
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