2018年春大本命の展覧会 “プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光” が、ついに開幕しました!
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》 を含む、
ディエゴ・ベラスケス 《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》 1635年頃 マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado
スペインを代表する画家ベラスケスの傑作が7点 (!) も来日していることだとか。
ベラスケス以外にも、ティツィアーノやルーベンスといった、
絵画がもっとも花開いた17世紀に活躍した巨匠の名品も取り揃えられてることだとか。
ティツィアーノ 《音楽にくつろぐヴィーナス》 1550年頃 マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado
エスピノーサ 《ブドウのある八角形の静物》 をはじめ、
フアン・デ・エスピノーサ 《ブドウのある八角形の静物》 1646年 マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado
スペインで独自に発展した静物画 “ボデゴン” に焦点を当てたコーナーがあることだとか。
今回のプラド美術館展の見どころは、多々ありますが。
紹介したい見どころはすべてミッチーさんに言って頂きましたので、
おそらく史上初となるドラマ仕立ての㏚動画 (全7話) をご覧頂けましたら幸いです。
ちなみに、こちらの㏚動画ですが、
好評につき、あと3話が追加されることになりました!
3月16日より、毎週金曜の午前10時に配信される予定です。
内容はまだ内緒ですが、すでに公開されている7話と比べて、だいぶ遊びました。
9話に関しては、ほぼコントという感じです (笑)
そんな9話には、僕もカメオ出演しています。
ミッチーさんの世界観を台無しにしない程度に小芝居しましたので、是非ご視聴くださいませ。
・・・・・と、㏚動画の㏚記事になっている気がしますが。
プラド美術館展の㏚に関しては、僕がするまでもないでしょう。
素晴らしかったのは、言わずもがな。
会場には、いつになく威厳と風格が漂っており、
見知ったはずの国立西洋美術館が、まるで国立西洋美術館ではないようでした。
どこかの宮殿に迷い込んでしまったかと錯覚してしまったほど。
息を大きく吸い込めば、歴史ある名画そのものが放つ匂いも感じられます。
出展されている作品も、もちろんそれぞれ素晴らしかったですが、
それに輪をかけて、会場全体に漂う雰囲気が素晴らしい展覧会でした。
基本的に、美術館はカジュアルな格好でフラッと訪れる派の僕ですが、
この展覧会に限っては、スーツかジャケットかフォーマルな格好で再訪したいと思っています。
ちなみに、名画揃いの今回のプラド美術館展ですが、
中には、顔だけが大きく描かれた 《巨大な男性頭部》 や、
人がゾロゾロ描かれた 《ブリュッセルのオメガングもしくは鸚鵡の祝祭:職業組合の行列》 など、
思わず二度見してしまうナニコレな作品も少なくありませんでした。
個人的にもっともインパクト受けたのは、
アロンソ・カーノの 《聖ベルナルドゥスと聖母》 という一枚です。
アロンソ・カーノ 《聖ベルナルドゥスと聖母》 1657-60年 マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado
聖ベルナルドゥスは、12世紀の神学者。
ある日、特にマリア様を篤く信仰していた彼が、
「あなたは母たることをお示しください」 と聖堂で祈りを捧げていたとき、奇跡が起こります。
なんと聖母の彫像が動き出し、聖ベルナルドゥスの唇に母乳を滴らせたのだとか。
ただ、この絵は、もう滴らせるとか、そういうレベルを超えています。
水鉄砲のようにピューッと噴射されています。
マリア様の正確無比なコントロールには、ただただ驚くばかりです。
聖ベルナルドゥスも、奇跡を目の当たりにして感銘を受けているというよりは、若干戸惑っている様子。
「いや、マリア様、“母たること” ってそういうことじゃなくて・・・」 とでも言いたげな表情です。
でも、絶えず母乳が口に入ってきているので、ツッコみづらそうです。
口の中、コポコポ。
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(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》 を含む、
ディエゴ・ベラスケス 《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》 1635年頃 マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado
スペインを代表する画家ベラスケスの傑作が7点 (!) も来日していることだとか。
ベラスケス以外にも、ティツィアーノやルーベンスといった、
絵画がもっとも花開いた17世紀に活躍した巨匠の名品も取り揃えられてることだとか。
ティツィアーノ 《音楽にくつろぐヴィーナス》 1550年頃 マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado
エスピノーサ 《ブドウのある八角形の静物》 をはじめ、
フアン・デ・エスピノーサ 《ブドウのある八角形の静物》 1646年 マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado
スペインで独自に発展した静物画 “ボデゴン” に焦点を当てたコーナーがあることだとか。
今回のプラド美術館展の見どころは、多々ありますが。
紹介したい見どころはすべてミッチーさんに言って頂きましたので、
おそらく史上初となるドラマ仕立ての㏚動画 (全7話) をご覧頂けましたら幸いです。
ちなみに、こちらの㏚動画ですが、
好評につき、あと3話が追加されることになりました!
3月16日より、毎週金曜の午前10時に配信される予定です。
内容はまだ内緒ですが、すでに公開されている7話と比べて、だいぶ遊びました。
9話に関しては、ほぼコントという感じです (笑)
そんな9話には、僕もカメオ出演しています。
ミッチーさんの世界観を台無しにしない程度に小芝居しましたので、是非ご視聴くださいませ。
・・・・・と、㏚動画の㏚記事になっている気がしますが。
プラド美術館展の㏚に関しては、僕がするまでもないでしょう。
素晴らしかったのは、言わずもがな。
会場には、いつになく威厳と風格が漂っており、
見知ったはずの国立西洋美術館が、まるで国立西洋美術館ではないようでした。
どこかの宮殿に迷い込んでしまったかと錯覚してしまったほど。
息を大きく吸い込めば、歴史ある名画そのものが放つ匂いも感じられます。
出展されている作品も、もちろんそれぞれ素晴らしかったですが、
それに輪をかけて、会場全体に漂う雰囲気が素晴らしい展覧会でした。
基本的に、美術館はカジュアルな格好でフラッと訪れる派の僕ですが、
この展覧会に限っては、スーツかジャケットかフォーマルな格好で再訪したいと思っています。
ちなみに、名画揃いの今回のプラド美術館展ですが、
中には、顔だけが大きく描かれた 《巨大な男性頭部》 や、
人がゾロゾロ描かれた 《ブリュッセルのオメガングもしくは鸚鵡の祝祭:職業組合の行列》 など、
思わず二度見してしまうナニコレな作品も少なくありませんでした。
個人的にもっともインパクト受けたのは、
アロンソ・カーノの 《聖ベルナルドゥスと聖母》 という一枚です。
アロンソ・カーノ 《聖ベルナルドゥスと聖母》 1657-60年 マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado
聖ベルナルドゥスは、12世紀の神学者。
ある日、特にマリア様を篤く信仰していた彼が、
「あなたは母たることをお示しください」 と聖堂で祈りを捧げていたとき、奇跡が起こります。
なんと聖母の彫像が動き出し、聖ベルナルドゥスの唇に母乳を滴らせたのだとか。
ただ、この絵は、もう滴らせるとか、そういうレベルを超えています。
水鉄砲のようにピューッと噴射されています。
マリア様の正確無比なコントロールには、ただただ驚くばかりです。
聖ベルナルドゥスも、奇跡を目の当たりにして感銘を受けているというよりは、若干戸惑っている様子。
「いや、マリア様、“母たること” ってそういうことじゃなくて・・・」 とでも言いたげな表情です。
でも、絶えず母乳が口に入ってきているので、ツッコみづらそうです。
口の中、コポコポ。
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