2018年3月21日。
ついに、大規模な改修を終え、
東京都庭園美術館が総合開館 (グランドオープン) しました!
“・・・・・いや、わりと前から開館してたよ。”
と思った方もいらっしゃるかもしれませんが。
建物自体は完全リニューアルを果たしていたものの、
実は、東京都庭園美術館の庭園美術館たるゆえんである (?) “庭園” の整備は続けられていました。
この春、ようやく庭園の整備が完了!
今回の総合開館をもって、新しくなった西洋庭園が一般公開されています。
さらに、敷地内には、レストラン デュ パルクが誕生しました。
南青山の老舗ロアラブッシュの姉妹店で、本格的なフランス料理が提供されるとのこと。
しかも、美術館の閉館後も営業しており、22時までディナーが楽しめるそうです。
西洋庭園とレストランと。
今回の総合開館で、東京都庭園美術館のレベルが、いっきに3くらいアップした気がします。
さてさて、そんな総合開館を記念して、
6月21日まで開催されているのが、“アール・デコ・リヴァイヴァル!” です。
本館では、“建物公開 旧朝香宮邸物語” が、
新館では、“鹿島茂コレクション フランス絵本の世界” がそれぞれ展開。
2本立てで展覧会が楽しめる、実にお得なプログラムとなっています。
“建物公開 旧朝香宮邸物語” は、
まさに美術館そのものが美術品である東京都庭園美術館 (=旧朝香宮邸)、
その建物の魅力を存分に味わえる展覧会です。
文化学園服飾博物館所蔵の朝香宮邸ゆかりの衣装や、
アール・デコ時代のドレス、バッグなども出品されていましたが。
全体的には、「引っ越し直後?」 かと思うくらいに物は少なめ。
味付け (?) を最大限に抑えたシンプルな展示となっています。
普段の展覧会のように、ほとんど展示物が置かれていないことで、
この場所が美術館ではなく、人様の家であったことを強く実感させられました。
と同時に、「個人宅でありながら、この装飾!」、
改めて、朝香宮邸の建物のオモシロさ、いい意味での異様さも強く実感させられました。
ちなみに、今回の展覧会は、普段非公開のウインターガーデンが見学できるチャンスです。
“建物公開 旧朝香宮邸物語” は、一部を除き写真撮影も可能。
建築好きの方は、この機会に是非!
さてさて、絵本好きの方にオススメしたいのが、
新館で開催中の “鹿島茂コレクション フランス絵本の世界” 。
こちらは、フランス文学者の鹿島茂氏のコレクションの中から、
これまで秘蔵されてきたフランスの子どものための絵本コレクションを初公開する展覧会です。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
“フランスの絵本?” と、はじめはあまりピンと来なかったのですが。
『ガリバー旅行記』 や 『ラ・フォンテーヌの寓話』 といった名著や、
こどものころに親しんだおはなし 『ぞうのババール』 など、
日本人にも馴染みのある絵本が、意外と登場します。
ちなみに、『ペロー童話集』 もフランスの絵本。
「赤ずきんちゃん」 が紹介されていましたが、
ギュスターヴ・ドレによる挿絵が、予想以上にアダルトな雰囲気でした (笑)
なぜにベッドイン??
赤ずきんちゃんは、隣にいるのがおばあちゃんだと思いこんでいるわけですが。
いや、でも、そいつの正体はオオカミなわけで・・・って、なんかいろんな意味でハラハラしました。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
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東京都庭園美術館が総合開館 (グランドオープン) しました!
“・・・・・いや、わりと前から開館してたよ。”
と思った方もいらっしゃるかもしれませんが。
建物自体は完全リニューアルを果たしていたものの、
実は、東京都庭園美術館の庭園美術館たるゆえんである (?) “庭園” の整備は続けられていました。
この春、ようやく庭園の整備が完了!
今回の総合開館をもって、新しくなった西洋庭園が一般公開されています。
さらに、敷地内には、レストラン デュ パルクが誕生しました。
南青山の老舗ロアラブッシュの姉妹店で、本格的なフランス料理が提供されるとのこと。
しかも、美術館の閉館後も営業しており、22時までディナーが楽しめるそうです。
西洋庭園とレストランと。
今回の総合開館で、東京都庭園美術館のレベルが、いっきに3くらいアップした気がします。
さてさて、そんな総合開館を記念して、
6月21日まで開催されているのが、“アール・デコ・リヴァイヴァル!” です。
本館では、“建物公開 旧朝香宮邸物語” が、
新館では、“鹿島茂コレクション フランス絵本の世界” がそれぞれ展開。
2本立てで展覧会が楽しめる、実にお得なプログラムとなっています。
“建物公開 旧朝香宮邸物語” は、
まさに美術館そのものが美術品である東京都庭園美術館 (=旧朝香宮邸)、
その建物の魅力を存分に味わえる展覧会です。
文化学園服飾博物館所蔵の朝香宮邸ゆかりの衣装や、
アール・デコ時代のドレス、バッグなども出品されていましたが。
全体的には、「引っ越し直後?」 かと思うくらいに物は少なめ。
味付け (?) を最大限に抑えたシンプルな展示となっています。
普段の展覧会のように、ほとんど展示物が置かれていないことで、
この場所が美術館ではなく、人様の家であったことを強く実感させられました。
と同時に、「個人宅でありながら、この装飾!」、
改めて、朝香宮邸の建物のオモシロさ、いい意味での異様さも強く実感させられました。
ちなみに、今回の展覧会は、普段非公開のウインターガーデンが見学できるチャンスです。
“建物公開 旧朝香宮邸物語” は、一部を除き写真撮影も可能。
建築好きの方は、この機会に是非!
さてさて、絵本好きの方にオススメしたいのが、
新館で開催中の “鹿島茂コレクション フランス絵本の世界” 。
こちらは、フランス文学者の鹿島茂氏のコレクションの中から、
これまで秘蔵されてきたフランスの子どものための絵本コレクションを初公開する展覧会です。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
“フランスの絵本?” と、はじめはあまりピンと来なかったのですが。
『ガリバー旅行記』 や 『ラ・フォンテーヌの寓話』 といった名著や、
こどものころに親しんだおはなし 『ぞうのババール』 など、
日本人にも馴染みのある絵本が、意外と登場します。
ちなみに、『ペロー童話集』 もフランスの絵本。
「赤ずきんちゃん」 が紹介されていましたが、
ギュスターヴ・ドレによる挿絵が、予想以上にアダルトな雰囲気でした (笑)
なぜにベッドイン??
赤ずきんちゃんは、隣にいるのがおばあちゃんだと思いこんでいるわけですが。
いや、でも、そいつの正体はオオカミなわけで・・・って、なんかいろんな意味でハラハラしました。
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