西日本地区 (九州、中国、四国) を代表するミュージアム、福岡市美術館。
1979年の開館以来、近現代と古美術を中心に収集し、
現在、そのコレクションの総数は、約16000点に達しています。
そんな福岡市美術館は、来年3月までリニューアル工事で休館中。
この機会を利用して、現在、埼玉県立近代美術館で開催されているのが、
“モダンアート再訪ーダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展” です。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
福岡市美術館が誇る近現代コレクションの中から、
「モダンアート」(19世紀後半から20世紀後半まで) の名品を厳選して紹介する展覧会です。
正直なところ、
“まぁ、そこまでビックリするようなコレクションじゃないんだろうなァ”
と、軽く高を括っていたのですが。
ミロはあるわ、
オークションの高額落札の常連マーク・ロスコはあるわ、
今や世界が注目する “GUTAI” こと具体美術協会の主要メンバーのはあるわ、
ZOZOTOWNの前澤社長が高額で落札し、何かと話題のバスキアはあるわ、
シャガールはあるわ、藤田嗣治はあるわ、草間彌生はあるわ、ウォーホルはあるわ・・・。
極めつけには、ダリが最愛の妻を聖母のように描いた大作 《ポルト・リガトの聖母》 はあるわ。
モダンアート界の一流スターの作品が、軒並み揃っていました!
あまりの充実ぶりに、何度ビックリさせられたことでしょう。
そういえば、タモリ、郷ひろみ、松田聖子、高倉健、妻夫木聡、浜崎あゆみ・・・etc.
福岡県は、日本で一番スターを輩出している県でしたっけ。
そういう福岡県のスター性が、美術館のコレクションにも反映されてるのかもしれません。
ちなみに、福岡市美のコレクションに驚くたびに、
“あれっ?そういえば、埼玉県立近代美術館のコレクションって、どうだったっけ?”
ということが頭を過りました。
“・・・・・・・・・・・。”
あえて答えを出さないほうが、いいってこともありますよね。
コレクションの勝ち負けはともかくも、
1979年の開館以来、近現代と古美術を中心に収集し、
現在、そのコレクションの総数は、約16000点に達しています。
そんな福岡市美術館は、来年3月までリニューアル工事で休館中。
この機会を利用して、現在、埼玉県立近代美術館で開催されているのが、
“モダンアート再訪ーダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展” です。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
福岡市美術館が誇る近現代コレクションの中から、
「モダンアート」(19世紀後半から20世紀後半まで) の名品を厳選して紹介する展覧会です。
正直なところ、
“まぁ、そこまでビックリするようなコレクションじゃないんだろうなァ”
と、軽く高を括っていたのですが。
ミロはあるわ、
オークションの高額落札の常連マーク・ロスコはあるわ、
今や世界が注目する “GUTAI” こと具体美術協会の主要メンバーのはあるわ、
ZOZOTOWNの前澤社長が高額で落札し、何かと話題のバスキアはあるわ、
シャガールはあるわ、藤田嗣治はあるわ、草間彌生はあるわ、ウォーホルはあるわ・・・。
極めつけには、ダリが最愛の妻を聖母のように描いた大作 《ポルト・リガトの聖母》 はあるわ。
モダンアート界の一流スターの作品が、軒並み揃っていました!
あまりの充実ぶりに、何度ビックリさせられたことでしょう。
そういえば、タモリ、郷ひろみ、松田聖子、高倉健、妻夫木聡、浜崎あゆみ・・・etc.
福岡県は、日本で一番スターを輩出している県でしたっけ。
そういう福岡県のスター性が、美術館のコレクションにも反映されてるのかもしれません。
ちなみに、福岡市美のコレクションに驚くたびに、
“あれっ?そういえば、埼玉県立近代美術館のコレクションって、どうだったっけ?”
ということが頭を過りました。
“・・・・・・・・・・・。”
あえて答えを出さないほうが、いいってこともありますよね。
コレクションの勝ち負けはともかくも、
この貴重な機会を与えてくれた埼玉県立近代美術館に感謝です。
さてさて、モダンアートの一流スターたちに混じって、
桜井孝身、山内重太郎、オチオサムらといったあまり耳なじみのない作家たちも紹介されていました。
何者?
さてさて、モダンアートの一流スターたちに混じって、
桜井孝身、山内重太郎、オチオサムらといったあまり耳なじみのない作家たちも紹介されていました。
何者?
実は、彼らは、いわば九州のローカルスター。
1960年前後に活動した前衛美術家集団 「九州派」 のメンバーです。
どのメンバーの作品も、荒々しい印象。
なんでも作品の一部にはアスファルトが使用されているそうです。
ちなみに、地元福岡を拠点にしながらも、
しばしば東京の “読売アンデパンダン展” に作品で殴り込みをかけていたとのこと。
ヤンキーじゃん!
さすが、福岡県。
1960年前後に活動した前衛美術家集団 「九州派」 のメンバーです。
どのメンバーの作品も、荒々しい印象。
なんでも作品の一部にはアスファルトが使用されているそうです。
ちなみに、地元福岡を拠点にしながらも、
しばしば東京の “読売アンデパンダン展” に作品で殴り込みをかけていたとのこと。
ヤンキーじゃん!
さすが、福岡県。
(↑ヤンキー輩出県である千葉県出身の僕が言えた義理ではないですが)
そんな九州派の作品に、本能的に (?) ビビりましたが。
それ以上にビビったのが、フランスの現代美術家アルマンの 《呪われた村(光る目)》 という作品。
大人の事情で、寄りの画像は紹介できなくて恐縮なのですが、写真左の作品です。
小さなガラスケースの中に子供のマネキン人形が、12体ギッシリと詰められています。
12体とも無表情。
悪夢のような光景です。
その隣に、かなりパンチが効いた草間彌生作品が展示されていましたが。
そちらを軽く一蹴していたほどの破壊力がありました。
そうそう、余談も余談なのですが。
ウォーホルの 《エルヴィス》 を観たマダムが、連れの友人に、こんな感想をもらしていました。
「この人、絵、上手ねー。プレスリーそっくり!写真みたい」
いや、写真なんですよ。
そう教えてあげようかと思ったのですが、
そんな九州派の作品に、本能的に (?) ビビりましたが。
それ以上にビビったのが、フランスの現代美術家アルマンの 《呪われた村(光る目)》 という作品。
大人の事情で、寄りの画像は紹介できなくて恐縮なのですが、写真左の作品です。
小さなガラスケースの中に子供のマネキン人形が、12体ギッシリと詰められています。
12体とも無表情。
悪夢のような光景です。
その隣に、かなりパンチが効いた草間彌生作品が展示されていましたが。
そちらを軽く一蹴していたほどの破壊力がありました。
そうそう、余談も余談なのですが。
ウォーホルの 《エルヴィス》 を観たマダムが、連れの友人に、こんな感想をもらしていました。
「この人、絵、上手ねー。プレスリーそっくり!写真みたい」
いや、写真なんですよ。
そう教えてあげようかと思ったのですが、