資生堂ギャラリーによる新進アーティストの活動を応援する公募展。
それが、shiseido art egg。
第12回目となる本年度は、全国各地より350件の応募があったそうです。
そんな激戦を見事勝ち抜いた3名の入選者の個展が、今月より、各作家21日間ずつ開催されています。
そのトップバッターを飾るのが、“冨安由真展 くりかえしみるゆめ” です。
冨安由真さんといえば、ポルターガイストをモチーフにしたインスタレーション作品、
《In-between》 で、第21回岡本太郎現代芸術賞の特別賞を受賞されたアーティスト。
今回の個展では、資生堂ギャラリーの展示室全体を使って、
ポルターガイストをモチーフにしたインスタレーション作品を展開しています。
展示室を上から見ると、こんな感じ↓
岡本太郎現代芸術賞の作品より、確実にパワーアップしています!
何を隠そう、 《In-between》 を鑑賞時に、普通にビビった僕。
果たして、そのパワーアップver.に耐えられるのか。
イマイチ自信がありません。
“やだなぁ~…怖いなぁ~…”
そう思いながら、作品の入り口となる扉を開けました。
扉の向こうに待っていたのは、やはり 《In-between》 と同じく、一見すると、何の変哲もない部屋。
ただ、一度、 《In-between》 を喰らっていますので、
ここが何の変哲もない部屋でないことは織り込み済みです。
“どうせ光が明滅したり、どうせ突然音が鳴ったりするんでしょ?!”
と構えていたら、案の定でした。
わかっていても、怖いものは怖いのです。
さらに、今回の新作 《くりかえしみるゆめ Obsessed With Dreams》 は、
ワンルームだった 《In-between》 とは違い、複数の部屋からなっているのが、最大の特徴。
扉を開けて、部屋から部屋へと移動する必要があります。
そのたびに、ゾッとする絵に遭遇したり。。。ゾッとする光景に遭遇したり。。。
『バイオハザード』 をプレイしているかのような怖さがありました。
ゲームだったら、プレイするのをやめることも可能ですが、
実際に、この作品の中に入ってしまった以上、そういうわけにもいきません (泣)
また、複数の部屋からなることにより、 《In-between》 にはなかった新たな恐怖も。
それは、自分のいる部屋以外から、薄い壁を隔てて、
足音が聞こえたり、時に悲鳴のようなものが聞こえたり、人の気配が感じられること。
おそらく他の鑑賞者なのでしょうが。
もしかしたら、もしかすると、本物なのかも。
姿が見えないだけに、恐怖は増幅するばかりです。
さらに、こんな恐怖もありました。
仕掛けが一番多かったこちらの部屋で、例によって、ビビりまくっていた時のこと。
ふと気配を感じて、上を見上げると、そこには複数のシルエットがあったのです!
ついに、出ちゃったのかと、一瞬パニックになりかけましたが・・・。
この部屋には天井がないため、他の鑑賞者から見られていただけでした。
いや、それはそれで、恐怖。
そして、羞恥。
何か悔しかったので (←?)、のちほど、僕も上から他の鑑賞者の様子を見てみました。
まるで、神の視点に立ったよう。
妙な万能感がありました。
ちなみに。
資生堂ギャラリーの会場を出たからといって、すぐに恐怖から解放されるわけではありません。
街中で見かけるさまざまなものが、
「アレも、もしかして、冨安由真の作品の一部なのでは?」 と感じられてしまうのです。
家に帰るまでが、“冨安由真展” 。
いや、家に帰ったら帰ったで、やはりさまざまなものに、
「コレも、もしかして、冨安由真の作品の一部なのでは?」 と感じてしまいました。
家に帰っても、“冨安由真展” です。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
それが、shiseido art egg。
第12回目となる本年度は、全国各地より350件の応募があったそうです。
そんな激戦を見事勝ち抜いた3名の入選者の個展が、今月より、各作家21日間ずつ開催されています。
そのトップバッターを飾るのが、“冨安由真展 くりかえしみるゆめ” です。
冨安由真さんといえば、ポルターガイストをモチーフにしたインスタレーション作品、
《In-between》 で、第21回岡本太郎現代芸術賞の特別賞を受賞されたアーティスト。
今回の個展では、資生堂ギャラリーの展示室全体を使って、
ポルターガイストをモチーフにしたインスタレーション作品を展開しています。
展示室を上から見ると、こんな感じ↓
岡本太郎現代芸術賞の作品より、確実にパワーアップしています!
何を隠そう、 《In-between》 を鑑賞時に、普通にビビった僕。
果たして、そのパワーアップver.に耐えられるのか。
イマイチ自信がありません。
“やだなぁ~…怖いなぁ~…”
そう思いながら、作品の入り口となる扉を開けました。
扉の向こうに待っていたのは、やはり 《In-between》 と同じく、一見すると、何の変哲もない部屋。
ただ、一度、 《In-between》 を喰らっていますので、
ここが何の変哲もない部屋でないことは織り込み済みです。
“どうせ光が明滅したり、どうせ突然音が鳴ったりするんでしょ?!”
と構えていたら、案の定でした。
わかっていても、怖いものは怖いのです。
さらに、今回の新作 《くりかえしみるゆめ Obsessed With Dreams》 は、
ワンルームだった 《In-between》 とは違い、複数の部屋からなっているのが、最大の特徴。
扉を開けて、部屋から部屋へと移動する必要があります。
そのたびに、ゾッとする絵に遭遇したり。。。ゾッとする光景に遭遇したり。。。
『バイオハザード』 をプレイしているかのような怖さがありました。
ゲームだったら、プレイするのをやめることも可能ですが、
実際に、この作品の中に入ってしまった以上、そういうわけにもいきません (泣)
また、複数の部屋からなることにより、 《In-between》 にはなかった新たな恐怖も。
それは、自分のいる部屋以外から、薄い壁を隔てて、
足音が聞こえたり、時に悲鳴のようなものが聞こえたり、人の気配が感じられること。
おそらく他の鑑賞者なのでしょうが。
もしかしたら、もしかすると、本物なのかも。
姿が見えないだけに、恐怖は増幅するばかりです。
さらに、こんな恐怖もありました。
仕掛けが一番多かったこちらの部屋で、例によって、ビビりまくっていた時のこと。
ふと気配を感じて、上を見上げると、そこには複数のシルエットがあったのです!
ついに、出ちゃったのかと、一瞬パニックになりかけましたが・・・。
この部屋には天井がないため、他の鑑賞者から見られていただけでした。
いや、それはそれで、恐怖。
そして、羞恥。
何か悔しかったので (←?)、のちほど、僕も上から他の鑑賞者の様子を見てみました。
まるで、神の視点に立ったよう。
妙な万能感がありました。
ちなみに。
資生堂ギャラリーの会場を出たからといって、すぐに恐怖から解放されるわけではありません。
街中で見かけるさまざまなものが、
「アレも、もしかして、冨安由真の作品の一部なのでは?」 と感じられてしまうのです。
家に帰るまでが、“冨安由真展” 。
いや、家に帰ったら帰ったで、やはりさまざまなものに、
「コレも、もしかして、冨安由真の作品の一部なのでは?」 と感じてしまいました。
家に帰っても、“冨安由真展” です。
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