現在、竹中工務店東京本店の1階にあるGallery A4 (ギャラリーエークワッド) では、
“南の島の家づくり -東南アジア島嶼部の建築と生活-” という展覧会が開催中です。
木造建築というと、日本建築の専売特許のような印象を受けますが。
実は、東南アジア島嶼部も木造建築の文化圏。
隣接する中国やインド、イスラムの影響を受けたことで、
民族ごとに、世界でも類を見ないユニークで多用な木造建築を形づくってきたそうです。
そんな東南アジア島嶼部の木造建築に焦点を当てたのが、今回の展覧会。
ニッチもニッチな展覧会です。
展覧会の目玉は何と言っても、インドネシアのスンバ島の住居の再現。
さすが竹中工務店。
床に屋根、柱など、すべてがハリボテではなく、ちゃんと再現されていました。
普通に住むことが出来るレベルです。
ただ、床は竹が敷き詰められているので、住み心地は・・・。
スンバ島の人は、家の中で横になったりしないのでしょうか?
この床では、背中や腰の骨がゴリゴリしそうです。
もしかしたら、常に立って生活しているのでしょうか?
そうであれば、青竹踏みの要領で健康的になりそうな気もします。
床以外にも、日本の建築とスンバ島の建築は、
素材から窓の有無から雰囲気から、何から何まで違いましたが。
一番驚いたのは、男女で入り口が違うということ。
さらには、家屋の右側が男の領域、左側が女の領域と、生活する場所が決められているそうです。
また身分によっても、生活する場所が異なるのだとか。
開放的な建物かと思いきや、がっつりヒエラルキーに支配されているのですね。
ちなみに、再現されているのは、ギャラリーの天井高の関係で、居住スペースのみ。
実際には、屋根裏スペースがあり、そこには、祖先神が祀られているのだそうです。
また、東南アジア島嶼部の建築は、高床式がポピュラー。
トータルとしては、3階建て分くらいの高さがあるようです。
そんな東南アジア島嶼部の建築の作り方にチャレンジできるコーナーもありました。
木と木を紐で 「縛ってみよう!」 だとか、
「竹の瓦を葺いてみよう!」 だとか、お気軽な感じでコーナーが用意されていましたが。
お手本だけで、縛り方や瓦の葺き方を理解するのは、相当に至難の業。
出来る気がしませんでした。
というか、出来ませんでした。
また、竹中大工道具館の企画展ということもあって、
会場には、東南アジアとその近辺の大工道具も紹介されています。
「BALI」 と彫られた木槌。
これは間違いなく、東南アジアの木槌ですね。
インパクトがあったのは、中国の鉋。
とても大工道具とは思えないビジュアル。
呪いの人形か何かかと思いました。
目が完全にイっちゃってます。
それから、会場には東南アジアの人々の生活について詳しく紹介したコーナーも。
時代の変化により、ここ近年で、
彼らのライフスタイルは大きく変化してしまったようです。
そして、体型も。
いや、いくらなんでも変わりすぎだろ!
進撃の巨人みたいになっています。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
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実は、東南アジア島嶼部も木造建築の文化圏。
隣接する中国やインド、イスラムの影響を受けたことで、
民族ごとに、世界でも類を見ないユニークで多用な木造建築を形づくってきたそうです。
そんな東南アジア島嶼部の木造建築に焦点を当てたのが、今回の展覧会。
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展覧会の目玉は何と言っても、インドネシアのスンバ島の住居の再現。
さすが竹中工務店。
床に屋根、柱など、すべてがハリボテではなく、ちゃんと再現されていました。
普通に住むことが出来るレベルです。
ただ、床は竹が敷き詰められているので、住み心地は・・・。
スンバ島の人は、家の中で横になったりしないのでしょうか?
この床では、背中や腰の骨がゴリゴリしそうです。
もしかしたら、常に立って生活しているのでしょうか?
そうであれば、青竹踏みの要領で健康的になりそうな気もします。
床以外にも、日本の建築とスンバ島の建築は、
素材から窓の有無から雰囲気から、何から何まで違いましたが。
一番驚いたのは、男女で入り口が違うということ。
さらには、家屋の右側が男の領域、左側が女の領域と、生活する場所が決められているそうです。
また身分によっても、生活する場所が異なるのだとか。
開放的な建物かと思いきや、がっつりヒエラルキーに支配されているのですね。
ちなみに、再現されているのは、ギャラリーの天井高の関係で、居住スペースのみ。
実際には、屋根裏スペースがあり、そこには、祖先神が祀られているのだそうです。
また、東南アジア島嶼部の建築は、高床式がポピュラー。
トータルとしては、3階建て分くらいの高さがあるようです。
そんな東南アジア島嶼部の建築の作り方にチャレンジできるコーナーもありました。
木と木を紐で 「縛ってみよう!」 だとか、
「竹の瓦を葺いてみよう!」 だとか、お気軽な感じでコーナーが用意されていましたが。
お手本だけで、縛り方や瓦の葺き方を理解するのは、相当に至難の業。
出来る気がしませんでした。
というか、出来ませんでした。
また、竹中大工道具館の企画展ということもあって、
会場には、東南アジアとその近辺の大工道具も紹介されています。
「BALI」 と彫られた木槌。
これは間違いなく、東南アジアの木槌ですね。
インパクトがあったのは、中国の鉋。
とても大工道具とは思えないビジュアル。
呪いの人形か何かかと思いました。
目が完全にイっちゃってます。
それから、会場には東南アジアの人々の生活について詳しく紹介したコーナーも。
時代の変化により、ここ近年で、
彼らのライフスタイルは大きく変化してしまったようです。
そして、体型も。
いや、いくらなんでも変わりすぎだろ!
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