涯テノ詩聲 詩人 吉増剛造展
現在、松濤美術館で開催されているのは、”涯テノ詩聲 詩人 吉増剛造展” という展覧会。日本を代表する詩人、吉増剛造さん (1939~) をフィーチャーした展覧会です。展覧会は、全部で3章仕立て。まずは、「詩集の彼方へ」...
View Articleまったくやる気がございません
まだまだ暑い夏が続きますね。こうも暑いと、何もやる気がしません。仕事もしたくない。家事もしたくない。遊びにも行きたくない。コンビニに行くのも面倒なら、トイレに行くのすら面倒です。もしかしたら、読者の皆様は、このブログの記事を読むのすら面倒に感じているかもしれません。ということで、本日は、緊急企画!ポーズ決め決めの絵画を紹介すると、暑苦しく感じられるだけでしょうから、あえて、美術史に残る...
View Article陶と模様のものがたり 菊池コレクション
先日まで、竹工芸に特化した展覧会を開催していた菊池寛実記念 智美術館。すっかり会場を模様替えし、現在は、“陶と模様のものがたり 菊池コレクション” が開催されています。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)こちらは、「模様」...
View Articleチャンピオンといっしょ
ここに一枚の写真があります。画面の右には、今夏のGⅠクライマックスを制した新日本プロレスのエース・棚橋弘至さん。中央には、ミケランジェロの謎多き大理石彫刻 《ダヴィデ=アポロ》。そして、左には、よく見慣れた人物。どう見ても合成写真のようですが、CGは一切なし。現実の光景です。棚橋弘至×ミケランジェロ×アートテラー・とに~。この謎過ぎる3ショットは、“ミケランジェロと理想の身体”...
View Article珠玉の昆虫標本 ――江戸から平成の昆虫研究を支えた 東京大学秘蔵コレクション
現在、国立科学博物館にて、“特別展「昆虫」” が開催されていますが、東京大学総合研究博物館でも、昆虫をテーマにした展覧会が開催されています。その名も、”珠玉の昆虫標本 ――江戸から平成の昆虫研究を支えた 東京大学秘蔵コレクション”...
View Article南の島の家づくり -東南アジア島嶼部の建築と生活-
現在、竹中工務店東京本店の1階にあるGallery A4 (ギャラリーエークワッド) では、“南の島の家づくり -東南アジア島嶼部の建築と生活-”...
View Articleフクロウって知恵の象徴だけど、本当に頭がいいの?
スズメにサギにニワトリに。美術の世界には、実にたくさんの鳥が登場します。それら鳥にまつわるアート作品に関して抱いている疑問を、これまでに何度もトークショーでタッグを組んだ鳥博士・高橋雅雄君に解決してもらおうという企画。それが、「高橋君に聞いてみないとネ」 。 <プロフィール>高橋雅雄...
View Article没後160年記念 歌川広重
今年2018年は、歌川広重没後160年の節目の年。それを記念して、この秋、太田記念美術館では、前後期に分けて、代表作200点以上を紹介する “没後160年記念 歌川広重”...
View Article松岡コレクション ― 水のうつわ・空のうつわ 涼を招く東洋陶磁
先日は、久しぶりに白金台にある松岡美術館へ。古代エジプトのミイラの木棺あり、ガンダーラ仏あり、ヘンリー・ムアの彫刻あり。いい意味で、まとまりのない1階の展示室は、相変わらず見ごたえ満点でした。展示品は基本的に常設なので、いつもとほとんど変わりはなかったのですが、‟古代エジプト関連の展示品のキャプションが、...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪ (男女比は、7:3くらいで女性が多いです。...
View ArticlePHILIP COLBERT NEW PAINTINGS
日本初の洋画商として、90年以上の歴史を誇る日動画廊。あの藤田嗣治やアンディ・ウォーホルも生前に訪れたという銀座を、いや日本を代表する画廊です。そんな日動画廊で、現在開催されているのが、"PHILIP COLBERT NEW PAINTINGS"...
View Article半蔵門ミュージアム
今年4月。半蔵門駅直結のこちらのビルの中に・・・新たな美術館がオープンいたしました。その名も、半蔵門ミュージアム。宗教法人真如苑が所蔵する仏教美術を一般に公開するために設立した文化施設です。 ちなみに、設計を手掛けたのは、奈良国立博物館のなら仏像館の改修や、「宗教法人としては初」...
View Article大人も子どもも楽しめる!?はじめての浮世絵鑑賞
長野自動車道の松本インターチェンジのほど近くに・・・異彩を放つ外観の美術館があります。現代アートの美術館と見せかけて (←?)、なんと浮世絵の美術館。その名も、日本浮世絵博物館です。外観に浮世絵らしい要素、和風な要素は一切なし。強いて挙げるなら、おそらくこの部分が・・・葛飾北斎の 《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》...
View Article子どものへや トラフ建築設計事務所
今年2018年は、いわさきちひろ生誕100年の節目の年。それを記念して、東京と安曇野、両方のちひろ美術館では、「Life」をテーマに、7人 (組) の作家とコラボする展覧会シリーズ、“Life展” が1年を通じて開催されています。ちひろ美術館・東京での “Life展” は、このブログで欠かさず紹介してきましたが、安曇野ちひろ美術館で展開中の “Life展”...
View Article梅沢和木×TAKU OBATA 超えてゆく風景 展
現在、ワタリウム美術館で開催されているのは、“梅沢和木×TAKU OBATA 超えてゆく風景 展” という展覧会。インターネット上の画像をコラージュした作風で知られる梅沢和木さんと自らもブレイクダンサーとし、木彫でB-Boyを制作する彫刻家TAKU...
View Article民家の画家 向井潤吉 人物交流記
北は北海道から南は鹿児島まで、渡辺篤史ばりに日本全国の民家を巡っては、その姿を描き続けた画家・向井潤吉 (1901~1995)。約40年間にわたって、失われゆく草屋根の民家を描いた 「民家の画家」 です。そんな向井潤吉の大々的な回顧展、‟民家の画家 向井潤吉 人物交流記” が、現在、世田谷美術館で開催されています。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)《雨後千曲川》...
View Article[世界を変えた書物]展
ダーウィンの 『種の起源』 に、アインシュタインの 『一般相対性理論の基礎』 に、「我思う、故に我在り」 でお馴染みのデカルトの 『方法序説』 に。文字通り、世界を変えた貴重な書物の数々が、現在、上野の森美術館で開催中の "[世界を変えた書物]展" で展示公開されています。他にも、ユークリッドの 『原論 (幾何学原本)』 やニュートンの 『プリンキピア』 、‟世界を変えた”...
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