ロダンとユトリロの美術館が、東京都町田市にあるらしい。
その名も、西山美術館。
クレヨンしんちゃんのCMでお馴染みのクリクラを運営する・・・
株式会社ナックの創業者である実業家・西山由之氏の個人美術館です。
ずっと気にはなっていましたが、アクセスがやや不便なので、
スルーしていましたが、そちら方面での用事が出来たので、ついに足を運んできました。
小田急線鶴川駅からバスに乗り換え、10分ほど。
デカデカと掲げられた 『西山美術館』 の文字が見えてきました。
入り口は、武家屋敷風の立派な門構え。
ロダンもユトリロもへったくれもありません。
そんな純和風の門をくぐり抜け、
これまた純和風な庭を横目に上へ上へと昇っていくと、幟が目に飛び込んできました。
何と書かれているのでしょう?
目を凝らして、よーく見てみます。
何やら ‟新興宗教” 感たっぷりのフレーズが書かれていました。
「・・・・・引き返そうかな」
と、一瞬頭を過りましたが。
ここに来るまでの道のりが長かったので、一応、先に進んでみることに。
すると、かなりぶっ飛んだ感じの建物が現れました。
しかも、入り口の脇には、
時価2500万円もする謎の石が設置されています。
ところが、こちらは美術館ではなく、西村さんのご自宅とのこと。
美術館は、その隣にある建物でした。
外観から、いろいろカオスなことになっています。
まず、ギネス世界記録に登録されたという世界最大のローズクォーツの球が祀られていました。
もう完全に新興宗教じゃん。
それ以外にも、高価な石がゴロゴロ置かれていました。
ハート型の紅水晶:1200万円 (時価)
レッドジャスパーまたの名を赤碧石:1500万円 (時価)
ベネズエラ産のソーダライト:2100万円 (時価)
西山美術館から溢れ出す怪しさ:priceless。
ちなみに、石ではないですが、こちらの黄金のロダン像は・・・
なんとお値段3000万円とのこと!
ロダンの本物の作品を所蔵しているのに、
何故、わざわざB級感漂う黄金のロダン像を美術館の前に設置するのか。
センスが謎すぎます。
・・・・・と、ツッコミどころが多すぎて、
いちいちツッコんでいたら、いつまで経っても美術館の中に入れません。
そろそろ美術館の中へ。
入館料を払うと、チケットとパンフレットともに、謎のメダルを手渡されました。
さらに、「このケースの中から、好きな水晶を2粒選んでください」 とのこと。
「財布に入れておくと、金運がアップしますよ」 とのことでした。
「いりません」 と断るのもなんなので、2粒選んで頂く事に。
一応、財布に入れておきました。
もし、近々、羽振りがよくなったら、おそらくコレのおかげでしょう。
さてさて、なんとなく予想はしていましたが、館内にも石がたくさん展示されていました。
これらの石は写真撮影OK。
しかも、触るのもOKです。
触ることで、石からパワーが得られるとのこと。
手あたり次第、石にタッチしました。
確かに言われてみれば、石から手にパワーが伝わってくるような。
と、熱心に石にタッチしすぎて、
すっかり本題を忘れ始めたころ、ようやくロダンの彫刻が姿を現しました。
もちろん本物です。
本物なのですが。
数々の石と併せて展示されているため、本物感は若干薄れてしまっていました。
日本全国、いや、世界を探してみても、
ロダンの彫刻と珍しい石が、一緒くたに展示されているのは、おそらく西山美術館だけ。
一周回って、斬新な気がしてきました。
また、螺旋階段の下にロダンの彫刻を設置するという斬新な展示スタイルも。
あえて、こんなデッドスペースに置かなくても!
「頭上にご注意ください」 の警告は、
おそらく僕らではなく、 この彫刻作品に対してのものなのでしょう。
さてさて、実はここまでのスペースは、入館料無料。
なんとも太っ腹な美術館です。
入館料が必要となるのは、この先のユトリロの展示室 (=ユトリロ館)。
そこに入るために、受付で貰ったメダルが必要となるわけです。
ユトリロ館は撮影禁止。
ここまでとは打って変わって (?) 、
落ち着きのある空間に、数十点のユトリロ作品が展示されていました。
急にトーンが変わって、若干の戸惑いはありましたが、
ユトリロの作品は、どれも文句なしに素晴らしかったです。
また、生涯に3点しか製作されておらず、
しかも、そのうち1点は行方不明というユトリロの壷絵を観られたのも嬉しい限り。
‟日本一のユトリロコレクション” と自負するだけはありました。
ちなみに。
もう一つ気になったのが、館内に貼られていた西山美術館のポスター。
どうにも美術館らしさが感じられません。
レイアウトといいフォントといい、地方の中古車屋さんのポスターみたいです。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
その名も、西山美術館。
クレヨンしんちゃんのCMでお馴染みのクリクラを運営する・・・
株式会社ナックの創業者である実業家・西山由之氏の個人美術館です。
ずっと気にはなっていましたが、アクセスがやや不便なので、
スルーしていましたが、そちら方面での用事が出来たので、ついに足を運んできました。
小田急線鶴川駅からバスに乗り換え、10分ほど。
デカデカと掲げられた 『西山美術館』 の文字が見えてきました。
入り口は、武家屋敷風の立派な門構え。
ロダンもユトリロもへったくれもありません。
そんな純和風の門をくぐり抜け、
これまた純和風な庭を横目に上へ上へと昇っていくと、幟が目に飛び込んできました。
何と書かれているのでしょう?
目を凝らして、よーく見てみます。
何やら ‟新興宗教” 感たっぷりのフレーズが書かれていました。
「・・・・・引き返そうかな」
と、一瞬頭を過りましたが。
ここに来るまでの道のりが長かったので、一応、先に進んでみることに。
すると、かなりぶっ飛んだ感じの建物が現れました。
しかも、入り口の脇には、
時価2500万円もする謎の石が設置されています。
ところが、こちらは美術館ではなく、西村さんのご自宅とのこと。
美術館は、その隣にある建物でした。
外観から、いろいろカオスなことになっています。
まず、ギネス世界記録に登録されたという世界最大のローズクォーツの球が祀られていました。
もう完全に新興宗教じゃん。
それ以外にも、高価な石がゴロゴロ置かれていました。
ハート型の紅水晶:1200万円 (時価)
レッドジャスパーまたの名を赤碧石:1500万円 (時価)
ベネズエラ産のソーダライト:2100万円 (時価)
西山美術館から溢れ出す怪しさ:priceless。
ちなみに、石ではないですが、こちらの黄金のロダン像は・・・
なんとお値段3000万円とのこと!
ロダンの本物の作品を所蔵しているのに、
何故、わざわざB級感漂う黄金のロダン像を美術館の前に設置するのか。
センスが謎すぎます。
・・・・・と、ツッコミどころが多すぎて、
いちいちツッコんでいたら、いつまで経っても美術館の中に入れません。
そろそろ美術館の中へ。
入館料を払うと、チケットとパンフレットともに、謎のメダルを手渡されました。
さらに、「このケースの中から、好きな水晶を2粒選んでください」 とのこと。
「財布に入れておくと、金運がアップしますよ」 とのことでした。
「いりません」 と断るのもなんなので、2粒選んで頂く事に。
一応、財布に入れておきました。
もし、近々、羽振りがよくなったら、おそらくコレのおかげでしょう。
さてさて、なんとなく予想はしていましたが、館内にも石がたくさん展示されていました。
これらの石は写真撮影OK。
しかも、触るのもOKです。
触ることで、石からパワーが得られるとのこと。
手あたり次第、石にタッチしました。
確かに言われてみれば、石から手にパワーが伝わってくるような。
と、熱心に石にタッチしすぎて、
すっかり本題を忘れ始めたころ、ようやくロダンの彫刻が姿を現しました。
もちろん本物です。
本物なのですが。
数々の石と併せて展示されているため、本物感は若干薄れてしまっていました。
日本全国、いや、世界を探してみても、
ロダンの彫刻と珍しい石が、一緒くたに展示されているのは、おそらく西山美術館だけ。
一周回って、斬新な気がしてきました。
また、螺旋階段の下にロダンの彫刻を設置するという斬新な展示スタイルも。
あえて、こんなデッドスペースに置かなくても!
「頭上にご注意ください」 の警告は、
おそらく僕らではなく、 この彫刻作品に対してのものなのでしょう。
さてさて、実はここまでのスペースは、入館料無料。
なんとも太っ腹な美術館です。
入館料が必要となるのは、この先のユトリロの展示室 (=ユトリロ館)。
そこに入るために、受付で貰ったメダルが必要となるわけです。
ユトリロ館は撮影禁止。
ここまでとは打って変わって (?) 、
落ち着きのある空間に、数十点のユトリロ作品が展示されていました。
急にトーンが変わって、若干の戸惑いはありましたが、
ユトリロの作品は、どれも文句なしに素晴らしかったです。
また、生涯に3点しか製作されておらず、
しかも、そのうち1点は行方不明というユトリロの壷絵を観られたのも嬉しい限り。
‟日本一のユトリロコレクション” と自負するだけはありました。
ちなみに。
もう一つ気になったのが、館内に貼られていた西山美術館のポスター。
どうにも美術館らしさが感じられません。
レイアウトといいフォントといい、地方の中古車屋さんのポスターみたいです。
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