東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中の…
“映画女優 香川京子” に行ってまいりました。
衝撃的なカミングアウトではありますが、
私とに～は、今日の今日まで、香川京子さんを存じ上げませんでした。
原節子さんとか、田中絹代さんは存じ上げていたんですが。。。
どうも香川京子さんは、すっぽりと僕のエアポケットに入り込んでいたようです。
ただ、僕以外にも、香川京子さんのことを知らない人がいないとも限らないので。
簡単に、ご紹介を。
香川京子 （1931～） は、1949年の映画界入り以来、
清潔な魅力と飾らない演技でアイドル的な人気を獲得し、日本映画界に新風を吹き込んだ女優。
今井正監督の 『ひめゆりの塔』 をはじめ、
ひめゆりの塔 [DVD]/津島恵子,香川京子,藤田進
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小津安二郎の 『東京物語』 、
東京物語 [DVD]/笠智衆,東山千栄子
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黒澤明の 『どん底』 、
どん底 [Blu-ray]/三船敏郎,山田五十鈴,香川京子
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溝口健二の 『近松物語』 、
近松物語 [DVD]/長谷川一夫.香川京子.南田洋子.進藤英太郎.小沢栄
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などなど、挙げればキリがないくらいに、
日本映画史…いや、世界映画史に残る傑作で名演を見せた女優さんです。
ちなみに、円谷英二監督の 『モスラ』 にも出演していたとのこと。
モスラ [DVD]/フランキー堺,小泉博,ザ・ピーナッツ
￥5,040
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日本の巨匠の作品すべてに出演していたと言っても過言ではありません。
そんな功績が認められ、今年2011年、
何と日本人では初となる国際フィルム・アーカイブ連盟のFIAF賞を受賞。
名実ともに、世界的な女優となったのです。
それを記念して開催されている東京国立近代美術館フィルムセンターでの展覧会。
会場には、これまで彼女が出演した映画のの旧蔵資料や、
彼女自身のポートレートや、写真アルバム、広告ポスターなどが、ひしめくように展示されています。
まず間違いなく、香川京子ファンだった人には、たまらない展示になっているはずです。
（↑たぶん卒倒しちゃいますね！）
僕は、この展覧会を通じて、初めて、香川京子さんを知ったわけですが、
無数に展示されている香川京子さんのポートレートや広告を見て、彼女が人気があった理由がわかった気がしました。
他の女優さんに比べて、いい意味で、女優オーラがないのです。
いい意味で、手が届きそうな感じと言いますか。
でも、役によっては、まったく別の顔を見せているのも、魅力的。
おそらく、現代の女優に例えると、綾瀬はるかではないでしょうか （異論反論、受付けますｗ）
ちなみに。
フィルムセンター大ホールでは、
展覧会の会期終了まで、「映画女優 香川京子」 と銘打って、彼女の名作を日替わりで上映中
（一般500円）
香川京子ファンだった方は、是非、足を運んでみては。
こうして、 “映画女優 香川京子” が開催されるわけですから、
50年後くらいには、 “映画女優 綾瀬はるか” とかも開催されるのでしょうか。
その際には、行きます。
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映画女優 香川京子
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