ファッションビジネスに長年携わってきた桶田俊二・聖子夫妻によって収集されたアートコレクション。
それが、桶田コレクション (OKETA COLLECTION)。
これまで一般公開されたことがない、知る人ぞ知るアートコレクションです。
そんな桶田コレクションが、ついに一般公開!
現在、表参道のスパイラルで開催中の展覧会、
"OKETA COLLECTION:LOVE @ FIRST SIGHT" にて公開されています。
出展されているのは、数百点を超える桶田コレクションから厳選された約20点。
展覧会のタイトルに “Love at first sight” とあるように、
桶田夫妻が "ひと目惚れ" した作品が一堂に会しています。
会場に入って、まず目に飛び込んでくるのは、
桶田夫妻が現代アートの世界に、のめり込むきっかけとなったという草間彌生さんの作品群です。
その中でもとりわけ目を惹く、巨大な 《南瓜》 の絵画作品は、
なんと、草間さんの故郷にある松本市美術館が所蔵するカボチャ作品と同サイズ。
つまり、現時点で最も大きな 《南瓜》 の平面作品というわけです。
それが、まさか個人のコレクションだなんて!
・・・・・と、驚いたのも束の間。
“世界のムラカミ” こと村上隆さんの巨大なキャンバス作品や、
国内外でカルト的な人気を誇る五木田智央さんの巨大なキャンバス作品、
さらには、セクシーロボットで知られる空山基さんの最新作など、
今もっともキテいる人気アーティストたちの作品が、次から次へと登場。
もはや、いちいち驚いている余裕はありませんでした。
くどいようですが、これらすべてが個人コレクションだなんて!
「お金は寂しがり屋、お金のあるところに集まる」 と、言いますが。
アートも、寂しがり屋で、あるところに集まるものなのかもしれません。
なお、会場での写真撮影は、基本的に全面OK!
しかも、入場料は無料!
桶田夫妻には足を向けて寝られない。
そう実感した展覧会です。
ちなみに。
桶田夫妻が一目惚れした作品の数々は、
どれも見ごたえがあり、ついつい横恋慕してしまいましたが。
特に心を奪われたのは、こちらの巨大な絵画作品です。
作者は、アメリカ出身のストリートアーティストKAWS。
バッテンの目がトレードマークで、
最近ではユニクロのTシャツとコラボしたことでもお馴染みのアートティストです。
パッと見は、抽象画のように感じられますが、
実は、目がバッテンのスヌーピーがレイヤーで描かれています。
可愛くて、クール。
センス良すぎな作品です。
パッと見は抽象画のよう、といえば、
トッド・ジェームスのこちらの作品も。
目に飛び込んできた瞬間は、何が描かれているのかサッパリわかりませんでしたが。
しばらく眺めるうちに、室内を描いた絵であること、
女性が描かれていること、やたらと胴が長い猫が描かれていること、などなど、
さまざまな情報が判明しました。
女性はおそらく煙草を手にしているのでしょうが、
中指を立てているように見えて仕方がありません。
画面右に描かれたスツールは、プールの監視員用の椅子に見えて仕方ありません。
画面手前の水差しは、バーバパパに見えて仕方ありませんでした。
観れば観るほど、いろんなところが気になってくる。
白昼夢のような印象の絵でした。
最後に、もう1つ印象的だった作品をご紹介いたしましょう。
こちらは、今若者に人気のファッションブランドOff-Whiteのディレクターでもあり、
建築家やグラフィックデザイナー、DJなど、マルチに活躍するヴァージル・アブローの作品。
黒いキャンバスに、「広告はこちら」 の文字と、謎の電話番号が浮かび上がっています。
現在はさすがに使われていないでしょうが、
作品を発表した当時は、実際にこの番号に電話をかけると、
Off-Whiteのデザイナーが、コレクションの説明をしてくれたのだそうです。
ちなみに、黒い部分は、近づいて見ると、執拗に塗りつぶされているのがわかります。
なんでもヴァージル・アブローは、
18時間かけて、このキャンバスを黒く塗りつぶしたのだとか。
さっと見て終わりではなく、じっくりと隅々まで観てあげてくださいませ。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
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それが、桶田コレクション (OKETA COLLECTION)。
これまで一般公開されたことがない、知る人ぞ知るアートコレクションです。
そんな桶田コレクションが、ついに一般公開!
現在、表参道のスパイラルで開催中の展覧会、
"OKETA COLLECTION:LOVE @ FIRST SIGHT" にて公開されています。
出展されているのは、数百点を超える桶田コレクションから厳選された約20点。
展覧会のタイトルに “Love at first sight” とあるように、
桶田夫妻が "ひと目惚れ" した作品が一堂に会しています。
会場に入って、まず目に飛び込んでくるのは、
桶田夫妻が現代アートの世界に、のめり込むきっかけとなったという草間彌生さんの作品群です。
その中でもとりわけ目を惹く、巨大な 《南瓜》 の絵画作品は、
なんと、草間さんの故郷にある松本市美術館が所蔵するカボチャ作品と同サイズ。
つまり、現時点で最も大きな 《南瓜》 の平面作品というわけです。
それが、まさか個人のコレクションだなんて!
・・・・・と、驚いたのも束の間。
“世界のムラカミ” こと村上隆さんの巨大なキャンバス作品や、
国内外でカルト的な人気を誇る五木田智央さんの巨大なキャンバス作品、
さらには、セクシーロボットで知られる空山基さんの最新作など、
今もっともキテいる人気アーティストたちの作品が、次から次へと登場。
もはや、いちいち驚いている余裕はありませんでした。
くどいようですが、これらすべてが個人コレクションだなんて!
「お金は寂しがり屋、お金のあるところに集まる」 と、言いますが。
アートも、寂しがり屋で、あるところに集まるものなのかもしれません。
なお、会場での写真撮影は、基本的に全面OK!
しかも、入場料は無料!
桶田夫妻には足を向けて寝られない。
そう実感した展覧会です。
ちなみに。
桶田夫妻が一目惚れした作品の数々は、
どれも見ごたえがあり、ついつい横恋慕してしまいましたが。
特に心を奪われたのは、こちらの巨大な絵画作品です。
作者は、アメリカ出身のストリートアーティストKAWS。
バッテンの目がトレードマークで、
最近ではユニクロのTシャツとコラボしたことでもお馴染みのアートティストです。
パッと見は、抽象画のように感じられますが、
実は、目がバッテンのスヌーピーがレイヤーで描かれています。
可愛くて、クール。
センス良すぎな作品です。
パッと見は抽象画のよう、といえば、
トッド・ジェームスのこちらの作品も。
目に飛び込んできた瞬間は、何が描かれているのかサッパリわかりませんでしたが。
しばらく眺めるうちに、室内を描いた絵であること、
女性が描かれていること、やたらと胴が長い猫が描かれていること、などなど、
さまざまな情報が判明しました。
女性はおそらく煙草を手にしているのでしょうが、
中指を立てているように見えて仕方がありません。
画面右に描かれたスツールは、プールの監視員用の椅子に見えて仕方ありません。
画面手前の水差しは、バーバパパに見えて仕方ありませんでした。
観れば観るほど、いろんなところが気になってくる。
白昼夢のような印象の絵でした。
最後に、もう1つ印象的だった作品をご紹介いたしましょう。
こちらは、今若者に人気のファッションブランドOff-Whiteのディレクターでもあり、
建築家やグラフィックデザイナー、DJなど、マルチに活躍するヴァージル・アブローの作品。
黒いキャンバスに、「広告はこちら」 の文字と、謎の電話番号が浮かび上がっています。
現在はさすがに使われていないでしょうが、
作品を発表した当時は、実際にこの番号に電話をかけると、
Off-Whiteのデザイナーが、コレクションの説明をしてくれたのだそうです。
ちなみに、黒い部分は、近づいて見ると、執拗に塗りつぶされているのがわかります。
なんでもヴァージル・アブローは、
18時間かけて、このキャンバスを黒く塗りつぶしたのだとか。
さっと見て終わりではなく、じっくりと隅々まで観てあげてくださいませ。
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