~前回までのあらすじ~
世の中には2種類の男しか居ない。
国宝ハンターか、国宝ハンター以外か。
その国宝ハンターのほうに含まれる男・とに~は、
これまでに日本全国にある国宝1119件のうち、1009件の国宝をハンティング。
ゴールまであと110件!
宇宙から見える唯一の国宝ハンターは、今日も日本を駆け巡る!
令和初の国宝ハンターの旅は、奈良県の壺阪山駅からスタートしました。
ここから歩いて15分ほどの距離にあるのが、キトラ古墳壁画体験館 「四神の館」。
平成最後に国宝に指定された 《キトラ古墳壁画》 (ジャンル:彫刻) を保存する施設です。
もともとは、当たり前ですが、キトラ古墳内の石室に描かれていた 《キトラ古墳壁画》。
しかし、2013年に、保存の観点から、丁寧にぺリペリペリっと漆喰ごと剥ぎ取られました。
以来、キトラ古墳壁画体験館 「四神の館」 内で大切に保存されています。
《キトラ古墳壁画》 は、普段は公開されていませんが、
年に4回ほど、1日700名程度限定、事前申込制で公開しています。
(定員に達していない場合、当日受付あり)
今回は、その令和一発目となる公開のタイミングに合わせての訪問です。
まずは、地階部分へ。
こちらのスペースでは、キトラ古墳に関するあれこれが、
レプリカやパネル、映像などでわかりやすく紹介されています。
「天井に描かれた中国式の天文図は、現存する世界最古の例である」 とか、
「四神の図像全てが揃う古墳壁画は、日本ではキトラ古墳壁画だけ」 とか。
キトラ古墳について、たっぷり詳しくなったところで、いよいよ壁画展示室へ移動します。
壁画展示室は写真撮影不可。携帯電話の使用不可。
見学可能な時間は10分。
10分経つと、アラームが鳴り、強制的に退出となります。
今回、壁画展示室に展示されていたのは、
ガラス小玉などのキトラ古墳出土品と、青龍が描かれた東壁。
東西南北の4つの壁の中で、もっとも東壁が劣化が激しいのだそう。
・・・・・・・。
青龍の姿は、ほとんど確認できませんでした。
かろうじて、ベロンと伸びたベロが確認できるくらいです。
東壁の左下部分に描かれた獣頭人身の十二支のうちの寅の姿は確認できたので、まぁ良しとしましょう。
ところで、《キトラ古墳壁画》 は、国宝にも指定され、
保存や公開のための専用の立派な施設まで建設されたわけですが。
肝心のキトラ古墳そのものは、どうなっているのでしょう?
最後に、歩いてすぐの位置にあるキトラ古墳を訪れてみることに。
想像していたよりも、キトラ古墳の見た目はシンプルでした。
そして、《キトラ古墳壁画》 と比べると、紹介もサラッとしたものでした。
キトラ古墳壁画体験館 「四神の館」 には、あんなにも人がいたのに。
キトラ古墳には、僕以外誰もいませんでした。
お目当ての中身を取ってしまったら、外身はその辺にポイッ (←?)。
まるでビックリマンシールだけ取って、ビックリマンチョコを捨てる。
それに近いものを感じました。
キトラ古墳をあとにし、お次は西大寺へ。
その名前からピンと来た人もいらっしゃるでしょうが、
奈良県を代表する古刹・東大寺と、双璧を成すお寺です。
そんな西大寺の聚宝館なる施設に、まだ見ぬ国宝があるのですが・・・・
明らかに、閉まってます!!
・・・・・いやいや、落ち着け。
確かに、これまで何度か公開日を勘違いするケースはありました。
しかし、人は成長するもの。
同じ失敗は繰り返さないのです。
そんなうっかり野郎は、平成で卒業しました。
令和からの国宝ハンターは、一味違うのです。
その証拠に、ほらこの通り。
(↑西大寺の公式HPの一部をキャプチャしたものです)
聚宝館の開館日は、ちゃんとチェック済。
僕が西大寺を訪れたのは、5月21日。
公開期間内に、余裕で含まれています。
つまり、聚宝館が閉まっているわけがないのです。
きっと他に入り口があるのでしょう。
・・・・・・・・・・が、周囲をぐるりと探索するも、他に入り口らしき場所はなし。
一体どういうことなのでしょう(汗)??
しばらく境内を歩いていると、本堂の近くで、こちらの看板を発見。
その一部に、目が吸い込まれました。
えっ?はっ?どういうこと?!
慌ててお寺の人を捕まえ、事情を聴いてみることに。
すると、こんな答えが返ってきました。
「あらぁ。これはHPのほうが間違ってるわ」
「・・・・・(絶句)」
神も仏もないとは、まさにこのこと。
今現在の国宝ハンティング数 1010/1119
1位を目指して、ランキングに挑戦中!
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世の中には2種類の男しか居ない。
国宝ハンターか、国宝ハンター以外か。
その国宝ハンターのほうに含まれる男・とに~は、
これまでに日本全国にある国宝1119件のうち、1009件の国宝をハンティング。
ゴールまであと110件!
宇宙から見える唯一の国宝ハンターは、今日も日本を駆け巡る!
令和初の国宝ハンターの旅は、奈良県の壺阪山駅からスタートしました。
ここから歩いて15分ほどの距離にあるのが、キトラ古墳壁画体験館 「四神の館」。
平成最後に国宝に指定された 《キトラ古墳壁画》 (ジャンル:彫刻) を保存する施設です。
もともとは、当たり前ですが、キトラ古墳内の石室に描かれていた 《キトラ古墳壁画》。
しかし、2013年に、保存の観点から、丁寧にぺリペリペリっと漆喰ごと剥ぎ取られました。
以来、キトラ古墳壁画体験館 「四神の館」 内で大切に保存されています。
《キトラ古墳壁画》 は、普段は公開されていませんが、
年に4回ほど、1日700名程度限定、事前申込制で公開しています。
(定員に達していない場合、当日受付あり)
今回は、その令和一発目となる公開のタイミングに合わせての訪問です。
まずは、地階部分へ。
こちらのスペースでは、キトラ古墳に関するあれこれが、
レプリカやパネル、映像などでわかりやすく紹介されています。
「天井に描かれた中国式の天文図は、現存する世界最古の例である」 とか、
「四神の図像全てが揃う古墳壁画は、日本ではキトラ古墳壁画だけ」 とか。
キトラ古墳について、たっぷり詳しくなったところで、いよいよ壁画展示室へ移動します。
壁画展示室は写真撮影不可。携帯電話の使用不可。
見学可能な時間は10分。
10分経つと、アラームが鳴り、強制的に退出となります。
今回、壁画展示室に展示されていたのは、
ガラス小玉などのキトラ古墳出土品と、青龍が描かれた東壁。
東西南北の4つの壁の中で、もっとも東壁が劣化が激しいのだそう。
・・・・・・・。
青龍の姿は、ほとんど確認できませんでした。
かろうじて、ベロンと伸びたベロが確認できるくらいです。
東壁の左下部分に描かれた獣頭人身の十二支のうちの寅の姿は確認できたので、まぁ良しとしましょう。
ところで、《キトラ古墳壁画》 は、国宝にも指定され、
保存や公開のための専用の立派な施設まで建設されたわけですが。
肝心のキトラ古墳そのものは、どうなっているのでしょう?
最後に、歩いてすぐの位置にあるキトラ古墳を訪れてみることに。
想像していたよりも、キトラ古墳の見た目はシンプルでした。
そして、《キトラ古墳壁画》 と比べると、紹介もサラッとしたものでした。
キトラ古墳壁画体験館 「四神の館」 には、あんなにも人がいたのに。
キトラ古墳には、僕以外誰もいませんでした。
お目当ての中身を取ってしまったら、外身はその辺にポイッ (←?)。
まるでビックリマンシールだけ取って、ビックリマンチョコを捨てる。
それに近いものを感じました。
キトラ古墳をあとにし、お次は西大寺へ。
その名前からピンと来た人もいらっしゃるでしょうが、
奈良県を代表する古刹・東大寺と、双璧を成すお寺です。
そんな西大寺の聚宝館なる施設に、まだ見ぬ国宝があるのですが・・・・
明らかに、閉まってます!!
・・・・・いやいや、落ち着け。
確かに、これまで何度か公開日を勘違いするケースはありました。
しかし、人は成長するもの。
同じ失敗は繰り返さないのです。
そんなうっかり野郎は、平成で卒業しました。
令和からの国宝ハンターは、一味違うのです。
その証拠に、ほらこの通り。
(↑西大寺の公式HPの一部をキャプチャしたものです)
聚宝館の開館日は、ちゃんとチェック済。
僕が西大寺を訪れたのは、5月21日。
公開期間内に、余裕で含まれています。
つまり、聚宝館が閉まっているわけがないのです。
きっと他に入り口があるのでしょう。
・・・・・・・・・・が、周囲をぐるりと探索するも、他に入り口らしき場所はなし。
一体どういうことなのでしょう(汗)??
しばらく境内を歩いていると、本堂の近くで、こちらの看板を発見。
その一部に、目が吸い込まれました。
えっ?はっ?どういうこと?!
慌ててお寺の人を捕まえ、事情を聴いてみることに。
すると、こんな答えが返ってきました。
「あらぁ。これはHPのほうが間違ってるわ」
「・・・・・(絶句)」
神も仏もないとは、まさにこのこと。
今現在の国宝ハンティング数 1010/1119
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