現在、東京都写真美術館で開催されているのは、
“嶋田忠 野生の瞬間 華麗なる鳥の世界” という展覧会。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております)
こちらは、国際的にも評価が高く、
古希を迎えた現在もなお、第一線で活躍する自然写真家・嶋田忠さんの大々的な展覧会です。
カワセミの写真や、
アカショウビンの写真をはじめ、
会場には、嶋田忠さんの代表作の数々が一堂に会しています。
嶋田忠ファン、鳥好き必見の展覧会です。
嶋田さんが撮影した作品の印象は何と言っても、
被写体である鳥が、まるで俳優やモデルのようであること。
これ以上ないくらいに、ポーズが決まっているのです。
こうした決定的瞬間を撮影するために、
何十回、何百回とシャッターを押しているのかと思いきや、むしろ逆とのこと。
撮影期間中、実際にシャッターを切るのは1割程度なのだそう。
それ以外は、ひたすら鳥を観察して、鳥の行動を把握。
そして、その行動データを分析し、
どのようなイメージで撮影するのか、絵コンテや構成を考え、
あとは、ひたすら 「こう来たらこう撮ろう」 を想像した上で、撮影に臨むのだそうです。
こうして撮影された写真は、まるで映画やドラマのワンシーンのよう。
鳥たちもどこか演技をしているかのような印象を受けます。
特に印象的だったのは、《モズ アマガエルを枝に突き刺す》 という一枚。
モズはもちろん、アマガエルが実に絶妙な表情をしています。
「おいおい!冗談じゃねぇぜ!誰か助けてくれやい」 とでもいうような。
アマガエルにとっては、かなりシリアスなシーンなのに、
全体的には、どことなくユーモラスな空気が漂っています。
チャップリン映画のような一枚です。
また、“かわいすぎる野鳥” として、
ここ最近SNSで話題のシマエナガを嶋田さんが撮影すると、ハイこの通り。
もはや可愛さを通り越して、
あざとさを感じるレベルでした (笑)
確実に、自分のことをカワイイと自覚していますね。
さてさて、今回の展覧会の “トリ” を飾るのは、
「世界最古の熱帯雨林」 にして、「最後の秘境」 であるニューギニア島を舞台にした作品群。
展覧会初出品となる作品の数々です。
現在、ニューギニアとその周辺には、943種類の鳥が生息しているそうなのですが。
そのうちの半分にあたる456種が、この地にしかいない固有種とのこと。
中でもとりわけユニークなのが、「フウチョウ」 と呼ばれる極楽鳥の仲間です。
例えば、こちらはオジロオナガフウチョウ。
顔や首、胸元が、なんだかチームラボの作品みたいな色をしていますが、
これはもちろん合成などでなく、実際のオジロオナガフウチョウの色です。
また例えば、こちらはタンビカンザシフウチョウ。
メスに求愛するため、オスはまず落ち葉や草を掃除。
専用のダンススペースを作成します。
その上で、胸に生えている特殊な羽を広げ、
求愛のダンスをして、メスに熱烈にアピールするのだそうです。
またまた例えば、こちらはオウゴンフウチョウモドキ。
「モドキ」 という不名誉なネーミングが付けられていますが、
実は、踊る姿は研究者ですら見たことがないと言われるほどの激レアな鳥なのだそうです。
そんなオウゴンフウチョウモドキの求愛ダンスの写真を、世界で初めて撮影したという嶋田さん。
その執念と熱意には、ただただ頭が下がります。
彼が撮影した鳥たち以上に、嶋田さんがワイルドです。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
“嶋田忠 野生の瞬間 華麗なる鳥の世界” という展覧会。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております)
こちらは、国際的にも評価が高く、
古希を迎えた現在もなお、第一線で活躍する自然写真家・嶋田忠さんの大々的な展覧会です。
カワセミの写真や、
アカショウビンの写真をはじめ、
会場には、嶋田忠さんの代表作の数々が一堂に会しています。
嶋田忠ファン、鳥好き必見の展覧会です。
嶋田さんが撮影した作品の印象は何と言っても、
被写体である鳥が、まるで俳優やモデルのようであること。
これ以上ないくらいに、ポーズが決まっているのです。
こうした決定的瞬間を撮影するために、
何十回、何百回とシャッターを押しているのかと思いきや、むしろ逆とのこと。
撮影期間中、実際にシャッターを切るのは1割程度なのだそう。
それ以外は、ひたすら鳥を観察して、鳥の行動を把握。
そして、その行動データを分析し、
どのようなイメージで撮影するのか、絵コンテや構成を考え、
あとは、ひたすら 「こう来たらこう撮ろう」 を想像した上で、撮影に臨むのだそうです。
こうして撮影された写真は、まるで映画やドラマのワンシーンのよう。
鳥たちもどこか演技をしているかのような印象を受けます。
特に印象的だったのは、《モズ アマガエルを枝に突き刺す》 という一枚。
モズはもちろん、アマガエルが実に絶妙な表情をしています。
「おいおい!冗談じゃねぇぜ!誰か助けてくれやい」 とでもいうような。
アマガエルにとっては、かなりシリアスなシーンなのに、
全体的には、どことなくユーモラスな空気が漂っています。
チャップリン映画のような一枚です。
また、“かわいすぎる野鳥” として、
ここ最近SNSで話題のシマエナガを嶋田さんが撮影すると、ハイこの通り。
もはや可愛さを通り越して、
あざとさを感じるレベルでした (笑)
確実に、自分のことをカワイイと自覚していますね。
さてさて、今回の展覧会の “トリ” を飾るのは、
「世界最古の熱帯雨林」 にして、「最後の秘境」 であるニューギニア島を舞台にした作品群。
展覧会初出品となる作品の数々です。
現在、ニューギニアとその周辺には、943種類の鳥が生息しているそうなのですが。
そのうちの半分にあたる456種が、この地にしかいない固有種とのこと。
中でもとりわけユニークなのが、「フウチョウ」 と呼ばれる極楽鳥の仲間です。
例えば、こちらはオジロオナガフウチョウ。
顔や首、胸元が、なんだかチームラボの作品みたいな色をしていますが、
これはもちろん合成などでなく、実際のオジロオナガフウチョウの色です。
また例えば、こちらはタンビカンザシフウチョウ。
メスに求愛するため、オスはまず落ち葉や草を掃除。
専用のダンススペースを作成します。
その上で、胸に生えている特殊な羽を広げ、
求愛のダンスをして、メスに熱烈にアピールするのだそうです。
またまた例えば、こちらはオウゴンフウチョウモドキ。
「モドキ」 という不名誉なネーミングが付けられていますが、
実は、踊る姿は研究者ですら見たことがないと言われるほどの激レアな鳥なのだそうです。
そんなオウゴンフウチョウモドキの求愛ダンスの写真を、世界で初めて撮影したという嶋田さん。
その執念と熱意には、ただただ頭が下がります。
彼が撮影した鳥たち以上に、嶋田さんがワイルドです。
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