現在、三鷹市美術ギャラリーで開催されているのは、
“日日是アート ニューヨーク、依田家の50年展” という展覧会です。
写真に写る革ジャン3人組が、今回の主役である依田家。
右から、父の依田寿久さん (1940~)、母の順子さん (1943~)、息子の洋一朗さん (1972~) です。
実は、2012年に三鷹市美術ギャラリーにて、
ニューヨーク在住の画家・依田洋一朗さんの日本初の回顧展が開催されています。
今回の展覧会は、その続編にして進化版。
洋一朗さんだけでなく、同じくニューヨーク在住の画家である両親も参加しています。
洋一朗さんといえば、古い映画や劇場をモチーフに、
どこか孤独や狂気を感じる独特な世界観を描くアーティストですが。
父である寿久さんも同じような作風かと思いきや、
息子とは対照的に、抽象画を中心に制作しているようです。
また、母の順子さんは、抽象画も描いていますが、
具象画やコラージュ作品なども制作しており、自由度が高い印象を受けました。
さてさて、そんな依田家の3人は、今なお同居しているとのこと。
ニューヨークにある倉庫のように広いワンルームの空間を、
自宅兼アトリエとして、日々制作に励んでいるのだそうです。
今回の展覧会では、依田家3人それぞれの作品以上に、
そんな依田家の暮らしぶりにスポットが当てられていました。
三鷹市美術ギャラリーの展示室内に、
依田家のニューヨークの自宅兼アトリエが、なんとほぼ完ぺきに再現されているのです。
家具だけでなく、小物類が再現されているのはもちろんのこと、
作品がその辺に直置きされていたり、作品が梱包されたままだったり。
そんな依田家アトリエあるある (?) までもが完全再現されています。
なお、これら無造作に置かれている作品は、レプリカではなく本物。
正式に展示されている作品の数は、約100点となっていましたが、
おそらく、それと同じくらいか、それ以上の数の作品が、会場内に散らばっていました。
この状況をもったいないと感じるか、贅沢と感じるか。
ちなみに、展示室内にあるソファや椅子は座ってOK!
つまり、依田家に招かれたような気分で・・・
依田家の面々の作品を鑑賞することができるのです。
なお、7月いっぱいまでは、依田家の3人が実際にこの展示室内で、
本を読んだり、ギターを弾いたりして、思い思いに過ごしていたとのこと。
それは、もはや普通に依田家です。
アーティスト自身による行動展示。
展覧会全体が、究極のインスタレーション作品といっても過言ではありません。
ちなみに。
自宅兼アトリエの再現度があまりにも高いため・・・
成島さんという方の名刺も、普通に棚の上に置かれていました。
個人情報ダダ洩れでしたよ。
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“日日是アート ニューヨーク、依田家の50年展” という展覧会です。
写真に写る革ジャン3人組が、今回の主役である依田家。
右から、父の依田寿久さん (1940~)、母の順子さん (1943~)、息子の洋一朗さん (1972~) です。
実は、2012年に三鷹市美術ギャラリーにて、
ニューヨーク在住の画家・依田洋一朗さんの日本初の回顧展が開催されています。
今回の展覧会は、その続編にして進化版。
洋一朗さんだけでなく、同じくニューヨーク在住の画家である両親も参加しています。
洋一朗さんといえば、古い映画や劇場をモチーフに、
どこか孤独や狂気を感じる独特な世界観を描くアーティストですが。
父である寿久さんも同じような作風かと思いきや、
息子とは対照的に、抽象画を中心に制作しているようです。
また、母の順子さんは、抽象画も描いていますが、
具象画やコラージュ作品なども制作しており、自由度が高い印象を受けました。
さてさて、そんな依田家の3人は、今なお同居しているとのこと。
ニューヨークにある倉庫のように広いワンルームの空間を、
自宅兼アトリエとして、日々制作に励んでいるのだそうです。
今回の展覧会では、依田家3人それぞれの作品以上に、
そんな依田家の暮らしぶりにスポットが当てられていました。
三鷹市美術ギャラリーの展示室内に、
依田家のニューヨークの自宅兼アトリエが、なんとほぼ完ぺきに再現されているのです。
家具だけでなく、小物類が再現されているのはもちろんのこと、
作品がその辺に直置きされていたり、作品が梱包されたままだったり。
そんな依田家アトリエあるある (?) までもが完全再現されています。
なお、これら無造作に置かれている作品は、レプリカではなく本物。
正式に展示されている作品の数は、約100点となっていましたが、
おそらく、それと同じくらいか、それ以上の数の作品が、会場内に散らばっていました。
この状況をもったいないと感じるか、贅沢と感じるか。
ちなみに、展示室内にあるソファや椅子は座ってOK!
つまり、依田家に招かれたような気分で・・・
依田家の面々の作品を鑑賞することができるのです。
なお、7月いっぱいまでは、依田家の3人が実際にこの展示室内で、
本を読んだり、ギターを弾いたりして、思い思いに過ごしていたとのこと。
それは、もはや普通に依田家です。
アーティスト自身による行動展示。
展覧会全体が、究極のインスタレーション作品といっても過言ではありません。
ちなみに。
自宅兼アトリエの再現度があまりにも高いため・・・
成島さんという方の名刺も、普通に棚の上に置かれていました。
個人情報ダダ洩れでしたよ。
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