本日は、紹介記事が2本のスペシャルデー (←?)
先ほど紹介した “夢みる人 今敏” に続いて、
もう1つもアニメに関する展覧会を紹介いたします。
2009年は、 “追悼 赤塚不二夫展~ギャグで駆け抜けた72年” 。
2010年は、 “水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展” 。
そして、2011年は、 “ルパン三世展 ~This is the world of Lupin the 3rd~” 。
もはや松屋銀座の夏の風物詩となった、祖父江慎さんの演出によるアニメ展。
2012年の今年は、日本を代表するアニメ製作会社タツノコプロが、
設立50周年の節目を迎えるということで、 “50周年記念 タツノコプロテン” が開催中。
もはや、タツノコプロに関して知らない方は、いない気もしますが。
一応念のために。
説明しよう!
株式会社竜の子プロダクション、通称タツノコプロとは、
1962年に、漫画家の吉田竜夫が、弟の吉田健二らと共に設立したアニメ制作会社である。
末弟で漫画家の九里一平 (本名: 吉田豊治) も参加し、3兄弟で運営を支えました。
1965年には、タツノコプロ単独では初となるアニメ作品 『宇宙エース』 が放送開始。
1967年には、カラー作品第一号 『マッハGoGoGo』 が放送開始。
以降、 『科学忍者隊ガッチャマン』 に、
『ハクション大魔王』 に、
『ヤッターマン』 (タイムボカンシリーズ) に、
と、70年代を中心に、人気アニメを次々と世に送り出した国民的アニメ制作会社です。
今回の展覧会では、実際のアニメ制作に使用された設定画やセル原画に、
創業者・吉田竜夫や九里一平が描いた迫力の肉筆原画・・・などなど。
タツノコプロが保管してきた貴重なアニメ関連資料のうち約300点が一堂に展示されています。
僕自身は、 『科学忍者隊ガッチャマン』 も 『ヤッターマン』 も、
再放送で見ていた世代なので、残念ながら、そこまでのめり込めませんでしたがf^^;
上で紹介した以外にも、
『おらぁグズラだど』 、 『新造人間キャシャーン』 、 『昆虫物語 みなしごハッチ』 、
『けろっこデメタン』 、 『宇宙の騎士テッカマン』 、 『未来警察ウラシマン』 …and more
時代を代表するアニメの原画やセル画が展示されているので、
世代どストライクの方には、たまらない展覧会と言えましょう!
タツノコプロのアニメに、お世話になったことがある方は、行っておしまいっ!
ちなみに。
今回も、ただ単にアニメ関連資料を並べた展覧会にはなっておらず、
ガッチャマンのシルエットが飛び交っていたり、ヤッターワンの立体模型が展示されていたり、
祖父江慎さんらしい楽しい演出がいっぱいの展覧会になっていましたが。
今回の展覧会で、残念も残念でならなかったのが、
パイプ椅子が何十脚も設置された映像コーナーで流れていた映像が・・・
日テレの 『ZIP!』 内の1コーナー “おはよう忍者隊ガッチャマン” の傑作選集だったこと。
いや、これも面白いことは面白いですが、
そこは、 『ヤッターマン』 とか 本家の 『科学忍者隊ガッチャマン』 の映像を流すべきでしょ!
この展覧会で、 “おはよう忍者隊ガッチャマン” の映像を流そうと決めた人は、
かなりのスカポンタンに違いありません (笑)
さてさて、 “50周年記念 タツノコプロテン” が開催されている松屋銀座。
展覧会の会場以外にも、タツノコプロワールドが拡げられているので、要注目です。
紳士服売り場には、ヤッターペリカンが。
化粧品売り場には、ドロンボーの三人乗り自転車が設置されていました。
紳士服売り場はまだしも、化粧品売り場にこの展示は・・・。
銀座の百貨店にしては、かなりの冒険と思われます (笑)
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50周年記念 タツノコプロテン
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