日本人だけでなく、外国人観光客も多い嚴島神社。
何といっても最もインスタ映えするのは、やはり海に浮かぶ真っ赤な大鳥居でしょう。
(僕が訪れたときは、残念ながら工事中でしたが・・・)
さて、その写真を撮ろうとすると、
必ずといってイイほど映り込んでしまうのが、対岸にある白い怪しげな建物です。
この建物の正体は、美術館。
「平等大慧会」 なる宗教法人の設立者、
梅本禮暉譽 (れいきよ) が収集した美術コレクションを展示公開する美術館です。
昭和56年に開館した当初は、王舍城美術寶物館という怪しさ満点の名称でしたが。
平成17年の全面リニューアルオープン時に、
海の見える杜美術館というジブリ感のある (?) 名前に変わったそうです。
さて、先日、そんな海の見える杜美術館を初めて訪問してみることに。
嚴島神社から観ても、だいぶ怪しげでしたが、
近付いてみると、怪しさはその比ではありませんでした!
金色の仏像が3体も乗ってるわ。
妙なウサギはいるわ。
「天の橋」 なるものはあるわ。
若干・・・いや、だいぶ引き返したくなりましたが、
最寄り駅である宮島口駅から、わざわざタクシーで来たので、入館してみることに。
ちなみに、宮島口駅からは徒歩だと約1時間ほどかかります。
他にバスなどの交通手段はないため、タクシーを利用するより仕方ありません。
さて、そのタクシーの領収書を受付で見せると・・・・・
とんでもないことが起こったのです。
入場料が無料になりました!
海の見える杜美術館には、「タクシー来館特典」 というものがあり、
どういう仕組みなのかイマイチよくわからないのですが、タクシーで来館した場合、
タクシー1台につき1名の入館が無料になるのです。
静嘉堂文庫美術館や豊田市美術館など、
タクシーの利用で割引になる美術館はいくつかありますが。
無料になるのは、日本全国広しといえど、おそらく海の見える杜美術館だけ。
なんて太っ腹な美術館なのでしょう!
怪しげな美術館と思い込んでいて、ゴメンナサイ (←現金なヤツ!)。
ちなみに。
館内は一部を除いて、写真撮影が可能です!
瀬戸内海を望む窓のある空間に、
選りすぐりの香水瓶の数々が展示された香水瓶展示室も、
日本屈指の竹内栖鳳コレクションを年4回のテーマ展示で紹介する竹内栖鳳展示室も、
写真撮影が可能となっています。
もちろん、企画展示室もOK!
なお、現在、企画展示室では、
“厳島に遊ぶ -描かれた魅惑の聖地-” という展覧会が開催されています。
今も昔も観光地として人気の厳島。
江戸時代以降には、多くの絵師によって、
名所としての厳島が描かれたのだそうです。
会場では、厳島をモチーフにした屏風絵から、
厳島をモチーフにした浮世絵、
江戸時代のガイドブック的なものまで、
さまざまなバリエーションの厳島が紹介されていました。
全体的に印象的だったのは、
嚴島神社の近辺で宴会をしている人が多かったこと。
世界遺産の近くでのこんな暴挙は、
今なら間違いなく許されないでしょうが。
昔は、かなり大らかだったのですね。
また、大らかといえば、鹿に対する扱いも。
僕が嚴島神社を訪れた際は、入り口から入ろうとしていた鹿を、
受け付けのおばちゃんが、必死の形相で 「シッシッ!」 と追い返していましたが。
かつては、本殿の中にも普通に鹿が歩いていたようです。
そして、鹿が本殿にいることを普通に受け入れていたようです。
なお、今回の作品の中で印象的だったのは、
17世紀江戸時代に描かれたというこちらの 《厳島図屏風》 。
デフォルメなのか、単に建物を描くのが苦手なのか。
よく見ると、ところどころがヘンテコな厳島図でした。
五重塔、小さすぎ。
大鳥居、建付け悪すぎ。
ちなみに、企画展でさまざまな厳島を楽しんだ後は、
海の見える杜美術館の “海の見える” たる由縁、うみもりテラスへ。
こちらでは、本物の厳島を眺めながらドリンクを味わうことが出来ます。
しかも、ドリンクは無料!
ドリンクバーのボタンを押そうと思ったら、
スタッフさんが僕の代わりに押してくれました。
至れり尽くせり。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
何といっても最もインスタ映えするのは、やはり海に浮かぶ真っ赤な大鳥居でしょう。
(僕が訪れたときは、残念ながら工事中でしたが・・・)
さて、その写真を撮ろうとすると、
必ずといってイイほど映り込んでしまうのが、対岸にある白い怪しげな建物です。
この建物の正体は、美術館。
「平等大慧会」 なる宗教法人の設立者、
梅本禮暉譽 (れいきよ) が収集した美術コレクションを展示公開する美術館です。
昭和56年に開館した当初は、王舍城美術寶物館という怪しさ満点の名称でしたが。
平成17年の全面リニューアルオープン時に、
海の見える杜美術館というジブリ感のある (?) 名前に変わったそうです。
さて、先日、そんな海の見える杜美術館を初めて訪問してみることに。
嚴島神社から観ても、だいぶ怪しげでしたが、
近付いてみると、怪しさはその比ではありませんでした!
金色の仏像が3体も乗ってるわ。
妙なウサギはいるわ。
「天の橋」 なるものはあるわ。
若干・・・いや、だいぶ引き返したくなりましたが、
最寄り駅である宮島口駅から、わざわざタクシーで来たので、入館してみることに。
ちなみに、宮島口駅からは徒歩だと約1時間ほどかかります。
他にバスなどの交通手段はないため、タクシーを利用するより仕方ありません。
さて、そのタクシーの領収書を受付で見せると・・・・・
とんでもないことが起こったのです。
入場料が無料になりました!
海の見える杜美術館には、「タクシー来館特典」 というものがあり、
どういう仕組みなのかイマイチよくわからないのですが、タクシーで来館した場合、
タクシー1台につき1名の入館が無料になるのです。
静嘉堂文庫美術館や豊田市美術館など、
タクシーの利用で割引になる美術館はいくつかありますが。
無料になるのは、日本全国広しといえど、おそらく海の見える杜美術館だけ。
なんて太っ腹な美術館なのでしょう!
怪しげな美術館と思い込んでいて、ゴメンナサイ (←現金なヤツ!)。
ちなみに。
館内は一部を除いて、写真撮影が可能です!
瀬戸内海を望む窓のある空間に、
選りすぐりの香水瓶の数々が展示された香水瓶展示室も、
日本屈指の竹内栖鳳コレクションを年4回のテーマ展示で紹介する竹内栖鳳展示室も、
写真撮影が可能となっています。
もちろん、企画展示室もOK!
なお、現在、企画展示室では、
“厳島に遊ぶ -描かれた魅惑の聖地-” という展覧会が開催されています。
今も昔も観光地として人気の厳島。
江戸時代以降には、多くの絵師によって、
名所としての厳島が描かれたのだそうです。
会場では、厳島をモチーフにした屏風絵から、
厳島をモチーフにした浮世絵、
江戸時代のガイドブック的なものまで、
さまざまなバリエーションの厳島が紹介されていました。
全体的に印象的だったのは、
嚴島神社の近辺で宴会をしている人が多かったこと。
世界遺産の近くでのこんな暴挙は、
今なら間違いなく許されないでしょうが。
昔は、かなり大らかだったのですね。
また、大らかといえば、鹿に対する扱いも。
僕が嚴島神社を訪れた際は、入り口から入ろうとしていた鹿を、
受け付けのおばちゃんが、必死の形相で 「シッシッ!」 と追い返していましたが。
かつては、本殿の中にも普通に鹿が歩いていたようです。
そして、鹿が本殿にいることを普通に受け入れていたようです。
なお、今回の作品の中で印象的だったのは、
17世紀江戸時代に描かれたというこちらの 《厳島図屏風》 。
デフォルメなのか、単に建物を描くのが苦手なのか。
よく見ると、ところどころがヘンテコな厳島図でした。
五重塔、小さすぎ。
大鳥居、建付け悪すぎ。
ちなみに、企画展でさまざまな厳島を楽しんだ後は、
海の見える杜美術館の “海の見える” たる由縁、うみもりテラスへ。
こちらでは、本物の厳島を眺めながらドリンクを味わうことが出来ます。
しかも、ドリンクは無料!
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スタッフさんが僕の代わりに押してくれました。
至れり尽くせり。
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