~前回までのあらすじ~
文化庁が推薦した国宝1120件。
そのすべてを目にするべく、
毎月のように、「国宝を見る会」 を主催している国宝ハンター・とに~。
ちなみに、これまで目にした国宝の数は、1024件です。
(↑リストをシュレッダーにかけていなかったため、正確なデータが残っていました)
広島2日目 (広島死闘篇)。
まずは、アストラムラインなる聞きなれぬ路線に乗って、不動院前駅へ。
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そこから歩いてわずか2分ほどの距離に、お目当ての安国寺不動院はあります。
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こちらは、戦国時代、毛利氏の外交僧である安国寺恵瓊によって復興されたお寺。
国宝に指定されているのは、こちらの 《不動院金堂》 (ジャンル:建造物) です。
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もとは、山口市の凌雲寺にあったものだそうですが、
天正年間に、安国寺恵瓊によって移築されたとのこと。
山口市から広島市へ。
まるで、ハンターチャンスのごとく (?)、国宝が移動することもあるのですね。
ちなみに、《不動院金堂》 は、広島市内に現存する唯一の国宝。
爆心地からわずか約4kmの地に位置しながらも、
奇跡的に原爆による大きな被害を受けなかった建造物です。
それを考えると、“尊み” を感じずにはいられませんでした。
続いては、瀬戸内海に浮かぶ生口島へ。
広島本土から生口島へは、三原港と瀬戸田港を結ぶフェリーで向かいます。
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瀬戸田港から歩くこと、約10分。
この階段を登った先に、目指すお寺はあります。
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その名は、向上寺。
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なんともポジティブなネーミングセンスのお寺です。
ちなみに、門を超えたその先にあったのは・・・・・
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くぐれない鳥居。
何のために設置されているのか、謎です。
いや、でも、もしかしたら、
この無理難題を乗り越えることこそが向上なのかも。
「諦めんなよ、お前!!
どうしてそこでやめるんだ、そこで!!
もう少し頑張って、くぐってみろよ!」
そんな松岡修造の叱咤激励が聞こえてきたような気がしたので、
一応、鳥居をくぐってみましたが、すぐに目の前に岩が立ち塞がりました。
・・・・・・ですよね。
さて、もちろんこの鳥居は国宝ではありません。
国宝に指定されているのは、さらに階段を登った先にある・・・・・
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《向上寺三重塔》 (ジャンル:建造物) です。
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建立は室町時代初期。
朱色に塗られた塔と、全体に施された美しい彫刻が見事な建造物です。
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“実に絵になる国宝だなァ” と思っていたら、
どうやらここ生口島出身のあの国民的日本画家が、何度も絵のモチーフにしているとのこと。
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その日本画家とは、そう、平山郁夫です。
向上寺のすぐ近くには、平山郁夫美術館もありました。
ちなみに、余談も余談ですが。
瀬戸田港の待合室には、人形が多数置かれていました。
それも、ビジーフォーのモノマネで見かけそうなタイプの。
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歓迎の意を込めて、島民の方たちが作ったそうですが、
正直なところ、若干・・・いや、かなり気味が悪かったです (笑)
むしろ、逆効果では??
今現在の国宝ハンティング数 1026/1120
1位を目指して、ランキングに挑戦中!
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そのすべてを目にするべく、
毎月のように、「国宝を見る会」 を主催している国宝ハンター・とに~。
ちなみに、これまで目にした国宝の数は、1024件です。
(↑リストをシュレッダーにかけていなかったため、正確なデータが残っていました)
広島2日目 (広島死闘篇)。
まずは、アストラムラインなる聞きなれぬ路線に乗って、不動院前駅へ。

そこから歩いてわずか2分ほどの距離に、お目当ての安国寺不動院はあります。

こちらは、戦国時代、毛利氏の外交僧である安国寺恵瓊によって復興されたお寺。
国宝に指定されているのは、こちらの 《不動院金堂》 (ジャンル:建造物) です。


もとは、山口市の凌雲寺にあったものだそうですが、
天正年間に、安国寺恵瓊によって移築されたとのこと。
山口市から広島市へ。
まるで、ハンターチャンスのごとく (?)、国宝が移動することもあるのですね。
ちなみに、《不動院金堂》 は、広島市内に現存する唯一の国宝。
爆心地からわずか約4kmの地に位置しながらも、
奇跡的に原爆による大きな被害を受けなかった建造物です。
それを考えると、“尊み” を感じずにはいられませんでした。
続いては、瀬戸内海に浮かぶ生口島へ。
広島本土から生口島へは、三原港と瀬戸田港を結ぶフェリーで向かいます。

瀬戸田港から歩くこと、約10分。
この階段を登った先に、目指すお寺はあります。

その名は、向上寺。

なんともポジティブなネーミングセンスのお寺です。
ちなみに、門を超えたその先にあったのは・・・・・

くぐれない鳥居。
何のために設置されているのか、謎です。
いや、でも、もしかしたら、
この無理難題を乗り越えることこそが向上なのかも。
「諦めんなよ、お前!!
どうしてそこでやめるんだ、そこで!!
もう少し頑張って、くぐってみろよ!」
そんな松岡修造の叱咤激励が聞こえてきたような気がしたので、
一応、鳥居をくぐってみましたが、すぐに目の前に岩が立ち塞がりました。
・・・・・・ですよね。
さて、もちろんこの鳥居は国宝ではありません。
国宝に指定されているのは、さらに階段を登った先にある・・・・・

《向上寺三重塔》 (ジャンル:建造物) です。


建立は室町時代初期。
朱色に塗られた塔と、全体に施された美しい彫刻が見事な建造物です。

“実に絵になる国宝だなァ” と思っていたら、
どうやらここ生口島出身のあの国民的日本画家が、何度も絵のモチーフにしているとのこと。

その日本画家とは、そう、平山郁夫です。
向上寺のすぐ近くには、平山郁夫美術館もありました。
ちなみに、余談も余談ですが。
瀬戸田港の待合室には、人形が多数置かれていました。
それも、ビジーフォーのモノマネで見かけそうなタイプの。

歓迎の意を込めて、島民の方たちが作ったそうですが、
正直なところ、若干・・・いや、かなり気味が悪かったです (笑)
むしろ、逆効果では??
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