注:お食事中の皆様ごめんなさいm(__)m
川崎市内に建てられていた民家を中心に、
おもに東日本の茅葺屋根の民家が20棟以上も展示されている川崎市立日本民家園。
現在、こちらの本館企画展示室では、あまりにストレートすぎて、
思わず二度見してしまう衝撃的なタイトルの企画展が開催されています。
その名も、“うんことくらし-便所から肥やしまで-”。
文字通り、「うんこ」 や 「便所」 をテーマにした展覧会です。
もちろん、展覧会はいたって真面目なもの。
“「うんこ」 の話をしましょう” という、
冒頭の真摯な呼びかけに、思わずミが引き締まりました。
展覧会の冒頭に展示されていたのは、
かつて日本各地の便所で使われていた道具の数々。
染付で作られた豪華な便器や、
現在の歩行するためのトイレ用スリッパとは違い、
小便器の立ち位置を示すために設置された足置 (または、厠下駄) など、
珍しい品々が紹介されています。
ちなみに、何も言われなければ、
北欧デザインの食器にも見えなくもない (?) こちらの容器の正体は・・・・・
尿瓶 (しびん) とのこと。
ガラス製のイメージが強いですが、昔は陶製だったのですね。
なお、展覧会では他にも、「うんこ」 から肥料を作る庶民の知恵や、
昭和時代の川崎市のバキュームカー事情なども紹介されていましたが。
個人的に興味深かったのは、おしりを拭くものを紹介する展示です。
トイレットペーパーが一般家庭で使われるようになったのは、昭和中期とのこと。
それまでは、使い終わった新聞紙や障子紙を使用していたのだそうです。
想像するに、それでもかなり堅そうですが、
当時は紙そのものが贅沢品で、一般庶民は紙は使っていなかったそう。
代わりに使っていたのは、葉っぱや藁、イタドリの茎や竹べらだったそうです。
この時代に生まれなくて良かったー!!
今まで当たり前に思っていましたが、
初めてトイレットペーパーのあるくらしに感謝したくなりました。
ありがとう、エリエール。ありがとう、ネピア。
なんでもないようなことが、幸せだったと思える展覧会です。
さてさて、この展覧会と連動して、
園内にある民家のトイレにも、解説パネルが設置されていました。
日本民家園には、何度も訪れていますが、
これまで人様ん家の便所に注目したkとおはなし。
しかし、改めて意識してみると、
家ごとに個性があるものなのですね。
特に印象的だったのは、かつては富山県南砺市にあったという山田さんの家の便所。
家のすぐ近くにあるこの納屋みたいな建物が、便所です。
当時は、主屋とは屋根付きの橋で繋がっていたそうで、
雪の日もその橋を渡って、用を足しに行っていたのだとか。
何でわざわざ外に・・・・・と不思議に思ったのですが。
よくよく考えたら、今と違って、部屋に換気扇や空調がなかったわけで。
それは、便所を主屋と切り離したかったのも納得です。
そんな山田さん家に対して、佐々木さん家の便所は・・・・・
なんと入り口のすぐ脇に設置されていました。
こちらは小便用とのことでしたが、
とはいえ、かなりトリッキーな気はします。
佐々木さん家の子じゃなくて良かった。
心からそう思いました。
ちなみに、展覧会の関連イベントとして、
3月29日に閉館後の18時より園内便所を巡るイベントが開催されるとのこと。
その名も、「マジで怖い!夜のお便所たんけん」。
興味がある方は、懐中電灯持参で是非!
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
川崎市内に建てられていた民家を中心に、
おもに東日本の茅葺屋根の民家が20棟以上も展示されている川崎市立日本民家園。
現在、こちらの本館企画展示室では、あまりにストレートすぎて、
思わず二度見してしまう衝撃的なタイトルの企画展が開催されています。
その名も、“うんことくらし-便所から肥やしまで-”。
文字通り、「うんこ」 や 「便所」 をテーマにした展覧会です。
もちろん、展覧会はいたって真面目なもの。
“「うんこ」 の話をしましょう” という、
冒頭の真摯な呼びかけに、思わずミが引き締まりました。
展覧会の冒頭に展示されていたのは、
かつて日本各地の便所で使われていた道具の数々。
染付で作られた豪華な便器や、
現在の歩行するためのトイレ用スリッパとは違い、
小便器の立ち位置を示すために設置された足置 (または、厠下駄) など、
珍しい品々が紹介されています。
ちなみに、何も言われなければ、
北欧デザインの食器にも見えなくもない (?) こちらの容器の正体は・・・・・
尿瓶 (しびん) とのこと。
ガラス製のイメージが強いですが、昔は陶製だったのですね。
なお、展覧会では他にも、「うんこ」 から肥料を作る庶民の知恵や、
昭和時代の川崎市のバキュームカー事情なども紹介されていましたが。
個人的に興味深かったのは、おしりを拭くものを紹介する展示です。
トイレットペーパーが一般家庭で使われるようになったのは、昭和中期とのこと。
それまでは、使い終わった新聞紙や障子紙を使用していたのだそうです。
想像するに、それでもかなり堅そうですが、
当時は紙そのものが贅沢品で、一般庶民は紙は使っていなかったそう。
代わりに使っていたのは、葉っぱや藁、イタドリの茎や竹べらだったそうです。
この時代に生まれなくて良かったー!!
今まで当たり前に思っていましたが、
初めてトイレットペーパーのあるくらしに感謝したくなりました。
ありがとう、エリエール。ありがとう、ネピア。
なんでもないようなことが、幸せだったと思える展覧会です。
さてさて、この展覧会と連動して、
園内にある民家のトイレにも、解説パネルが設置されていました。
日本民家園には、何度も訪れていますが、
これまで人様ん家の便所に注目したkとおはなし。
しかし、改めて意識してみると、
家ごとに個性があるものなのですね。
特に印象的だったのは、かつては富山県南砺市にあったという山田さんの家の便所。
家のすぐ近くにあるこの納屋みたいな建物が、便所です。
当時は、主屋とは屋根付きの橋で繋がっていたそうで、
雪の日もその橋を渡って、用を足しに行っていたのだとか。
何でわざわざ外に・・・・・と不思議に思ったのですが。
よくよく考えたら、今と違って、部屋に換気扇や空調がなかったわけで。
それは、便所を主屋と切り離したかったのも納得です。
そんな山田さん家に対して、佐々木さん家の便所は・・・・・
なんと入り口のすぐ脇に設置されていました。
こちらは小便用とのことでしたが、
とはいえ、かなりトリッキーな気はします。
佐々木さん家の子じゃなくて良かった。
心からそう思いました。
ちなみに、展覧会の関連イベントとして、
3月29日に閉館後の18時より園内便所を巡るイベントが開催されるとのこと。
その名も、「マジで怖い!夜のお便所たんけん」。
興味がある方は、懐中電灯持参で是非!
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