衝動美術館・新館
美術の名作を画集などで、じーっと眺めていると、時々、どうでもいいことを思いついてしまうことがあります。そして、その “どうでもいいこと” を形にしてみたくなる衝動に駆られます。そんな衝動で作ってしまった画像を所蔵しているのが、衝動美術館 (という名のパソコン内のファイル)。衝動美術館、衝動美術館・分館と過去2回にわたって、その “どうでもいい画像”...
View Articleダ・ヴィンチ没後500年 「夢の実現」展
現在、代官山ヒルサイドフォーラムでは、東京造形大学が主催する入場無料 (!) の展覧会、“ダ・ヴィンチ没後500年 「夢の実現」展” が開催されています。こちらは、万能の天才ことレオナルド・ダ・ヴィンチ (1452〜1519)...
View Article〈対〉で見る絵画
現在、根津美術館で開催されているのは、“〈対〉で見る絵画” という展覧会。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)2幅がペアとなる二幅対の掛け軸や、右隻と左隻で1セットの屏風絵、《吉野龍田図屏風》 紙本金地着色 日本・江戸時代 17世紀 根津美術館蔵さらには、ニコイチの工芸品など、〈対〉...
View Articleもうひとつの歌川派?! 国芳・芳年・年英・英朋・朋世
歌川広重や歌川国貞、歌川国芳・・・といった、数々の浮世絵師を輩出した浮世絵界の最大派閥 “歌川派” 。その知られざる系譜にスポットを当てた展覧会が、現在、弥生美術館で開催されています。その名も、“もうひとつの歌川派?! 国芳・芳年・年英・英朋・朋世” です。歌川派の系譜として、一般的に知られているのは、「歌川国芳→月岡芳年→水野年方→鏑木清方→伊東深水」...
View Articleまもって守護聖人!
新成人の皆様、おめでとうございます。ということで、本日は成人・・・ではなく、聖人のお話。キリスト教、主にカトリックに、守護聖人という信仰があります。守護聖人とは、特定の職業や地域に、それぞれ担当の聖人をつけたもの。例えば、キリストの父ヨセフ。ジョルジュ・ド・ラ・トゥール...
View Article開館40周年記念 太田記念美術館所蔵 肉筆浮世絵名品展
1980年1月、ラフォーレ原宿の裏側に、都内でも数少ない浮世絵専門美術館としてオープンした太田記念美術館。今年2020年1月で、めでたく開館40周年を迎えました。それを記念して、現在開催されているのが、“開館40周年記念 太田記念美術館所蔵 肉筆浮世絵名品展”...
View ArticleDOMANI・明日展2020
将来の日本の芸術界を支える人材の育成のため、若手芸術家が海外の関係機関等で行う研修を支援する文化庁の制度。それが、新進芸術家海外研修制度です。その制度により過去に海外派遣された芸術家たちが、研修生活で得た成果を発表する展覧会 “DOMANI・明日展”...
View Article【山種美術館 広尾開館10周年記念特別展】 上村松園と美人画の世界
“近現代日本画の殿堂” こと山種美術館が、千鳥ヶ淵から、現在の広尾の地に移転して早10周年。それを記念して、昨年2月より1年にわたって、【山種美術館 広尾開館10周年記念特別展】 が、次々と開催されてきました。その大トリを飾るのが、“上村松園と美人画の世界” という展覧会。ドキッ!丸ごと美人画!女だらけの展覧会です...
View Article芸術家!検索ワード連想クイズ
「芸術家!検索ワード連想クイズ」 とは、インターネットで、ある芸術家の名前と同時に検索されている関連ワードから、検索された人物を当てるクイズです。まずは、例題。[ヒント]ドンキは、あの “激安の殿堂”...
View Articleヤコポ バボーニ スキリンジ展 Bodyscore–the soul signature
現在、銀座にあるシャネル・ネクサス・ホールでは、“ヤコポ バボーニ スキリンジ展 Bodyscore–the soul signature”...
View Article日本の宝 浮世絵名品展―墨摺絵から錦絵誕生まで―
JR川崎駅と京急川崎駅。ちょうどその中間あたりに位置する川崎駅前タワー・リバーク。その3階部分に、昨年12月新たなアートスポットが誕生しました。川崎浮世絵ギャラリー~斎藤文夫コレクション~です。斎藤文夫さんは、元参議院議員で川崎市観光協会会長を務めるエラい人。日本を代表する浮世絵コレクターでもあり、そのコレクション数は、実に4000点 (!)...
View Article日本書紀成立1300年 特別展 出雲と大和
今年2020年は、『日本書紀』 が編纂されてからちょうど1300年となる節目の年。それを記念して、現在、東京国立博物館では、“日本書紀成立1300年 特別展 出雲と大和”...
View Article見えてくる光景 コレクションの現在地
ブリヂストン美術館改め、アーティゾン美術館がついにオープンいたしました!「ART(アート)」 と 「HORIZON(ホライゾン=地平)」 。その2つの言葉を組み合わせて、「ARTIZON(アーティゾン)」。正直なところ、今はまだその名前にしっくりきませんが、『さまぁ~ず』 や 『くりぃむしちゅー』...
View Articleニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター
皆さまは、ソール・ライターはご存じでしょうか?“ソール・ライター?ソウルイーター??” という人のために、まずは彼の紹介を。ソール・ライター 《セルフ・ポートレート》 1950年代、ゼラチン・シルバー・プリント ©Saul Leiter Foundation若き日は、『ハーパーズ・バザー』 や 『エル』 といった、一流ファッション雑誌のカメラマンとして、第一線で活躍していたソール・ライター...
View Article白髪一雄 展
東京オペラシティ アートギャラリーで開催中の “白髪一雄 展” に行ってきました。近年、NYのグッゲンハイム美術館で特別展が開催され、世界的に注目を集めている具体美術協会 (通称、GUTAI) の中心メンバーであった白髪一雄。その東京では初となる大規模な回顧展です。さてさて、初期の白髪一雄作品には、白髪一雄 《難航》 1949年...
View ArticleエントリーNo.0005 慶派ボーイ(運慶 快慶)
もしも、芸術家たちが漫才をしたら・・・こんな感じのネタを披露するのかもしれません。それでは、皆様、どうぞ芸術漫才をお楽しみください!運慶 「運慶 [1] です」快慶 「快慶 [2] です」2人 「2人合わせて、慶派ボーイです。お願いします」運慶 「あー、ありがとうございます!」快慶 「(客席から何かを受け取る)」運慶 「今、客席にいる師匠から 『慶』 の一字を頂きましたけどもね [3]。...
View Articleモダンデザインが結ぶ暮らしの夢展
今年2020年は、東京オリンピック・パラリンピック開催年。それにちなんで、今年、パナソニック汐留美術館では、1年にわたって、日本をテーマにした4つの展覧会が開催されるようです。そのトップバッターを飾るのが、“モダンデザインが結ぶ暮らしの夢展”...
View Articleハマスホイとデンマーク絵画
東京都美術館で開催中の話題の展覧会、“ハマスホイとデンマーク絵画” に行ってきました。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)2008年に国立西洋美術館にて初個展が開催され、美術ファンに大きな衝撃を与えたデンマークの画家ヴィルヘルム・ハマスホイ...
View Articleうんことくらし-便所から肥やしまで-
注:お食事中の皆様ごめんなさいm(__)m川崎市内に建てられていた民家を中心に、おもに東日本の茅葺屋根の民家が20棟以上も展示されている川崎市立日本民家園。現在、こちらの本館企画展示室では、あまりにストレートすぎて、思わず二度見してしまう衝撃的なタイトルの企画展が開催されています。その名も、“うんことくらし-便所から肥やしまで-”。文字通り、「うんこ」 や 「便所」...
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