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Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
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日本オリンピックミュージアム

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東京オリンピック開幕式まであと168日。
そんな今だからこそ行っておきたいミュージアムがあります。
その名も、日本オリンピックミュージアム

日本スポーツ協会 (JSPO) と日本オリンピック委員会 (JOC) が新設した新本部ビル、
ジャパンスポーツオリンピックスクエア内に、昨年9月にオープンしたばかりのミュージアムです。




ミュージアムの目の前に広がる屋外のモニュメントエリアには、
1964年の東京オリンピックや札幌オリンピックの聖火台のレプリカが設置されていました。




また、こちらは、長野オリンピックの聖火台とのこと。




”・・・・・こんなアヴァンギャルドな聖火台でしたっけ??”

と思って、長野オリンピックの開会式を、
ネットで検索してみたところ、その時の動画がヒット。




伊藤みどりさんの衣装が奇抜すぎて、
そっちの印象のが強く残っていたようです。
確かに、聖火台はこのデザインでしたね。

なお、モニュメントエリアには、
オリンピックシンボルも設置されています。




こちらは、記念撮影スポットとして、とても人気がある様子。
平日に訪れたのですが、次から次へと、
多くの方が記念撮影を楽しんでいらっしゃいました。




しかも、目の前には、話題の新国立競技場も。
今東京でももっともホットなスポットといえましょう。

ちなみに。
日本オリンピックミュージアムの1階、
ウェルカムエリアも入場無料&写真撮影可能なため、大賑わい。
現在は、今年の東京オリンピックの聖火トーチと、
日本代表選手団の公式服装 (左が開会式用、右が式典用) が展示されていました。




こういった実物を目にすると、
いやが上にも、東京オリンピックへの期待が高まります。
今更ながら、何かしらのチケットを取りたくなってきました。


さて、1階を楽しんだ後は、いよいよ2階の有料エリアへ。




こちらは、「知る」「学ぶ」「挑戦する」 など、5つのエリアで構成されており、
オリンピックに関する様々な情報や、オリンピックにまつわる貴重な資料が紹介されています。




その中には、日本人五輪選手第1号の金栗四三や、




日本人女性初のオリンピックメダリスト人見絹枝に関する品も。




他にも嘉納治五郎や前畑秀子に関する品も紹介されており、
昨年の大河ドラマ 『いだてん』 のファンには、たまらない展示となっています。

また、洋画の巨匠・和田三造がデザインした、
1940年の幻の東京オリンピックの公式ポスターや、




日本を代表するグラフィックデザイナー亀倉雄策の伝説的な東京オリンピックポスター、




さらに、出口前に何故か、日比野克彦さんによる5つの輪を表現した絵画も。




アートファンも、それなりに楽しめる展示となっていました。
聖徳絵画記念館の近くにあるので、セットで訪れてみてはいかがでしょうか。


個人的に興味深かったのは、歴代の聖火トーチを紹介したコーナー。




こんなにバリエーションがあったのですね。
毎回似たり寄ったりなのかと思いきや、
オリンピックごとに、全然デザインが違いました。




特にトリノ、バンクーバー、ソチの聖火トーチは、
ぱっと見、パナソニックの美容家電か何かかと思いました。
聖火トーチも進化しているんだなァ。


それから、オリンピアンの身体能力を体感できるコーナーも興味深かったです。




とりわけ衝撃的だったのは、
ウサイン・ボルトの100m走のオリンピックレコード。




目の前のレーンに、実際の足の運びがプロジェクションされるのですが・・・・・




撮影が追いつかないくらいに速い!
そして、歩幅が大きい!
このスゴさは、テレビの映像では伝わりません。
人間って、こんなに速く走れるものなのかと感動しました。
是非、日本オリンピックミュージアムで体験されることをオススメいたします。
星


ちなみに、会場の一角では、
そんな素晴らしい歴代の日本人オリンピアン全員の名前が紹介されていました。




その中には、もちろん今何かと話題のあのオリンピアンの名前も・・・・・。




大麻。ダメ。ゼッタイ。




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