“美術品のタイトルに登場する数字で、
一週間以内に、ビンゴは完成するのか?”
という企画に挑戦中。
3日目までに登場した数字は、
1、3、4、5、6、7、12、15、28、47。
残る数字は、若い方から順に、
21、23、34、35、40、44、
55、56、57、62、64、66、71、72。
果たして、これらの数字がタイトルに含まれる美術作品はあるのでしょうか?
【検証4日目】
この日は、アートツアーで、
東京都美術館の “ハマスホイとデンマーク絵画” へ。
さすがに、ハマスホイ作品のタイトルには、
2桁の数字は登場しないだろうと、期待をしていなかったのですが。
こちらのフォトスポットに使われている作品のタイトルが、
なんと、《室内—陽光習作、ストランゲーゼ30番地》 でした。
他にも、《カード・テーブルと鉢植えのある室内、ブレスゲーゼ25番地》 という作品も。
なるほど。
住所として、数字がタイトルに登場するパターンもあったのですね!
しかし、残念ながら、30も25も手持ちのビンゴカードにはありませんでした。
あぁ、ハマスホイが、32番地か35番地に住んでいてくれたなら。。。
さて、このままでは、ビンゴが達成できそうにありません。
と、ここでふと思ったのですが、日本美術や西洋美術よりも、
現代アート作品のほうがタイトルに数字が使われているのでは?
そこで作戦を変更し、現代アート展にターゲットを絞ってみることに。
というわけで、アートツアー終わりで、
国立新美術館で開催中の “DOMANI・明日展2020” へ!
私の記憶が確かならば、展覧会の冒頭に、
タイトルに数字が入った作品が展示されていたはず。
ありました。
人の身体に刻み込まれた傷を接写した石内都さんの 《Scars》 シリーズです。
睨んだ通り、その作品タイトルに数字が登場していましたが・・・・・
26も50も13も46もビンゴカードには無し。
ついでに、その隣に、石内都さんの 《Mother's 25 Mar 1916 #46》 が展示されていましたが。
25もビンゴカードにはありませんでした。
・・・・・・・・・・・。
まぁ、でも、まだそこまで傷ついてはいません。
なぜなら、私の記憶が確かならば、展覧会の最後にも、
タイトルに数字が入った作品が展示されていたはずです。
ありました。
日本を代表する写真家の一人、畠山直哉さんが、
東日本大震災の爪痕が残る樹木をとらえた 《untitled(tsunami trees)》 シリーズです。
《2018年10月31日 宮城県亘理町》 や、
《2019年8月1日 宮城県仙台市》 というように。
23点すべてのタイトルに日付が入っています。
これは、1つくらいはビンゴカードに穴が開くはず!
・・・・・・・・・・のはずだったのですが。
何度、確認しても欲しい数字がありません (汗)
おいっ、嘘だろ??
ちなみに、全23点のタイトルは、以下の通り。
《2018年6月4日 宮城県気仙沼市》、《2018年9月16日 宮城県石巻市》
《2018年10月31日 宮城県亘理町》、《2019年3月8日 福島県浪江町》、《2019年3月22日 岩手県陸前高田市》
《2019年5月10日 岩手県大船渡市》、《2019年5月13日 岩手県陸前高田市》、《2019年6月2日 宮城県石巻市》
《2019年6月3日 宮城県女川町》、《2019年6月4日 宮城県石巻市》、《2019年7月31日 宮城県仙台市》
《2019年8月1日 宮城県仙台市》、《2019年8月1日 宮城県仙台市》、《2019年8月2日 福島県南相馬市》
《2019年8月2日 福島県相馬市》、《2019年9月14日 福島県楢葉町》、《2019年9月15日 福島県浪江町》
《2019年9月24日 宮城県仙台市》、《2019年9月24日 宮城県仙台市》、《2019年9月25日 宮城県七ヶ浜町》
《2019年9月26日 宮城県石巻市》、《2019年9月27日 宮城県気仙沼市》、《2019年10月6日 岩手県陸前高田市》
こんなに数字があって、1個も穴が開かず!
もはや仕込みなのではないかと、自分自身でも疑いたくなるレベルでした。
しかし、やらせは一切行っていません。
これぞリアルガチです!
と、ここで今さらになって気が付いたのですが。
そういえば、自分の人生の中で、
ビンゴを揃えて何か景品を貰った経験は、2、3度しかありませんでした。
・・・・・・・・・・・・・・。
そう。僕は、恐ろしいほどにビンゴ運がない男。
もっともこの企画に向いていない人間だったのです!
【検証5日目】
持ち前のビンゴ運の無さから、1つも穴は開かなかったものの、
現代アート作品のほうが、タイトルに数字が含まれているという読みは当たっていました。
そこで、この日は東京都現代美術館へ。
“ミナ ペルホネン/皆川明 つづく” や、
“ダムタイプ|アクション+リフレクション” は空振りに終わりましたが。
地下1階で開催中の “MOTアニュアル2019” で、奇跡が起こったのです!
その奇跡は、2010年のVOCA賞を受賞した、
三宅砂織さんを紹介するコーナーで起こりました。
展示されていたのは、三宅さんの代名詞ともいうべきフォトグラム作品。
既存の写真を自らの手で陰陽反転して描き写し、
それをカメラを使わずに、印画紙の上に直接対象物を乗せて感光させた作品です。
タイトルは、《The Missing Shade 55-1》。
他にも、《The Missing Shade 56-1》 と 《The Missing Shade 57-1》 が、
展示されており、なんと一気に50番台のすべての数字の穴を開けることが出来ました。
ありがとう、三宅砂織さん!
とはいえ、そこはビンゴ運の無い僕。
絶妙な具合でビンゴにはならず・・・。
ファイブリーチを完成させてしまいました。
ある意味、こっちのほうが難しいような (笑)
さて、その後、常設展示室に最後の望みをかけたのですが、
やはり、ここでもビンゴ運の無さを、存分に発揮することに。
会場の一角で紹介されていたのは、
豊嶋康子さんの 《パネル》 シリーズ。
こちらの作品もタイトルに、それぞれ数字が入っているのですが・・・・・
穴が開いたのは、《パネル #21》 の1つのみ。
また一列、リーチが増えただけでした。
シックスリーチ。
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