山梨県甲府市にある芸術の森公園。
随所に彫刻作品が設置されており、
さらには、富士山の眺めも楽しめるそうなのですが・・・・・
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僕が訪れた日は、あいにくの天気。
そのため、富士山の姿がまったく見えませんでした。。。
こんなに近くにあっても、見られないことがあるのですね （泣）
逆に、貴重な機会であるような気さえしました。
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（注：晴れていれば、富士山と彫刻作品のコラボが楽しめるようです）
さてさて、そんな芸術の森公園内にあるのが、山梨県立文学館。
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昨年創立30周年を迎えたという県立の文学館です。
山梨県と文学。
そう聞いても、いまいちピンと来ませんでしたが。
実は、樋口一葉や太宰治、井伏鱒二、山本周五郎、村岡花子など、
山梨県と深い関わりをもった文学者は、意外と多く存在しているようです。
ちなみに。
文学館内には、「黒蜜庵 きなこ亭」 なるカフェがありました。
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黒蜜にきなこ、といえば・・・・・
そう、山梨を代表するスイーツ桔梗信玄餅で有名な桔梗屋の直営カフェのようです。
ここでしか食べられないメニューも多数あるとのこと。
甘党の方は、是非どうぞ。
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と、それはさておき。
現在、そんな山梨県立文学館で開催されているのが、“まるごと林真理子展”。
山梨県立文学館の企画展としては初となる現役作家の展覧会です。
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(注:館内は写真撮影禁止です。特別な許可を得て撮影しています。）
コピーライターとして活躍後、『ルンルンを買っておうちに帰ろう』 でエッセイストとしてデビュー。
その4年後には、「最終便に間に合えば」「京都まで」 で第94回直木賞を受賞。
以来、今日まで常に第一線で活躍し続けている小説家で、
エッセイストの林真理子さん （山梨市出身） の大々的な展覧会です。
書籍や生原稿、写真など、展覧会に出展されている資料は実に約180点！
それらの中には、エッセイストとしてデビューした頃や、
小説家としての地位を不動のものにした当時の貴重な資料も。
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さらには、大河ドラマの原作ともなった 『西郷どん！』 をはじめ、
ここ最近の林さんの作品やトピックを紹介する資料も充実していました。
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まさに、“まるごと” 林真理子展。
林真理子さんの半生を “まるごと” 会場に詰め込んだような展覧会でした。
そのアウトプット量の多さには、ただただ驚かされるばかり！
およそ一人の人間の仕事量とは思えないほどでした （4、5人いるのでは？）。
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そうそう、驚かされたといえば。
人一倍アクティブで好奇心旺盛な林さんが、
今でもなお直筆で原稿を描いているのには、かなりビックリさせられました。
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そこに関しては、アナログなのですね！
パソコンで書いたほうが、早い気がするのですが。
林さんの意外な一面を知ることができました。
ちなみに。
展覧会場では、林さんの詳細な年表が紹介されていたのですが。
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その中で一番気になってしまったのは、
2013年の欄に書かれていたこんな一文でした。
「甲府音楽祭」 できゃりーぱみゅぱみゅを歌う
会場には、まったくその資料がなかったので、
その経緯や状況を想像するしかなかったのですが。
・・・・・・・ビックリするくらい何もイメージが湧かなかったです （笑）
きゃりーぱみゅぱみゅを歌うくらいなら、『上からマリコ』 を歌えばよかったのに （←？）
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