現在、池袋のサンシャイン水族館では、
18時半から夜間特別営業として、“もっと♡性いっぱい展” が開催されています。
こちらは、昨年開催され好評だったという、
生き物の性に関する特別展示 “性いっぱい展” がパワーアップしたもの。
前回は、性転換や子育てといったトピックが中心だったようですが、
今回は、もっとアクセルを踏み込んで、魚や海獣たちの夜の営みにスポットが当てられています。
例えば、メバル。
実は、魚には珍しく、オスにアレがあるそうで、
繁殖期になると、アレが大きくなり、メスと交わるのだとか。
また、例えば、ウミウシの仲間のタツナミガイ。
タツナミガイは雌雄同体で、
頭にオスのアレが、背中にメスのアレがあるのだとか。
それゆえ、ことの最中に、別のタツナミガイがやってきて合体。
連結することもあるのだそうです。
と、このように、思わず 「へぇ~」 と言ってしまう、
しかし、あまり披露するところがない大人なトリビアの数々がパネルで紹介されています。
さらに、QRコードを読み取れば、
もっと詳しい解説を読むことができます。
その文面は、かなり攻めてました。
“ブレーンに紺野ぶるまがいるのでは?” と、
思わず勘ぐってしまうくらいに、絶妙なエロセンスが発揮されています。
下ネタのギリギリを攻めて、結果、ギリギリアウトという感じ (笑)
個人的には、その突き抜けっぷりが面白かったです。
また、パネルだけでなく、体験型の展示も。
こちらは、ツンツンの壁。
入館時にもらう 『愛のトキメキ♡プロップス』 を、
壁に開けられた穴に入れて、優しくツンツンしてみましょう。
すると、トラフザメのアレの硬さが体験できるという仕組みです。
非常に興味深い体験ではありましたが。
正直なところ、冷静になった瞬間、
“俺は今、何をしてるのだろうか??” という強烈な無常観に襲われました (笑)
無常観といえば、こちらの水槽でも。
人間のアレに見た目が似ているという理由で、
ナミガイ (白ミル) とユムシ (ゴカイの仲間) が紹介されていました。
確かに似てますけども!
ユムシにいたっては、先端まで似てますけども!
・・・・・・ナミガイとユムシはともかくも。
性を全面に押し出したキワモノな展覧会と思いきや。
性というキーワードを通じて、楽しみながらも、
生き物について色々と考えさせられる意外と深い展覧会でした。
なお、僕は取材のため1人で訪れましたが、
カップルが多かったので、誰かと行くことを強くオススメします!
ちなみに。
カップルが多かったからでしょう。
お土産コーナーで販売されていたオリジナルコンドームは、早くもソールドアウトしたそうです。
また、この展示とは直接関係ないそうですが、
スタッフさん曰く、ここ最近、ウツボのグッズがバカ売れしているのだとか。
なんでも今年3月にリリースされた女性向け育成ゲーム、
『ディズニー ツイステッドワンダーランド』 が爆発的にヒットしているそうで。
そのゲームに登場するイケメン化されたウツボの双子のキャラクターが大人気なのだそうです。
それゆえ、今、ウツボ自体も人気急上昇中とのこと。
まさか令和にウツボフィーバーが起きようとは!
世の中の誰も予想していなかったことでしょう。