~前回までのあらすじ~
『小まめ』 に日本中を巡り、
出来れば 『小一時間』 で国宝をハンティング。
そして、その模様を 『小ボケ』 を交えつつ、
『小出し』 に記事にする国宝ハンター・とに~。
先日訪れた岐阜県安国寺では、
経蔵を間近で観られるというラッキーな展開に、思わず 『小躍り』!
新型コロナウイルスを対策すべく、
「5つの小」 を心がけて国宝ハンターは今日も行く!
10月16日。
国の文化審議会により、とある建造物が国宝指定に向けて答申されました。
その指定されたばかりの国宝をゲットすべく、早速、京都へ!
地元京都では 「祇園さん」 の呼び名で親しまれる八坂神社へとやってきました。
こんなご時世だからでしょう。
境内にあった因幡の白兎の像は、マスクを着用していました。
さらに、こんなご時世だからでしょう。
賽銭箱の上にある鈴をカランカランすることは出来ませんでした。
その代わり、鈴の下に設置されたセンサーに、
手をかざすと、鈴の音が鳴る仕組みとなっていました。
言われた通りに、手をかざしてみると、
確かに、「カランカラン…」 という音が鳴り響きました。
・・・・・・・・・・・。
そこまでしてカランカランしたいものなのか?!
何はともあれ、これがwithコロナ時代の参拝のようです。
さてさて、そんなハイテクな賽銭箱がある建造物こそが、
今回国宝に指定されたばかりの 《八坂神社本殿》 (ジャンル:建造物)。
1654年に、4代将軍徳川家綱により建立された建造物です。
特徴は何と言っても、高さ約15m、広さ400坪にも及ぶ巨大な屋根。
その巨大な屋根が拝殿と本殿を覆っています。
他には類を見ないこの特殊な建築様式を 「祇園造」 と呼ぶのだそう。
ちなみに、この本殿の地下には、
霊水が湧き出る池があるという伝説があるのだとか。
きっと、その池の水を汲んだものなのでしょう。
境内には、祇園水なる謎の水のペットボトルが販売されていました。
水なのに、1本200円。
しかも、全部売り切れ。
もしかしたら、水素水に次いで宝石水にハマっていたあの某女優が買い占めたのかも?!
いつか祇園水を飲んでみたいものです。
ちなみに、八坂神社を訪れる数日前に、
アーティゾン美術館で開催中の “琳派と印象派” にて・・・・・
《紙本墨画蓮池水禽図〈俵屋宗達筆/〉》 (ジャンル:絵画) をハントしています。
これで、京博が所蔵する国宝はすべてコンプリートしました!
サラサラッと描かれているのに、一部の隙もない絵画。
武道の達人のような絵画です。
最後に。
特に意味はありませんが、八坂神社にて、
『そうだ 京都、行こう。』 っぽい写真が撮れたので、記事にアップしておきましょう。
耳をすませば、長塚京三の声が聞こえてくるようです。
今現在の国宝ハンティング数 1033/1125
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