～前回までのあらすじ～
「お前がどんだけ良い大学入って、
どんだけ良い会社に就職しても、お前が一生
「俺はいいけど、KOKUHOUがなんていうかな？」
そんな成り上がりの国宝ハンター・とに～は、
日本全国を巡り、これまでに1033件の国宝をハンティング！
彼の勢いは止まらないHa～Ha。
浄土宗の総本山・知恩院。
その中心となる建造物、御影堂の修復工事が今年ついに完了しました。
工事期間は、実に約10年！
2012年に一度知恩院を訪れて以来 （第二十六話）、
修復工事が終わるのを、今か今かと楽しみにしていました。
せっかく10年近く待ったのですから、
できることなら、スペシャルなタイミングで目にしたいもの。
すると、こんなイベントが開催されるのを発見しました。
これだ！！
ということで。
ライトアップされた知恩院に行ってきました。
国宝の三門もバッチリ、ライトアップされています。
しかし、これはほんの序の口。
知恩院の境内にある日本庭園 「友禅苑」 もバッチリ、ライトアップされていました。
経蔵や納骨堂も、ご覧のような感じにライトアップ！
お寺のライトアップ企画ということで、
ろうそくや行灯を使うような 『和』 な灯りをイメージしていましたが。
想像していたのとは違い、イルミネーション感の強いライトアップ企画でした。
ちなみに。
肝心のライトアップされた 《知恩院本堂（御影堂）》 （ジャンル：建造物） の様子が、こちら↓
背後のサーチライトが、Mステ感 （？） を醸し出しています。
この光景が目に飛び込んできた瞬間、
脳内にB'zの松本さんによるあのギターのメロディが鳴り響きました。
それゆえに、ライトアップされた山門と御影堂を結ぶ大階段が・・・・・
もはやＭステの階段にしか見えません！
ライトアップ、コレジャナイ感。。。
普通の時に見に来ればよかった。。。
と、ちょっぴり後悔し、このまま帰ろうかとも思いましたが。
ライトアップ期間中の特別企画として、
御影堂にて、『聞いてみよう！お坊さんのはなし』 が開催されていました。
御影堂の中に入れるまたとないチャンス。
ちょうど次の回が始まるところだったので、参加することにしました。
御影堂の中に一歩足を踏み入れると、そこはゴールドの世界！
その装飾に10㎝四方の金箔を計約10万枚も使ったという内部は、まさに圧巻！！
そちらにばかり気を取られそうになりましたが、
お坊さんがありがたい話をしてくれているので、全集中。
国宝ハンターモードをオフにすることにしました。
普段、お坊さんの説法を聞く機会はそうありません。
たまには、こういうのも良いものだなァと感じていたのですが、
説法の最後に、お坊さんの口からこんな言葉が飛び出しました。
「今、知恩院の公式Instagramで、フォトコンテストをやってまして。
このライトアップで撮影した写真に、
『ナムいフォト』 というハッシュタグを付けて、是非投稿してください」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
まさかお坊さんから、Instagramやハッシュタグという言葉を耳にすることになろうとは。
そういう時代なのですね。
広めるには、説法よりもＳＮＳ。
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