『鬼滅の刃』 の最終巻が発売されたため、
ここ最近、すっかりその話題で持ちきりですが。
いやいや、今年10月に最終巻が販売された、
『週刊少年ジャンプ』 のあの人気漫画のことをお忘れではないですか?
原作・白井カイウさん、作画出水ぽすかさんのコンビによる 『約束のネバーランド』。
通称 “約ネバ” を。
謎が謎を呼ぶサスペンス性の高いストーリー。
スピーディーな展開。
そして、個性豊かなキャラクターたち。
その魅力にハマってしまい、2016年に1巻を買って以来、
コミックの新刊が発売されるのを毎回毎回楽しみにしていました。
久しぶりに、どハマりしたジャンプ漫画です。
さてさて、そんな “約ネバ” 初となる展覧会が、
“連載完結記念 約束のネバーランド展” で開幕しました!
六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内の会場で、
まず出迎えてくれたのが、高さ約6m、横幅約17mの歴代のコミックス表紙イラスト。
それと、“ママ” イザベラのパネルと東京タワーです。
展覧会のメインとなるのは、もちろん漫画の原画や、
『週刊少年ジャンプ』 の表紙を飾ったイラストの原画の数々。
ただ並べるのではなく、8つのエリアに分け、
第1話から最終回までの軌跡を辿れるように展示しています。
しかも、それぞれのエリアには、ストーリーに合わせた演出が。
近年、漫画の原画展は数多く開催されているため、
決して目新しいものではなくなってきた感はありますが。
その分、展示方法が進化し始めたような気がしています。
特に今回の展覧会は、斬新な展示方法が多く見受けられました。
その点に関しては、漫画ファンでない方にも、
少しは興味を持って頂けるのではないでしょうか。
とは言え、密猟鬼5体の 「鬼の面」 の特別再現や、
“あの方”の半立体像と記念撮影ができるフォトスポットなど、
原作ファンでないと楽しめない展示が多数あります。
読んでから展覧会を訪れるか。
それとも、展覧会を訪れてから読むか。
と聞かれたなら、間違いなく、前者をオススメします。
最終回まで読んだ後に、展覧会を訪れてくださいませ。
なお、貴重なネームや連載開始前の資料などが展示された、
「『約束のネバーランド』 ができるまで」 というコーナーには・・・・・
(注:こちらのコーナーは写真撮影禁止。撮影は、特別に許可を得ております。)
最終回のその後を描いたスペシャルエピソード、
「完結後のエマと家族たちのお話」 が展示されていました。
なんとこの展覧会のために描き下ろされたものです。
本編の最終回にも、グッときましたが、
こちらのエピソードのほうが、よりグッときました。
「完結後のエマと家族たちのお話」 を読んで、
初めて “約ネバ” が完結すると言っても過言ではありません。
原作を読んだ方は、絶対にこの展覧会を訪れたほうが良いですよ!
ちなみに。
展覧会そのものも充実していましたが、
ここでしか買えないオリジナルグッズも充実していました。
さらに、会期に合わせて、
展覧会とコラボした 「CAFE GRACE FIELD」 もオープン!
キャラクターやエピソードをモチーフとした様々なオリジナルメニューが提供されるそうです。
ファン心をくすぐるオリジナルグッズに、オリジナルメニューに。
ついつい財布のひもが緩んでしまうのは、漫画の原画展のお約束です。