昨日の記事でも触れたとおり、思いもかけず長崎に上陸することになった僕。
「せっかく長崎に来たならば♪」 と、長崎駅より電車に乗って、
ハウステンボス駅まで足を運んでみました。
こちらの駅を降りて、すぐに目の前に現れるのが、ハウステンボス。
・・・と、思いきや。
こちらは、ホテルオークラでした (皆騙されて、写真を撮っていましたw)
ハウステンボスは、ホテルオークラの先にありました。
せっかく来たのはいいですが、
帰りの飛行機の時間も迫っているので、そうゆっくりもしていられず。
5700円もする1DAYとくとく入場セット券は、とてもではないですが買えません(。>0<。)
そこで、ここから、さらにバスに乗って、
フリーゾーンへと向かうことに。
フリーゾーンとは言えども、オランダの街並みを堪能したり、
サウザンド・サニー号があったり、
わりと楽しむことが出来ました。
と、そんなフリーゾーンの中に、
ポルセレインミュージアムなる美術館を発見。
これは、アートテラーとしては、見逃すことが出来ません。
しかも、入館料は、400円とのこと。
ますます見逃すことが出来ません。
『ポルセレイン』 というのが、何なのか、よくわからないままに入ってしまいましたが (笑)
どうやら、 『ポルセレイン』 とは、英語で “磁器” とのこと。
17世紀中期より、ヨーロッパの貴族たちに愛された伊万里の磁器を中心に展示した美術館のようです。
館内は写真撮影OK。
伊万里焼自体は、これまでに何度も目にしていますが、
洋風の建築の中に、伊万里焼が並べられている様子は、なかなか新鮮です。
ちなみに、こちらの部屋の天井を飾るのは、マイセンのシャンデリア。
その豪華さに、思わずため息を漏らしてしまいました。
・・・と、ここまでは、それなりに感銘は受けつつも。
「観光地によくあるタイプの美術館だよなぁ」 と、高を括っていたのです。
ところが!
こちらの展示室に続くお部屋には、衝撃的な光景が広がっていました。
思わず目を見張った衝撃的な光景が、こちら↓
右も左も、全部が磁器。
こちらは、ドイツのシャルロッテンブルグ宮殿にあるという 「磁器の間」 を再現した部屋なのだとか。
ちなみに、この部屋に使われている磁器の数は、全部で3000点 (!)
悪趣味も通り過ぎると、震えるほどの感動を生むのですね!
この部屋を体験出来るだけでも、訪れる価値ありです。
・・・しかし、ハウステンボスを訪れる人は、
こういう美術館を求めて来ているわけではないので、ほとんど人が入っていなくて残念。
ハウステンボスでなく、どこか別の場所に、移転すればいいのに。
もちろん、 「磁器の間」 の先にも、
素晴らしい磁器は展示されています。
(とに~イチオシは、これ↓)
「磁器の間」 は、インパクト勝負。
じっくり個々の作品を楽しみたいなら、 「磁器の間」 以外の展示室で。
どちらも楽しめるのが、この美術館の最大の魅力です。
ちなみに、美術館のちょうど真ん中に当たるサロン室では、
“東洋の磁器に憧れて” というミニ展示が、11月11日まで開催中。
こちらは、フランスのシャンティーイ窯の 《色絵傘人物図壺》 や、
イギリスのチェルシー窯の 《色絵花鳥面取花瓶》 など、
東洋の磁器に憧れたヨーロッパ人が、東洋の磁器を模倣して制作した焼物を紹介した展示です。
どちらかと言えば、ヨーロッパを真似する側の日本人なので、
逆に、こんな風に真似されているものがあったかと思うと、ちょっと誇らしい気持ちになります。
「いやぁ、ヨーロッパに真似されるなんて、日本も捨てたもんじゃないね」
と、ご機嫌な気持ちで、美術館を出ると、そこは、ハウステンボス。
思いっきり、ヨーロッパを模倣した街並みでした。
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「せっかく長崎に来たならば♪」 と、長崎駅より電車に乗って、
ハウステンボス駅まで足を運んでみました。
こちらの駅を降りて、すぐに目の前に現れるのが、ハウステンボス。
・・・と、思いきや。
こちらは、ホテルオークラでした (皆騙されて、写真を撮っていましたw)
ハウステンボスは、ホテルオークラの先にありました。
せっかく来たのはいいですが、
帰りの飛行機の時間も迫っているので、そうゆっくりもしていられず。
5700円もする1DAYとくとく入場セット券は、とてもではないですが買えません(。>0<。)
そこで、ここから、さらにバスに乗って、
フリーゾーンへと向かうことに。
フリーゾーンとは言えども、オランダの街並みを堪能したり、
サウザンド・サニー号があったり、
わりと楽しむことが出来ました。
と、そんなフリーゾーンの中に、
ポルセレインミュージアムなる美術館を発見。
これは、アートテラーとしては、見逃すことが出来ません。
しかも、入館料は、400円とのこと。
ますます見逃すことが出来ません。
『ポルセレイン』 というのが、何なのか、よくわからないままに入ってしまいましたが (笑)
どうやら、 『ポルセレイン』 とは、英語で “磁器” とのこと。
17世紀中期より、ヨーロッパの貴族たちに愛された伊万里の磁器を中心に展示した美術館のようです。
館内は写真撮影OK。
伊万里焼自体は、これまでに何度も目にしていますが、
洋風の建築の中に、伊万里焼が並べられている様子は、なかなか新鮮です。
ちなみに、こちらの部屋の天井を飾るのは、マイセンのシャンデリア。
その豪華さに、思わずため息を漏らしてしまいました。
・・・と、ここまでは、それなりに感銘は受けつつも。
「観光地によくあるタイプの美術館だよなぁ」 と、高を括っていたのです。
ところが!
こちらの展示室に続くお部屋には、衝撃的な光景が広がっていました。
思わず目を見張った衝撃的な光景が、こちら↓
右も左も、全部が磁器。
こちらは、ドイツのシャルロッテンブルグ宮殿にあるという 「磁器の間」 を再現した部屋なのだとか。
ちなみに、この部屋に使われている磁器の数は、全部で3000点 (!)
悪趣味も通り過ぎると、震えるほどの感動を生むのですね!
この部屋を体験出来るだけでも、訪れる価値ありです。
・・・しかし、ハウステンボスを訪れる人は、
こういう美術館を求めて来ているわけではないので、ほとんど人が入っていなくて残念。
ハウステンボスでなく、どこか別の場所に、移転すればいいのに。
もちろん、 「磁器の間」 の先にも、
素晴らしい磁器は展示されています。
(とに~イチオシは、これ↓)
「磁器の間」 は、インパクト勝負。
じっくり個々の作品を楽しみたいなら、 「磁器の間」 以外の展示室で。
どちらも楽しめるのが、この美術館の最大の魅力です。
ちなみに、美術館のちょうど真ん中に当たるサロン室では、
“東洋の磁器に憧れて” というミニ展示が、11月11日まで開催中。
こちらは、フランスのシャンティーイ窯の 《色絵傘人物図壺》 や、
イギリスのチェルシー窯の 《色絵花鳥面取花瓶》 など、
東洋の磁器に憧れたヨーロッパ人が、東洋の磁器を模倣して制作した焼物を紹介した展示です。
どちらかと言えば、ヨーロッパを真似する側の日本人なので、
逆に、こんな風に真似されているものがあったかと思うと、ちょっと誇らしい気持ちになります。
「いやぁ、ヨーロッパに真似されるなんて、日本も捨てたもんじゃないね」
と、ご機嫌な気持ちで、美術館を出ると、そこは、ハウステンボス。
思いっきり、ヨーロッパを模倣した街並みでした。
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