昨年のステイホーム時に、
半ば強制的に動画作りを初めてみたところ、
意外や意外にも、動画の編集の才能が開花。
練馬区立美術館の 『ねりびちゃんねる』 や、
美術界の人気キャラ・タラ夫の動画シリーズを手掛けることになりました。
さらに、他にもギャラリーの展覧会紹介動画も、いくつか手掛けることに。
そして、『アートテラー・とに~のそろそろ美術の話を…』 の#008でも発表しましたが・・・・・
川崎市岡本太郎美術館の動画も手掛けることとなりました。
ただし、この収録時点では、
ホームドラマ仕立ての動画と発表していましたが。
その後、二転三転、いや四転五転くらいあって、
岡本太郎作品の見どころを学芸員さんが解説する動画3本と、
おうちでワークショップを体験できる動画3本を制作しました。
緊急事態宣言のせいで、4都府県の美術館・博物館は臨時休館を余儀なくされています。
そして、僕らも不要不急の外出自粛を要請されています。
そんな美術館に行けない今だからこそ、
少しでもおうちで美術館気分を味わって頂ければ幸いです。
まずは、岡本太郎美術館の大杉学芸員による作品解説動画から。
その名も、『TAROちゃんねる』。
実は、この動画出演が、今年3月末で定年を迎えた、
大杉学芸員の岡本太郎美術館での最後の大仕事でした。
とてもお世話になった学芸員さんだっただけに、
最後にこの動画でご一緒できて感慨深かったです。
しかも、ペアルックで (笑)
続いては、どこでもTAROアトリエ動画版をご紹介。
まずは、《坐ることを拒否する椅子》 のミニチュア版を作りました。
僕一人では面白いものが作れる気がしないので、
美術館関係者の子どもたちにご協力して頂くことに。
改めて、子どもの柔軟な発想は素晴らしかったです。
それに比べて、とに~の作るもののつまらなさたるや!
編集中ずっと自分にイライラしてました。
自分で自分をけなしたい。
お次は、TARO鯉作りにチャレンジ。
カメラが回っている中、
他の人とは違うTARO鯉を生み出さないといけない。
そのプレッシャーとの闘いでした。
追い詰められた結果、誕生したTARO鯉の姿やいかに?
最後にチャレンジしたのは、オリジナルTシャツ作りでした。
編集者権限で、その部分はばっさりカットしていますが、
TARO鯉以上に何も思い浮かばず、20分くらい固まっていました。
「とに~さんは、面白いTシャツをたくさん持ってるので得意ですよね?」 と期待されていましたが。
面白いTシャツを見つけるのと、作るのでは、大きな開きがあるのです (泣)
苦労の末に作ったこのTシャツは、
部屋着として大切に着まわしています。
さてさて。
今まさに新たな動画を制作しています。
それは、太田記念美術館の “江戸の敗者たち” の紹介動画。
アートツアーやトークショーで何度もお世話になっている、
太田記念美術館の渡邉晃学芸員渾身の展覧会が臨時休館することに。
少しでもその魅力を発信しようと、急遽動画を制作することにしました。
全4回配信予定。
ステイホームして、急ピッチで編集を進めています。
どうぞお楽しみに!