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富山県美術館開館5周年記念 蜷川実花展

公式Twitterで告知されていたので、

もう情報を解禁してしまっても大丈夫なようですね。

先日から匂わせていた意外な人物とのコラボ。

そのお相手とは、こちらの人物です。

 

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Z世代が選ぶ上司にしたい有名人第1位。

はじめしゃちょーです。

今を時めく大スターに、富山県美術館の楽しみ方をガイドさせて頂きました。

いや、正確には、富山県美術館で2人で楽しく遊んできただけです。
 

ちなみに。

ぶっちゃけた話、このオファーがくるまでは、

はじめしゃちょーのことはもちろん知っていたものの、

YouTubeにそこまで興味がないため、彼の動画を観たことがありませんでした。

しかし、撮影中ずっとご一緒しながら、いろいろと話しているうちに、

その飾らない人柄、しっかりとした人間性に、すっかり彼の大ファンに。

撮影が終わる頃には、僕もはじめしゃちょーを上司にしたいと思っていました。

何はともあれ、どんな動画に仕上がるのか、僕も楽しみです。

 

 

さてさて、そんな富山県美術館は、今年で開館5周年を迎えます。

それを記念して、現在開催されているのが、

“富山県美術館開館5周年記念 蜷川実花展” という展覧会。

 

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「蜷川カラー」 とも呼ばれるヴィヴィッドな作品で知られる、

人気フォトグラファー・映画監督の蜷川実花さんの最新展です。

なお、2018年より全国10会場を巡回した展覧会、

蜷川実花展―虚構と現実の間に―” とは全くの別物。

富山県美術館の富山県美術館による富山県美術館のための展覧会です。

 

展覧会は、全3章で構成されています。

まず第1章では、2000年代からの代表作の数々を紹介。

 

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花を接写することで、その強烈な色彩を捉えた 《Acid Bloom》 や、 

 

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2011年の東日本大震災を契機に撮影した 《桜》 シリーズ、

 

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2013年に発表されたセルフポートレートのシリーズ、《Self-image》 をはじめ、

 

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全部で10のシリーズの中から厳選された、

代表的なカットが会場に咲き誇っていました。

それらの作品群の中で個人的に惹かれたのは、

2009年に発表された 《Flower Addict》 というシリーズ。

 

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菊の花に着色した水を吸わせて、

人工的に色づけた花弁を接写したシリーズです。

 

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人工的に色づけているため、

本物の花なのに、作り物っぽい印象に。

駄菓子屋に売られているおもちゃみたいな感じになっていました。

本家であるはずの和泉元彌さんが、

チョコブラ長田さん風のしゃべりをしたら、ニセモノっぽく感じられる。

あの現象 (?) に近いものがある気がしました。

 

 

続く第2章で紹介されていたのは、

2021年以降に撮影された新作の数々。

 

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これらの花の写真の中には、

富山で撮影されたチューリップの写真も。

蜷川さんが撮った富山の花の写真を富山で観る最初で最後のチャンスかもしれません。

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星

 

 

展覧会のラストを飾る第3章では、

映像インスタレーション作品が初公開されています。

 

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幾重にも重なるスクリーンそれぞれに、

撮りおろしとなる花の映像が投影されています。

 

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その色彩は実に鮮烈。

展示室に足を踏み入れた途端、極彩色の花の映像に包まれ、

一瞬、「あれ?俺、死んだのかな?」 と、本気で思ってしまったほどでした。

たぶん三途の川を渡る時に、こんな光景を目にするのだろうと思います。

 

なお、スクリーンが薄いため、反対側に回ると、

プロジェクターの映像が床にも映し出されていました。

 

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こちら側から観るのも、また一興。

表からだけでなく、裏からも楽しめる作品です。

 

また、会場の一番奥には、

もっとも大きなスクリーンが設置されていました。

 

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その下部が鏡面になっているため・・・・・

 

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万華鏡のような、幻想的な映像を楽しむことができました。

この映像も、延々と観ていられます。

 

 

ちなみに。

蜷川さんの作品から放たれる色彩のパワーとは反比例して、

本展に寄せた蜷川さんのコメントは、めちゃめちゃ薄味でした (笑)

 

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主催者挨拶と比べると、薄味ぶりがより引き立ちます。

 

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