今回、ブログで取り上げる美術展は、
ブリジストン美術館で開催中の “気ままにアートめぐり─印象派、エコール・ド・パリと20世紀美術” 。
マネの 《自画像》 や、
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ルノワールの 《座るジョルジェット・シャルパンティエ嬢》
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ピカソの 《腕を組んで座るサルタンバンク》
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などなど、ブリヂストン美術館の誇る目玉コレクションが、
「これでもか!」 というくらいに展示されている美術展です。
まぁ、つまり、ブリヂストン美術館のコレクション展です。
それ以上でもなく、それ以下でもなく、ブリヂストン美術館のコレクション展です。
“気ままにアートめぐり” という思わせぶりなタイトルが付いているので、
気ままにアートめぐり出来るような演出があるのかと思いきや、そういうわけでもなし。
キャプションも、最小限に設置されている程度・・・。
「ブリヂストン美術館の学芸員さんが、全員、気ままにアートめぐりに行ってしまったのでは?」
と思ってしまうくらいに、何の衒いもないコレクション展でした (笑)
ブリヂストン美術館のマスターピースたちを展覧出来るので、
ブリヂストン美術館に一度も訪れたことが無いという人には、今回の美術展は、オススメ。
でも、2回以上、ブリヂストン美術館を訪れている人にとっては、特に新鮮味を感じられない美術展。
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もう10回以上は、ブリヂストン美術館を訪れていることもあって、
「あ、ほとんど全部、見たことあるヤツだ・・・」
と、正直なところ、モチベーションが下がってしまいました。
そのため、かなりの速さで、展示室を移動したのですが。
逆に、そのように観たことで、新たな発見がありました (←これぞ、けがの功名)
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それは、ポスターに使われているシスレーの 《サン=マメス六月の朝》 は、
近くに寄って観るよりも、遠く離れて観た方が、趣のある絵に見えるということ。
いつもは、近づいて観ていたので、あえて離れて観ることは無かったのですが。
この絵に関しては、離れて観た方が、良さが際立つような気がしました。
それ以外で、印象に残ったことと言いますと。
久しぶりに、古代美術の部屋が開いていたので、
久しぶりに、ブリヂストン美術館の古代美術コレクションが拝めたこと。
久しぶりに観る 《聖猫》 は、やっぱり可愛らしかったです♪
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それと、久しぶりに、ヘレニスティック期の 《ヴィーナス》 を観たのですが。
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今まで、この像には、腕が無いものとばかり思っていましたが、
よく見ると、左手の手首だけは残っていたのですね!
その手元は、なんとなくマイケル・ジャクソンのようです (←?)
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気ままにアートめぐり─印象派、エコール・ド・パリと20世紀美術
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