先日、何気なくGoogleマップを見ながら、
国立新美術館へと向かっていた時のこと。
その表示に、「期間限定の展覧会を行う現代的なスペース」とありました。
確かに、そうと言われれば、そうなのですが。
あまりにも説明がざっくりしすぎているような。。。
気になって、他の美術館も調べてみたところ、
森美術館は「超高層ビル内の現代美術館」となっていました。
これは意外と美術館の特徴を的確に捉えていますね。
かと思えば、東京都美術館は、
「古典美術や現代美術を扱う美術館」となっていました。
う~ん、こちらに関しては、
もう少し芯を食った説明が欲しいですね。
他に気になったのは、サントリー美術館。
「カフェと点茶席がある美術館」とのこと。
カフェも点茶席もありますが、メインは美術品ですよ!
そう、サントリー美術館の代わりに言ってあげたいものです。
ちなみに、日本民藝館にいたっては、
「1930年代の家屋にある民芸品博物館とショップ」とありました。
家屋というのが、日本民藝館を設立した柳宗悦の旧宅を指しているのであれば、
「1930年代の家屋とショップのある民芸品の博物館」としたほうがまだ良いような。
この説明だと、ショップがメインのように感じられますし。
それはともかくとして。
今回は、このGoogleマップの微妙な説明から、
その美術館を当てるクイズを出題したいと思います。
グーグル先生は、一体どこの美術館を説明しているのか。
想像力をフル回転させて、お考え下さいませ。
Q1 この説明が表す美術館は?
「森の中にある地下美術館」
[ヒント]
地下にあるのに、地下にいる感じがしない。
開放的な建物が特徴の美術館です。
正解は、こちら↓
Q2 この説明が表す美術館は?
「海が一望できる東洋美術の美術館」
[ヒント]
一望できる海は、相模湾です。
正解は、こちら↓
Q3 この説明が表す美術館は?
「洗練された現代美術館」
[ヒント]
「それってあなたの主観ですよね?」と、
ひろゆきばりにツッコみたくなる説明です。
ガラス張り=洗練、ということなのでしょうか。
正解は、こちら↓
Q4 この説明が表す美術館は?
「地元ゆかりの作品展に、カフェと緑のいろどり」
[ヒント]
後半、何かポエムみたいになってますけど??
確かに、この区立美術館では、
その区にゆかりの深い方の展覧会が多く開催されていますね。
正解は、こちら↓
Q5 この説明が表す美術館は?
「日本の現代アーティストの作品」
[ヒント]
大ざっぱにもほどがある説明。というか、作品って。。。
原型すら留めてないです。
美術館ですから、作品ではなくて。
術中・・・、もとい、十中八九の人が、
館名を当てることができないでしょう。なので縦読みでヒントを出してみました。
正解は、こちら↓
Q6 この説明が表す美術館は?
「前衛芸術家を称える美術館」
[ヒント]
前衛芸術家と聞いて、
この人を思い浮かべられるかがポイント。
僕個人としては、前衛というか、
唯一無二のベラボーな芸術家といった印象があります。
正解は、こちら↓
Q6 この説明が表す美術館は?
「最先端の日本人芸術家の作品を展示」
[ヒント]
最先端の日本人芸術家と聞いて、
この人を思い浮かべられるかがポイント。
国際的に活躍する日本でもっとも人気のある芸術家ではありますが。
最先端なのか・・・?
正解は、こちら↓
ということで、出題はここまで。
皆さま、何問正解できたでしょうか?
今回改めて、調べてみたところ、
わりとしっくりこない説明が多かったので、
もし良かったら、僕がテキスト書きますよ。
Googleの関係者さん、ご連絡お待ちしております。