2011年も、そろそろ終わり。
ということは、岡本太郎生誕100年の記念イヤーも終わりということ。
思えば、今年は、東京国立近代美術館での “生誕100年 岡本太郎展” を皮切りに、
“生誕100年 人間・岡本太郎” 、 “顔は宇宙だ。” …などなど、
数多くの岡本太郎関連の美術展が開催されてきました。
そんな岡本太郎生誕100年のトリに相応しい美術展が、
岡本太郎記念館で開催されているとのこと。
どう相応しいのか、よくわからないままに、とりあえず、行ってみました。
で、岡本太郎記念館の前に到着するなり・・・
「」
思わず、目が点に!
そして、一拍置いて、心の中で、叫んでしまいました。
「なんじゃコリャ~」
岡本太郎の作品で埋め尽くされたカオスな庭の中で、
その存在感を堂々とアピールしているのは、
ヤノベケンジさんの 《Sun Child》 という新作。
今回の美術展のために作られた “希望のモニュメント” なのだそうな。
というわけで、もうすでに、美術館に入る前から、
楽しげな予感がプンプン漂うこの美術展は、 “ヤノベケンジ:太陽の子・太郎の子” 。
日本を代表する現代アーティスト・ヤノベケンジが、
新作を引っ提げて、岡本太郎記念館に殴り込みを駆けた美術展です。
時代を超えたアーティスト2人の真剣バトル。
これは、必見!
企画展会場に展示されていたのは、
熊本県に建設予定のビッグプロジェクト 《サンチャイルド島》 の模型。
トンデモ新興宗教施設かと思いきや (笑) 、
ウェディングチャペルなのですね!
結婚する二人が未来を誓うと、湖面が真っ二つに分かれるのだそうな。
超壮大なプロジェクトです。
是非、実現して頂きたい!!
そのプロジェクトと比べてしまうと・・・
《太陽の塔》 ですら、
わりと普通の建造物に見えてしまうから、不思議なものです (笑)
ちなみに、顔の部分に何か乗ってます!
…と、この 《サンチャイルド島》 も面白かったことは、面白かったですが。
今回の展覧会の一番の肝は、何と言っても、常設展示室のカオスっぷり。
普段は、岡本太郎の作品やグッズが所狭しと展示されていて、普通にカオスなのですが。
今回は、そこにヤノベケンジさんの作品が浸食しているから、相当なカオス。
アトリエにも、カオス。
テーブルの上にも、小さくカオス (笑)
ヤノベケンジさんのパワーが全開すぎて、
岡本太郎パワーは、ちょっと押され気味だったような。
いやぁ、ただただ 「スゴい…」 の一言に尽きる美術展です。
展覧会の最後に、 《Sun Child》 の足元へ。
その眼差しは、未来を見据えているようで、
確かに、明日への希望に満ちたモニュメントでした。
カオスだけでなく、感動もちゃんと出来る美術展。
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ということは、岡本太郎生誕100年の記念イヤーも終わりということ。
思えば、今年は、東京国立近代美術館での “生誕100年 岡本太郎展” を皮切りに、
“生誕100年 人間・岡本太郎” 、 “顔は宇宙だ。” …などなど、
数多くの岡本太郎関連の美術展が開催されてきました。
そんな岡本太郎生誕100年のトリに相応しい美術展が、
岡本太郎記念館で開催されているとのこと。
どう相応しいのか、よくわからないままに、とりあえず、行ってみました。
で、岡本太郎記念館の前に到着するなり・・・
「」
思わず、目が点に!
そして、一拍置いて、心の中で、叫んでしまいました。
「なんじゃコリャ~」
岡本太郎の作品で埋め尽くされたカオスな庭の中で、
その存在感を堂々とアピールしているのは、
ヤノベケンジさんの 《Sun Child》 という新作。
今回の美術展のために作られた “希望のモニュメント” なのだそうな。
というわけで、もうすでに、美術館に入る前から、
楽しげな予感がプンプン漂うこの美術展は、 “ヤノベケンジ:太陽の子・太郎の子” 。
日本を代表する現代アーティスト・ヤノベケンジが、
新作を引っ提げて、岡本太郎記念館に殴り込みを駆けた美術展です。
時代を超えたアーティスト2人の真剣バトル。
これは、必見!
企画展会場に展示されていたのは、
熊本県に建設予定のビッグプロジェクト 《サンチャイルド島》 の模型。
トンデモ新興宗教施設かと思いきや (笑) 、
ウェディングチャペルなのですね!
結婚する二人が未来を誓うと、湖面が真っ二つに分かれるのだそうな。
超壮大なプロジェクトです。
是非、実現して頂きたい!!
そのプロジェクトと比べてしまうと・・・
《太陽の塔》 ですら、
わりと普通の建造物に見えてしまうから、不思議なものです (笑)
ちなみに、顔の部分に何か乗ってます!
…と、この 《サンチャイルド島》 も面白かったことは、面白かったですが。
今回の展覧会の一番の肝は、何と言っても、常設展示室のカオスっぷり。
普段は、岡本太郎の作品やグッズが所狭しと展示されていて、普通にカオスなのですが。
今回は、そこにヤノベケンジさんの作品が浸食しているから、相当なカオス。
アトリエにも、カオス。
テーブルの上にも、小さくカオス (笑)
ヤノベケンジさんのパワーが全開すぎて、
岡本太郎パワーは、ちょっと押され気味だったような。
いやぁ、ただただ 「スゴい…」 の一言に尽きる美術展です。
展覧会の最後に、 《Sun Child》 の足元へ。
その眼差しは、未来を見据えているようで、
確かに、明日への希望に満ちたモニュメントでした。
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