こんばんは。
ATN(=アートテラーニュース)のお時間です。
『日経トレンディ』8月号臨時増刊として好評発売中の、
『日経おとなのOFF 絶対行くべき 2023 アート旅』に・・・・・
アートテラーのとに~氏が出演している事が判明しました。
この本では、来る夏休みに向けて、
この夏に訪れたいアートスポットを紹介する特集号で、
北は北海道から南は大分まで、数多くのアートエリアが紹介されています。
その巻頭を飾るのが、広島。
「瀬戸内の風光明媚と現代アートを存分に味わう最新広島アートの旅」と題して、
今年、2年3か月ぶりにリニューアルオープンしたばかりの広島市現代美術館を筆頭に、
坂茂さん設計による話題の下瀬美術館や、尾道市内のアートスポットなどが紹介されています。
その旅人役を務めたのが、なんとアートテラーのとに~氏。
普通は、美術が好きそうな旬のアイドルや、
画になるイケメン若手俳優あたりが担当する仕事ですが、
それらを差し置いて、なぜか今回はとに~氏が抜擢された模様です。
一体何があったのか?
ご本人を直撃してきました。
「いや、率直に言って、僕が一番ビックリしています。
こうしたアート旅特集の雑誌は、
仕事柄、なるべくチェックするようにしていますが、
これまで一度たりとも、
“いつか僕もやってみたいなー”
と思ったことがありませんでした。
というか、考えたことさえありませんでした。
端からその可能性は無いと、思い込んでいただけに、
今回のオファーに関しては、まさに青天の霹靂といったところでした。
肝心のアート旅は、楽しかったです!
2泊3日ずっと楽しかった記憶しかありません。
ただ、スケジュール自体は詰め詰めで、
常に時間に追われているような感じでした(笑)
あまりにタイトでハードなスケジュールなので、
「実は、『芸術新潮』の取材でした」的なドッキリなのかと疑ってしまったほど。
『芸術新潮』は特に関係ありませんでした。
『芸術新潮』に限らず、アートテラーにはこういうものが求められているようです。
広島アート旅の想い出はたくさんありますが、
やはり一番印象に残っているのは、神勝寺・禅と庭のミュージアムでしょうか。
名和晃平さんが率いるSANDWICHが手掛けたアートパビリオン洸庭で、
まずは外観写真を撮影しようとカメラマンさんとスタンバイを始めたタイミングで、
神勝寺の広報さんより、衝撃的な事実が伝えられました。
「実はこれまで人物が入った状態での洸庭の外観写真は、
SANDWICHさんの意向で、すべてNGとなっていたんですよ。
だから、有名なモデルさんやアーティストさんでも、お断りしていたんです。
でも、今回、とに~さんの資料をお送りしたところ、
SANDWICHさんから、初めて人物込みの外観写真の撮影がOKになったんですよ!」
え?は?何で??
自分で言うのもなんですが、
有名モデルやアーティストを差し置いてまで、
自分は、そんな大役を務められる器の人間では無いですよ!
気軽な撮影モードから一転。
急に重大な責任を負ってしまいました。
そんなプレッシャーと戦いながら撮影した写真も、どうぞお楽しみに!」
とに~氏が奮闘した広島アート旅を筆頭に、
この夏使えるさまざまなアート情報が掲載された雑誌、
『日経おとなのOFF 絶対行くべき 2023 アート旅』は6月28日より発売されています。
是非、皆さまお求めくださいませ。
私も買います。