【ルール】
名画をモチーフにしたTシャツを100枚集めたらゴール
・ただし、1アーティストにつき、1枚とする
・ミュージアムショップや展覧会のグッズとしてのTシャツは除外する
・ユニクロ(UT)も除外する
・グラニフも除外する
気づけば、師走。
今年もあっという間の1年でした。
本日お届けするのは、今年最後となる「アートなTシャツコレクション」。
冬なので、少しでも気候が暖かな静岡県の美術館で、今回はロケを行いました。
90枚目 グイド・レーニ(1575~1642)
前回の記事でも紹介した東京発の注目ブランド「#FR2」。
その中でも特に人気の高い「Smoking kills」シリーズで、新たにアートなTシャツを発見!
グイド・レーニの傑作《ベアトリーチェ・チェンチの肖像》がモチーフとなっています。
モデルのベアトリーチェ・チェンチは、実在の人物。
彼女は悪魔のような父から身を守るため、
やむを得ず父を殺害してしまったため、死刑となってしまいます。
グイド・レーニの描いた元ネタ(?)の彼女は、いかにも悲劇のヒロインという感じですが。
くわえタバコをしているだけで、悲劇のヒロイン感が一気に薄れています。
91枚目 ジョルジュ・スーラ(1859~1891)
2023年3月に立ち上がったばかりの新たなブランド「HOUSE OF PICTURES」。
絵画モチーフの商品を展開するアパレルショップです。
フェルメールやモネ、レンブラントにドガなど、
さまざまなアーティストの名画をデザインに落とし込んでいます。
それもただ、作品画像をそのまま使うのでなく、トリミングして。
ぶっちゃけ、ここのブランドのTシャツを、
端からゲットしていけば、企画のゴールは余裕。
・・・・・ただ、ここまで地道に頑張ってきたからなぁ。
ということで、泣く泣く、他のブランドでは見つからなさそうな、
スーラの《グランド・ジャット島の日曜日の午後》だけを購入することにしました。
92枚目 ジョン・エヴァレット・ミレイ(1829~1896)
あ、いや、やっぱり嘘です。
ミレイの《オフィーリア》デザインのTシャツも他では見つからなさそうなので。
「HOUSE OF PICTURES」でもう一着買ってしまいました。
これ以上は買ってません。本当に。
93枚目 三沢厚彦(1961~)
ジャンルにとらわれず様々な環境で、プロジェクトを立ち上げ、
その中から生まれる出来事を大切に活動するというgm projects。
そのうちのメンバーの1人が運営するWEB shopに、
大竹伸朗さんや草間彌生さんといった芸術家Tシャツが販売されているのを発見!
今年、千葉市美術館で大規模個展を観たばかり、
ということもあって、三沢厚彦さんデザインのものをチョイスしました。
脇腹の部分にプリントされているのが小憎い演出。
94枚目 モイズ・キスリング(1891~1953)
「モンパルナスの帝王」こと、キスリングが、
「モンパルナスの女王」こと、モデルのキキを描いた肖像画がモチーフ。
それに、いわゆるグリッチ加工が施されています。
グリッチ加工とは、テレビや電子機器の不具合から生じる乱れを再現するもの。
さすがに、いくらなんでもこんなに乱れはしないと思いますが。
95枚目 山下清(1922~1977)
そ、SOMPO美術館で開催されていた、
や、山下清を観た後に、や、山下清の、
ティ、Tシャツが、ど、どこかに無いか探してみたんだな。
そ、そしたら、い、意外なサイトで発見したんだな。
長岡花火デザインプロジェクト。
花火の街「新潟県長岡市」から、
長岡花火に関連した各種関連グッズを製造販売しているそうです。
まさか、そんなところにTシャツを注文することになる日が来ようとは!
この企画をやっていなかったら、一生こちらに注文する機会は無かったはずです。
ゴールまで、あと5枚。