大東京お笑い建築ツアーの行程を、
誰にでも楽しんで頂けるように、 『もしもの日曜日の建築ツアー』 として提案する企画。
「もしも建築ツアーズ
~the architecture tour makes your Sunday Happy~」
これまでに、日本橋、六本木、銀座、代官山・・・と、
東京23区内の各地を舞台にした大東京お笑い建築ツアーを紹介してまいりましたが。
新年一発目は、シリーズ初となる東京23区外の大東京お笑い建築ツアーをお届けいたします。
「23区ばかりが東京都じゃない!!」
そんな東京の “にしがわ” の皆様に贈るシリーズ初の多摩地区編の建築ツアー!
一体、どんな名建築が待っているのでしょうか?!
<国分寺>
01 タンポポハウス/藤森照信
東京都国分寺市東元町
ここに注目!
○建築家・藤森照信の自邸
○屋根にはタンポポが、壁の隙間からは花が育つ。自然との同化を目指した家
○鉄平石が使われている屋根と壁
[とに~の呟き]
「なんとなくジブリっぽいです。
どこかどうとかではなく、ジブリっぽいです。
そんなジブリっぽい家が、普通の住宅街に建っているのが、何よりもビックリですw」
<小平市>
02 武蔵野美術大学・鷹の台キャンパス/芦原義信
東京都小平市小川町1-736
ここに注目!
○武蔵野美術大学建築学科の基礎を築いた芦原義信のマスタープランによって設計
○特に名建築と名高いのが、巨大なピロティ空間の広がる4号館アトリエ棟 (写真下)。
○アトリエ棟は、6×6マスのユニットの中に、アトリエ教室・吹き抜け・螺旋階段が配置されている
[とに~の呟き]
「さすが美大。
こんなにヘンテコな建築が、普通の顔して (?) 、キャンパスに存在していることに驚きです」
03 武蔵野美術大学図書館/藤本壮介
東京都小平市小川町1-736
ここに注目!
○図書館の外観が全て本棚で構成されている
○もちろん内部の壁もすべて本棚
○約9.1メートルの高さの本棚が渦を巻くように配置されている
[とに~の呟き]
「さすが美大part2。
先ほど観た4号館以上に、ヘンテコな建築です。
ただ、発想は単純でバカバカしいですが (笑) 、出来上がりは、意外とオシャレ」
<福生市>
04 福生市庁舎/山本理顕
東京都福生市本町5
ここに注目!
○丸みを帯びた建物とレンガ色の外観が特徴的
○2棟ある低層の建築の間には、 “丘の広場” と呼ばれる人工地盤が設けられている
[とに~の呟き]
「晴れていれば、富士山も見え、丘の広場は、ピクニックするのに最高です♪
・・・って、冷静に考えれば、市役所でピクニックをするって不思議ですよね。
でも、その不思議さを、不思議と思わせない不思議な市庁舎です。」
<武蔵野市>
04 武蔵野プレイス/kw+hgアーキテクツ
東京都福生市本町5
ここに注目!
○全ての窓が楕円形になっている (入り口も同様の楕円形)
○建物の内部の至る所に、窓に使われているのと同じ曲線が用いられている
○地下階の天井がガラス張りになっており、上から覗くことが出来る
[とに~の呟き]
「武蔵境駅のすぐ近くにある駅チカのオモシロ物件。何ともカワイイ建築です。
地下2階から2階は、図書館になっており、武蔵野ビールが飲めるカフェもあります。
図書館好きには、夢のような空間です」
・・・と、vol.1は、この辺で終了。
続く、vol.2は、あの街を大特集します!
乞うご期待。
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たまには多摩で建築散歩 ~多摩地区編vol.1~
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