Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5005

#03 ジャクソン・ポロック《ナンバー1、1950(ラベンダー・ミスト)》

Image may be NSFW.
Clik here to view.

 

 

ジャクソン・ポロック《ナンバー1、1950(ラベンダー・ミスト)》
大きなキャンバスを床に広げ、
刷毛や棒の先から絵具を垂らして描く、
「ドリッピング」や「ポーリング」といった独自の技法で描かれている。

 

 

今回は、毎週日曜朝に放送されているあの人気トーク番組でモーソウをしてみました。

 

―今日の『ボクらの時代』はこちらの3人。

 

「どーも、ポロックです」

「ルーチョ・フォンタナです」

「お二人は会うのは初めてですか?」

「そうですね。世代も活動した国も違いますし」

「でも、僕らの共通点といえば、もしかしたらアレですかね?」

「アレとは?」

「僕らの作品ってよく言われるじゃないですか。「俺でもできそう」って」

「言われますよね!僕は《空間概念》ってシリーズを作ってて。

 色を塗ったキャンバスの表面に、ナイフでスパッと切り込みを入れるっていう」

「確かに、誰でもできると言えば、できますよね」

「いやいや、そういうことじゃないんですよ。

 これまで二次元しか表現できなかったキャンバスに、

 切り込みを入れることで奥行きが生まれて、三次元になったんです!」

「そうそう!誰もやってないことを思いついたわけで。そこを褒めて欲しいよね」

「じゃあ、ポロックさんの絵の具をぶちまけただけのあの絵も?」

「言い方!あれは適当じゃなくて、

 ある程度、コントロールして描いているんです」

「あなたは画家じゃないからわからないでしょうけど、

 画家が見れば、ちゃんと計算して描いているのがわかりますよ」

「そういうもんですか?」

「フォンタナさんにはわかってもらえて嬉しいなぁ」

「「俺でもできそう」って言われるたびに、

「じゃあ、やってみろよ!」って言いたくなるよね」

「それに関しては僕も思いますよ」

「いや、ジョン・ケージさんあなたは無い!」

「あんな曲なら僕でも作れるもん」

「『4分33秒』のことですか?」

「4分33秒、無音なだけって!」

「どこが作曲なんだよ」

「僕だけ仲間外れにしないでくださいよ!」

 

 

 

 

1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!

Image may be NSFW.
Clik here to view.
Blogランキングへ
 Image may be NSFW.
Clik here to view.
にほんブログ村 美術ブログへ


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5005

Trending Articles