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奇跡のクラーク・コレクション

先週の金曜日は、三菱一号館美術館へ。
17時には、三菱一号館美術館の近くに着いてしまったのですが。
あえて、そのまま美術館には入らず、
周辺をぶらぶらしつつ、18時になるのを待ちました。

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アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-三菱一号館美術館
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アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-三菱一号館美術館



と言いますのも、三菱一号館美術館には、
実は、某夢の国と同様に、アフター6はお得になるプランがあるのです。
その名も、 “アフター6” 割引き
通常1500円 (大人) の入館料が、な・な・なんと1000円に!
毎週木曜・金曜 (但し、祝日は除く) のみの超嬉しいサービス。
これは、利用しない手はありますまい。
三菱一号館美術館さん、ありがとうございます。


さてさて、そんな三菱一号館美術館で、現在開催されているのが、
“奇跡のクラーク・コレクション―ルノワールとフランス絵画の傑作” という美術展。

こちらは、アメリカのクラーク美術館が誇るコレクションの中から、
日本初公開の約60点を含む印象派を中心とした名画73点を紹介する美術展です。
これまでにクラーク美術館のコレクションが、まとまった形で国外で展示されたことは無かったそうなのですが。
2010年より始まったクラーク美術館の増改築工事に伴って、
世界巡回展が開催されることになり、日本にもそのチャンスが巡ってきたのです。
なんと奇跡的な機会なのでしょう♪




ただ、もしかしたら、読者の中には、

「いや、日本で見なくても、そのうちクラーク美術館に行って、観ればいいじゃん┐(´ー`)┌」

と思った方もいるかもしれません。
そんな方に、一つ、衝撃的な事実をお知らせいたしましょう。

「クラーク美術館までは、ニューヨークやボストンから車で約3時間もかかりますm9( ゚Д゚)」

それでも、クラーク美術館に行くというのなら、僕はもう何も言いません。
“いや・・・車で3時間って・・・” とヒヨってしまったなら、是非、この奇跡的な美術展へ。


どれくらい奇跡的な美術展かと言いますと。
主な出展作家を列挙してみたただけでも、クロード・モネに、

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アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-モネ
  《エトルタの断崖》 1885年 油彩/カンヴァス
クラーク美術館蔵 Image© Sterling and Francine Clark Art Institute, Williamstown, Massachusetts, USA



ジャン=フランソワ・ミレーに、

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アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-ミレー
   《羊飼いの少女、バルビゾンの平原》 1862年以前 油彩/板
クラーク美術館蔵 Image© Sterling and Francine Clark Art Institute, Williamstown, Massachusetts, USA



エドガー・ドガに、

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アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-ドガ
  《稽古場の踊り子たち》 1880年頃 油彩/カンヴァス
クラーク美術館蔵 Image© Sterling and Francine Clark Art Institute, Williamstown, Massachusetts, USA



マネに、コローに、ロートレックに…etcと、超豪華な奇跡的なラインナップ。

さらに、日本人に大人気のルノワールに関しては、
ポスターにも使われている 《劇場の桟敷席(音楽会にて)》 を筆頭に、

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アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-劇場の桟敷席(音楽会にて)
 1880 年 油彩/カンヴァス
クラーク美術館蔵 Image© Sterling and Francine Clark Art Institute, Williamstown, Massachusetts, USA



《鳥と少女(アルジェリアの衣装をつけたフルーリー嬢)》 など、

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アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-鳥と少女
 1882年 油彩/カンヴァス
クラーク美術館蔵 Image© Sterling and Francine Clark Art Institute, Williamstown, Massachusetts, USA



全22点 (!) ものルノワール作品が一挙に紹介されています。


昨今、様々な切り口の変化球的な西洋絵画展が開催されていて、
それらの美術展には、それらの美術展なりの面白さがある気がしますが。
“奇跡のクラーク・コレクション” は、ど直球な 「ザ・西洋絵画展」 という印象。
一つの美術館のコレクションを、ただただまとめて紹介する。
それ以上でも、それ以下でもない美術展でしたが。
クラーク美術館のコレクションが素晴らしいので、それで十分。
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久しぶりに、王道の西洋美術展を堪能した気がします。
美術ファンは、もちろん。
美術ビギナーにも、オススメの美術展です。


日本でもお馴染みの画家たちの作品は、当然見応えがありましたが。
個人的に印象に残っているのは、あまりお馴染みでない画家の作品ばかり。
バーター出演した役者が、主役を喰ってしまったような感じです (←?)

例えば、ジェームズ・ティソの 《菊》  

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アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-菊
 1874-76年頃 油彩/カンヴァス
クラーク美術館蔵 Image© Sterling and Francine Clark Art Institute, Williamstown, Massachusetts, USA



ルノワールのぽわわんとした絵を、たくさん観た後に、
いきなり登場したのが、こちらのジェームズ・ティソの絵。
視界が、急にしゃっきりしたような。
そんな不思議な感覚に襲われました。
菊の花の美しさと、女性の目力のあるまなざしの対比が素敵な一枚でした。


アルフレッド・ステヴァンスの 《公爵夫人(青いドレス)》 は、

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アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-公爵夫人(青いドレス)
  1866年頃  油彩/板
クラーク美術館蔵 Image© Sterling and Francine Clark Art Institute, Williamstown, Massachusetts, USA



画集やweb上で観るよりも、 「小っちゃ!」 というのが第一印象。
ただ、尾形光琳の 《紅白梅図屏風》 しかり、フェルメールの 《真珠の耳飾りの少女》 しかり、
超一級の名品は、写真で観るよりも、実物は小さく感じる傾向にあり。
その経験則からすると、この 《公爵夫人(青いドレス)》 は、とんでもない名品なのではなかろうか。
どうでもいいですが、描かれている女性は、ちょっとSHELLYに似てますね。


ジャン=レオン・ジェロームの 《蛇使い》 も、深く印象に残っている作品。

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アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-蛇使い
 1879年頃 油彩/カンヴァス
クラーク美術館蔵 Image© Sterling and Francine Clark Art Institute, Williamstown, Massachusetts, USA



いわゆる “蛇使い” と聞いてイメージする蛇使いと比べると、だいぶワイルドな蛇使いです。
「蛇、体に巻き付けてやったぜぇ~。服引きちぎってやったぜぇ~」 と言ってますね、絶対。
ただ、そんな蛇使いと向き合う観客たちは、全体的にテンションが低め。
どうやら蛇使いの芸は、あまりウケていないようです。




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