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Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
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花咲く春の展覧会

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JR掛川駅より徒歩25分。
循環バスなら、約30分。
タクシーなら、5分というビミョ~に遠い場所に位置する資生堂アートハウスへ行ってきました。
こちらは、資生堂が所蔵しているコレクションを一般公開している文化施設 (美術館) です。

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-資生堂アートハウス


ちなみに、自分は両親との静岡旅行の一環で、車で行きました。
車ですと、東名高速の掛川ICから7分。
新東名高速の森掛川ICから30分です。
やはり、ビミョ~に遠い場所に位置しています(^д^;)


・・・・・が!!

そんなハンデを吹き飛ばすような素敵な美術館でした。
自然環境豊かな敷地には、近・現代を代表する彫刻家の作品が展示され、

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-彫刻  アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-彫刻


世界的な建築家・谷口吉生さんの設計による建築は、そのもの自体がアートであり、

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-資生堂アートハウス アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-馬

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-平面図 (←円形と正方形を組み合わせた抽象彫刻のような建築とのこと)


企画展でも常設展でも、資生堂らしい上品な美術品の数々を目にすることが出来ます。
ちなみに、現在は、 “花咲く春の展覧会” という企画展が開催中。
この企画展では、上村松篁の 《尾長鳥(芳春)》 をはじめ、

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-尾長鳥


梅原龍三郎の 《芥子図》 や、

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-芥子図


山口蓬春の 《椿》 など、

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-椿


春を題材にした美術品の数々を紹介しています。
ただし、資生堂だけに、山口蓬春の 《椿》 以外にも、
須田悦弘さんの 《椿》 に、江戸時代の 《百椿図(模本)》 に・・・と、
“椿” をモチーフにした作品が圧倒的に多かったです (笑)




さてさて、こんなにも素敵な資生堂アートハウスなのですが。

な、な、なんと!入場料は無料です。

大切なことなので、もう1回言っておきます。
入場料は無料です。
太っ腹ですね。
企業努力ですね (←?)
毎日、資生堂unoのフォグバーを使っていますが、
これからも継続して使いたいと思います (←??)
星星
このためだけに足を運ぶのは、ちょっと厳しいかもしれませんが。
静岡に足を運ぶ機会があれば、ちょっと無理してでも寄って頂きたい美術館です。



ちなみに。
資生堂アートハウスの近くには、同じく無料 (!) で入場できる資生堂企業資料館があります。

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-資生堂企業資料館


創業約140年という長い歴史を持つ資生堂。
その歩みを、商品パッケージやポスター・広告・テレビCMなどの資料を通じて展望できる資料館です。
今でこそ、化粧品を中心に、オシャレな企業のイメージが定着していますが。
実は、創業当初は、育毛剤の会社だったと知って、かなりの衝撃を受けました (笑)
自分は男なので、そこまで資生堂さんにはお世話になっていませんが、
いろいろとお世話になっている女性の方なら、懐かしさも手伝って、男性以上に楽しめるはず。
資生堂アートハウスと併せて楽しんで頂きたいものです。

では、本日は、資生堂企業資料館のCMギャラリーで出合った衝撃的なCMでお別れいたしましょう。




・・・・・サーファーは、どうなった?!




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