リニューアルオープンしたばかりの静岡県三島市の佐野美術館へ。
昨日紹介した資生堂アートハウスからの流れで、今回も、車での来訪です。
カーナビの案内通りに、やって来たのですが・・・
どう見ても、美術館ではありません!
美術館というか、和食のお店です。
まさか、和食のお店に併設されている美術館?
ちなみに、ちゃんと道路沿いに看板はありましたので、間違っていないことは確かです。
とりあえず、佐野美術館と書かれているほうに進んでみます。
すると、そこには、道路に面したゴチャゴチャした駐車場からは想像できない立派な庭園が!
さらに、その庭園の先に、佐野美術館はありました。
どうやら、佐野美術館の正門ではない方から、進入してしまったようです。
正門から眺めると、このような感じでした↓
ちなみに、1年以上をかけて、大々的にリニューアルされたそうなのですが。
これまでの佐野美術館 (写真下) と、さして変わっていないような。。。
いえいえ、ちゃんとリニューアルされているのです。
ミュージアムショップが拡大していたり、
常設展示室や収蔵庫が新設されていたり。
そして、実は、外観にも大きな変化が・・・。
まぁ、なんということでしょう。
黒かった柱が白に大変身。
これにより、重厚だった建築が、だいぶ軽やかなイメージになりました・・・たぶん (笑)
と、そんな佐野美術館では、現在、
リニューアルオープン第2弾として、 “プチファーブル 熊田千佳慕の世界” が開催中。
こちらは、生涯に渡ってファーブルを尊敬し、
虫たちの世界を等身大に描いた生物画家 “プチファーブル” こと熊田千佳慕を紹介する美術展です。
その細密な虫の描写は世界的に評価が高く、 「クマダの虫は生きている!」 と絶賛されているほど。
ファーブル昆虫記の虫たち〈1〉 (KumadaChikabo’s World)/小学館
¥1,995
Amazon.co.jp
代表作となる絵本 『ファーブル昆虫記の虫たち』 では、
イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に、日本人で初めて入選するという快挙を成し遂げています。
今回の美術展では、この 『ファーブル昆虫記の虫たち』 の原画の数々も展示されていました。
《ふん玉どろぼうとの争い》
《花まつりのお客さま》
この美術展を通じて、初めて熊田千佳慕の作品を目にしたのですが。
確かに、世界が絶賛するように、 「クマダの虫は生きている!」 という感じでした。
それも、生物学的に生きているというよりは、
一つの個性を持ったキャラクターとして生きている感じ。
例えば、 《森のジュースに集まる》 もそうですが。
ただリアルな描写で虫たちが描かれている作品ではなく、
虫たちのドラマや人間関係 (虫関係?) が見えてきそうな作品に仕上がっています。
実は、虫が苦手なので、リアルな虫の絵は、あまり長々と見ていられない僕でも、
熊田千佳慕の描く虫の世界だったら、いつまでも見ていられそうな気がしました。
ちなみに。
個人的には、絵と同じくらいかそれ以上に、
紹介されていた熊田千佳慕のエピソードに興味を惹かれました。
熊田千佳慕の本名は、熊田五郎。
では、どうして、 『千佳慕 (ちかぼ)』 という名前に改名したのかと言えば、
39歳の時に受け取ったファンレターに、
「五郎という名前でいたら、命を落とします。
千人の佳人 (=美人) に慕われるように 『千佳慕』 という名にしなさい。」
と書かれていたからなのだとか。
しかも、改名すれば、3年後には財宝が手に入るとのことで、
貧乏を自認していた熊田五郎は、それに飛びついてしまったそうです。
ところが、結局、その後30年以上、貧乏のままだったというオチがついていました (笑)
モンキッキーに改名したのに、パッとしなかった某芸人さんのようである。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在6位です)
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昨日紹介した資生堂アートハウスからの流れで、今回も、車での来訪です。
カーナビの案内通りに、やって来たのですが・・・
どう見ても、美術館ではありません!
美術館というか、和食のお店です。
まさか、和食のお店に併設されている美術館?
ちなみに、ちゃんと道路沿いに看板はありましたので、間違っていないことは確かです。
とりあえず、佐野美術館と書かれているほうに進んでみます。
すると、そこには、道路に面したゴチャゴチャした駐車場からは想像できない立派な庭園が!
さらに、その庭園の先に、佐野美術館はありました。
どうやら、佐野美術館の正門ではない方から、進入してしまったようです。
正門から眺めると、このような感じでした↓
ちなみに、1年以上をかけて、大々的にリニューアルされたそうなのですが。
これまでの佐野美術館 (写真下) と、さして変わっていないような。。。
いえいえ、ちゃんとリニューアルされているのです。
ミュージアムショップが拡大していたり、
常設展示室や収蔵庫が新設されていたり。
そして、実は、外観にも大きな変化が・・・。
まぁ、なんということでしょう。
黒かった柱が白に大変身。
これにより、重厚だった建築が、だいぶ軽やかなイメージになりました・・・たぶん (笑)
と、そんな佐野美術館では、現在、
リニューアルオープン第2弾として、 “プチファーブル 熊田千佳慕の世界” が開催中。
こちらは、生涯に渡ってファーブルを尊敬し、
虫たちの世界を等身大に描いた生物画家 “プチファーブル” こと熊田千佳慕を紹介する美術展です。
その細密な虫の描写は世界的に評価が高く、 「クマダの虫は生きている!」 と絶賛されているほど。
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イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に、日本人で初めて入選するという快挙を成し遂げています。
今回の美術展では、この 『ファーブル昆虫記の虫たち』 の原画の数々も展示されていました。
《ふん玉どろぼうとの争い》
《花まつりのお客さま》
この美術展を通じて、初めて熊田千佳慕の作品を目にしたのですが。
確かに、世界が絶賛するように、 「クマダの虫は生きている!」 という感じでした。
それも、生物学的に生きているというよりは、
一つの個性を持ったキャラクターとして生きている感じ。
例えば、 《森のジュースに集まる》 もそうですが。
ただリアルな描写で虫たちが描かれている作品ではなく、
虫たちのドラマや人間関係 (虫関係?) が見えてきそうな作品に仕上がっています。
実は、虫が苦手なので、リアルな虫の絵は、あまり長々と見ていられない僕でも、
熊田千佳慕の描く虫の世界だったら、いつまでも見ていられそうな気がしました。
ちなみに。
個人的には、絵と同じくらいかそれ以上に、
紹介されていた熊田千佳慕のエピソードに興味を惹かれました。
熊田千佳慕の本名は、熊田五郎。
では、どうして、 『千佳慕 (ちかぼ)』 という名前に改名したのかと言えば、
39歳の時に受け取ったファンレターに、
「五郎という名前でいたら、命を落とします。
千人の佳人 (=美人) に慕われるように 『千佳慕』 という名にしなさい。」
と書かれていたからなのだとか。
しかも、改名すれば、3年後には財宝が手に入るとのことで、
貧乏を自認していた熊田五郎は、それに飛びついてしまったそうです。
ところが、結局、その後30年以上、貧乏のままだったというオチがついていました (笑)
モンキッキーに改名したのに、パッとしなかった某芸人さんのようである。
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