ブリヂストン美術館で開催中の “色を見る、色を楽しむ。” に行ってきました。
こちらは、 “色彩の魔術師” と称されたマティスの挿絵本 『ジャズ』 の版画全20点と、
《Ⅹ ピエロの葬式(『ジャズ』より)》
《XV ナイフ投げの男(『ジャズ』より)》
新収蔵されたルドンの黒の時代を代表するリトグラフ集 『夢想』 を中心に、
《『夢想(わが友アルマン・クラヴォーの想い出に)』 Ⅵ 日の光》
“色” という切り口で、ブリヂストン美術館のコレクションを紹介する美術展です。
色をテーマにした美術展自体は、そう珍しいものでもない気がしましたが。
『18世紀の絵具事情』 や 『印象派の画家と黒色の関係』 など、
専門的ながらも噛み砕いたキャプションが随所に挟まれ、
目だけでなく、知的好奇心も満たされる美術展となっていました。
実に、 “勉強になる” 美術展です。
ブリヂストン美術館コレクションの質の高さは折り紙つきですし、
「これから美術について勉強したい!」 という人にとっては、これ以上最適な美術展はないのでは?
安定した走りで、決してすべらない美術展と言えそうです。
タイヤのブリヂストンだけに。
個人的に、今回の美術展で一番印象に残ったのは、
マティスの挿絵本 『ジャズ』 でも、ルドンの 『夢想』 でもなく、
やはり、展示室:第10室を使って開催されているザオ・ウーキーの追悼展でした。
《07.06.85》 という作品は、
ブリヂストン美術館の常設展に、大体いつも展示されていますが。
実は、他にもザオ・ウーキーの作品を17点ほど所蔵しているようで。
今回は、彼を偲んで、普段は公開していないザオ・ウーキーの作品も、まとめて展示しています。
《24.02.70》 も、
《風景 2004》 も、
初めて目にしましたが。
どちらの絵にも、悠久の時と無限の空間を感じました。
まさに、果てしない作品。
この才能を持った人物を失ってしまったという事実に、改めて押し潰されそうになりました。
ザオ・ウーキーさんのご冥福をお祈りします。
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在11位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
こちらは、 “色彩の魔術師” と称されたマティスの挿絵本 『ジャズ』 の版画全20点と、
《Ⅹ ピエロの葬式(『ジャズ』より)》
《XV ナイフ投げの男(『ジャズ』より)》
新収蔵されたルドンの黒の時代を代表するリトグラフ集 『夢想』 を中心に、
《『夢想(わが友アルマン・クラヴォーの想い出に)』 Ⅵ 日の光》
“色” という切り口で、ブリヂストン美術館のコレクションを紹介する美術展です。
色をテーマにした美術展自体は、そう珍しいものでもない気がしましたが。
『18世紀の絵具事情』 や 『印象派の画家と黒色の関係』 など、
専門的ながらも噛み砕いたキャプションが随所に挟まれ、
目だけでなく、知的好奇心も満たされる美術展となっていました。
実に、 “勉強になる” 美術展です。
ブリヂストン美術館コレクションの質の高さは折り紙つきですし、
「これから美術について勉強したい!」 という人にとっては、これ以上最適な美術展はないのでは?
安定した走りで、決してすべらない美術展と言えそうです。
タイヤのブリヂストンだけに。
個人的に、今回の美術展で一番印象に残ったのは、
マティスの挿絵本 『ジャズ』 でも、ルドンの 『夢想』 でもなく、
やはり、展示室:第10室を使って開催されているザオ・ウーキーの追悼展でした。
《07.06.85》 という作品は、
ブリヂストン美術館の常設展に、大体いつも展示されていますが。
実は、他にもザオ・ウーキーの作品を17点ほど所蔵しているようで。
今回は、彼を偲んで、普段は公開していないザオ・ウーキーの作品も、まとめて展示しています。
《24.02.70》 も、
《風景 2004》 も、
初めて目にしましたが。
どちらの絵にも、悠久の時と無限の空間を感じました。
まさに、果てしない作品。
この才能を持った人物を失ってしまったという事実に、改めて押し潰されそうになりました。
ザオ・ウーキーさんのご冥福をお祈りします。
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