“手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから” を観に、東京都現代美術館に行ったついでに、
同時開催されている “オバケとパンツとお星さま―こどもが、こどもで、いられる場所” も観賞してきました。
それぞれ、一般で1200円、1000円の入場料なのですが、
2つの美術展のセット券は1500円と、とてもリーズナブル!
一も二もなく飛びついてしまいましたf^^;
さてさて、何と言っても気になるのが、このインパクト大の美術展タイトル。
『パンツ』 という単語が織り込まれたタイトルは、おそらく美術展史上初ではないでしょうか (笑)
美術展のタイトルからは、まったく内容が想像つきませんが、
実は、こちらは、幼児から小学生のこどもたちを主なターゲットにしたユニークな美術展。
東京都現代美術館曰く、
「オバケもパンツもお星さまも、こどもたちの興味を引き付けるもの」
とのことで、その3つを今回の美術展のキーワードにしたのだそうです。
また、幼児から小学生のこどもたちが主なターゲットの美術展ということで。
普通の美術展ならNGな 「走ること」・「さわること」・「はしゃぐこと」 が、
むしろ推奨されていることも大きな特徴です。
さらに、写真撮影もOK。
親子連れには嬉しい夏休み向けの美術展です。
・・・・・ただ。
率直に言って、こどもと一緒なら楽しめるでしょうが、
大人オンリーで行くと、なかなかキツい美術展です
例えば、美術展の冒頭に待っていたゼロゼロエスエスによる変身コーナー。
来場者は、この中から好きなものを一つ選び、それを身に付けることで、
いつもの自分とすこしだけ違う自分になって展覧会をめぐることが出来るというコーナーなのですが・・・。
一人きりで、この蝶ネクタイとか付け毛を身に付ける勇気はありません・・・ (汗)
他にも、デタラメな星座を作るコーナーや、
はまぐちさくらこさんによる 「ぱんつのくに」 のコーナーなどがありましたが。
まぁ、大人一人で観賞するのは、なかなかにビミョーなものがありました。。。
唯一大人でも楽しめたのは、トラフ建築設計事務所が担当したお化け屋敷ならぬ、化かし屋敷。
会場には、あやしげな額縁が沢山飾ってあります。
これらの額の裏には、さまざまな仕掛けがしてあって、
他のお客さんを、化かす (=ビックリさせる) ことが出来る仕組みになっています。
ちなみに、僕が訪れた時は、平日だったため、お客さんが0。
化かしようも、化かされようもありませんでした (泣)
なので、化かし屋敷自体は、楽しくも何ともなかったのですが。 (ただむなしいだけ)
会場の隅にいる監視員さんには、してやられました!
何の違和感もなく、近づいてみたところ・・・エッΣ(=°ω°=;ノ)ノ
大人なので、なんとか自制できましたが。
リアルに驚いてしまいました。パニック寸前。
トラフ建築設計事務所め!
さらに、化かし屋敷のコーナーを抜けた後にも、トラフ建築設計事務所による仕打ちが。
会場には、夥しい数の目のシール!
しかも、歩くと、目玉が動いて見える仕掛けのシールです。
またまた驚いてしまいました。
かさねがさね、トラフ建築設計事務所め!
こどもむけの美術展ということで、
大人が楽しむのには、ちょっと不向きな印象。
僕のような汚れた大人でなく、ピュアな大人なら楽しめるとは思います (笑)
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オバケとパンツとお星さま
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