三井記念美術館で開催中の “大妖怪展 鬼と妖怪そしてゲゲゲ” に行ってきました。
こちらは、妖怪をテーマにした美術展。
妖怪が描かれた浮世絵や、
月岡芳年 《新形三十六怪撰 おもゐつゞら》
(展示は、前期 [8/4] まで)
妖怪が描かれた絵巻物、
龍斎遊梢 《百鬼之図》
鬼や幽霊、妖怪をモデルにした能面に、
伝日氷 《能面「痩男」》
なんとなんと、水木しげるさんの原画まで。
《がしゃどくろ》
あのお堅いイメージ (?) の三井記念美術館で、
水木しげるさんの原画が見られる日が来るだなんて!
まさに、 「ゲゲゲ!」 と驚かされた美術展です。
さらに、 「ゲゲゲ!」 と驚かされたのは、
三井記念美術館なのに (?) 、子連れのお客さんが多かったこと。
水木しげる人気、恐るべしです。
でも、今回の美術展で、何よりも、 「ゲゲゲ!」 と驚かされたのは、
他の妖怪の展示品たちが霞んでしまうくらいに、水木しげるさんの原画が素晴らしかったこと。
線一本一本に情念が込められていると言いましょうか。
ゾクゾクゾワゾワする迫力がありました。
《鳥取境港でくつろぐ鬼太郎ファミリー》
・・・・・反対に言えば、水木しげるさんの原画以外は、パッとしなかったということ。
「いっそ水木しげる展で良かったのでは?」 というくらいの印象でした。
最後に。
水木しげるさんの原画以外で、印象に残っている作品を1点ご紹介いたしましょう。
喜多川歌麿の 《化け物の夢(夢にうなされる子どもと母)》
妖怪の夢を見てうなされている子供を起こしてあげようとする母親の姿を描いた作品です。
面白いのは、画面上の吹き出しの部分。
せっかくのところを邪魔されてしまった妖怪たちが、
「母親が起こさなかったらもっとおどしてやるのに」 とか、
「晩には母親に怖い夢を見せてやろう」 と捨て台詞を吐いています (笑)
母の愛は、妖怪よりも強し。
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位です)
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こちらは、妖怪をテーマにした美術展。
妖怪が描かれた浮世絵や、
月岡芳年 《新形三十六怪撰 おもゐつゞら》
(展示は、前期 [8/4] まで)
妖怪が描かれた絵巻物、
龍斎遊梢 《百鬼之図》
鬼や幽霊、妖怪をモデルにした能面に、
伝日氷 《能面「痩男」》
なんとなんと、水木しげるさんの原画まで。
《がしゃどくろ》
あのお堅いイメージ (?) の三井記念美術館で、
水木しげるさんの原画が見られる日が来るだなんて!
まさに、 「ゲゲゲ!」 と驚かされた美術展です。
さらに、 「ゲゲゲ!」 と驚かされたのは、
三井記念美術館なのに (?) 、子連れのお客さんが多かったこと。
水木しげる人気、恐るべしです。
でも、今回の美術展で、何よりも、 「ゲゲゲ!」 と驚かされたのは、
他の妖怪の展示品たちが霞んでしまうくらいに、水木しげるさんの原画が素晴らしかったこと。
線一本一本に情念が込められていると言いましょうか。
ゾクゾクゾワゾワする迫力がありました。
《鳥取境港でくつろぐ鬼太郎ファミリー》
・・・・・反対に言えば、水木しげるさんの原画以外は、パッとしなかったということ。
「いっそ水木しげる展で良かったのでは?」 というくらいの印象でした。
最後に。
水木しげるさんの原画以外で、印象に残っている作品を1点ご紹介いたしましょう。
喜多川歌麿の 《化け物の夢(夢にうなされる子どもと母)》
妖怪の夢を見てうなされている子供を起こしてあげようとする母親の姿を描いた作品です。
面白いのは、画面上の吹き出しの部分。
せっかくのところを邪魔されてしまった妖怪たちが、
「母親が起こさなかったらもっとおどしてやるのに」 とか、
「晩には母親に怖い夢を見せてやろう」 と捨て台詞を吐いています (笑)
母の愛は、妖怪よりも強し。
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