Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の・・・
“レオナール・フジタ ポーラ美術館コレクションを中心に” を観賞して参りました。
こちらは、そのタイトルの通り、ポーラ美術館コレクションを中心に、
画家レオナール・フジタ (藤田嗣治、1886-1968) の作品を紹介する美術展です。
レオナール・フジタは、人気の高い日本人画家の一人。
彼を取り上げた美術展は、これまでに幾度となく開催されています。
・・・それだけに。
ぶっちゃけてしまえば、
「あぁ、またレオナール・フジタ展、やるのね(´∀`;)」
と、あまり食指は動かされませんでした。
(↑それでも、一応行く。なぜならアートテラーだから)
美術展の前半部では、
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)
彼の代名詞とも言える 『乳白色の肌』 が映える人物像が多く紹介されていました。
もちろん、実物を観れば、それはそれはため息が出るほどに繊細で美しい作品なのですが。
「あぁ、まぁ、レオナール・フジタ展って言ったら、こういう作品だよね(´∀`;)」
と、やはり食指は動かされません。
(↑それでも、会場を後にしない。なぜならアートテラーだから!)
が、美術展の後半部では、趣がガラッと変わって、
レオナール・フジタが晩年に手がけたタイル画が壁一面に展示されています。
その光景には、思わず圧倒されてしまいました。
食指が動かされたなんてレベルじゃありません (←?)
特に圧巻だったのが、 《小さな職人たち》 という15cm四方のファイバーボードに描かれた連作です。
この連作は、仕立屋や配管工、瓦職人といった様々な職人を、すべて子供の姿で描いたもので。
(中には、詐欺師や守銭奴といった “職人??” って作品までw)
そのキュートで、ユーモラスな子供たちの姿は、どれも微笑ましくなること請け合いです。
(キッザニアで働く子供たちを眺めている感覚に近い?!)
今回の美術展では、ポーラ美術館が所蔵する全95点の 《小さな職人たち》 が一挙に展示されています。
正直なところ、
“この全95点の 《小さな職人たち》 を並べるだけでも、一つの美術展が成立してしまうのでは?”
というくらいの満足度がありました。
「あぁ、またレオナール・フジタ展、やるのね(´∀`;)」 とか思ってしまって、ごめんなさい・・・の2つ星。
ちなみに。
今回のレオナール・フジタ展のもう一つの見どころに、
フジタとマケット《私たちの家》 1948年頃
土門拳が撮影した写真にも登場している、
レオナール・フジタ本人が制作したマケット (ドールハウスのような模型) の実物が・・・
なんと日本初公開で紹介されています。
そして、その隣には、マケットの内部を忠実に再現した油彩画 《室内》 も。
タイルに、マケットに。
乳白色のフジタ以外のフジタにも会える美術展です。
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在12位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
“レオナール・フジタ ポーラ美術館コレクションを中心に” を観賞して参りました。
こちらは、そのタイトルの通り、ポーラ美術館コレクションを中心に、
画家レオナール・フジタ (藤田嗣治、1886-1968) の作品を紹介する美術展です。
レオナール・フジタは、人気の高い日本人画家の一人。
彼を取り上げた美術展は、これまでに幾度となく開催されています。
・・・それだけに。
ぶっちゃけてしまえば、
「あぁ、またレオナール・フジタ展、やるのね(´∀`;)」
と、あまり食指は動かされませんでした。
(↑それでも、一応行く。なぜならアートテラーだから)
美術展の前半部では、
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)
彼の代名詞とも言える 『乳白色の肌』 が映える人物像が多く紹介されていました。
もちろん、実物を観れば、それはそれはため息が出るほどに繊細で美しい作品なのですが。
「あぁ、まぁ、レオナール・フジタ展って言ったら、こういう作品だよね(´∀`;)」
と、やはり食指は動かされません。
(↑それでも、会場を後にしない。なぜならアートテラーだから!)
が、美術展の後半部では、趣がガラッと変わって、
レオナール・フジタが晩年に手がけたタイル画が壁一面に展示されています。
その光景には、思わず圧倒されてしまいました。
食指が動かされたなんてレベルじゃありません (←?)
特に圧巻だったのが、 《小さな職人たち》 という15cm四方のファイバーボードに描かれた連作です。
この連作は、仕立屋や配管工、瓦職人といった様々な職人を、すべて子供の姿で描いたもので。
(中には、詐欺師や守銭奴といった “職人??” って作品までw)
そのキュートで、ユーモラスな子供たちの姿は、どれも微笑ましくなること請け合いです。
(キッザニアで働く子供たちを眺めている感覚に近い?!)
今回の美術展では、ポーラ美術館が所蔵する全95点の 《小さな職人たち》 が一挙に展示されています。
正直なところ、
“この全95点の 《小さな職人たち》 を並べるだけでも、一つの美術展が成立してしまうのでは?”
というくらいの満足度がありました。
「あぁ、またレオナール・フジタ展、やるのね(´∀`;)」 とか思ってしまって、ごめんなさい・・・の2つ星。
ちなみに。
今回のレオナール・フジタ展のもう一つの見どころに、
フジタとマケット《私たちの家》 1948年頃
土門拳が撮影した写真にも登場している、
レオナール・フジタ本人が制作したマケット (ドールハウスのような模型) の実物が・・・
なんと日本初公開で紹介されています。
そして、その隣には、マケットの内部を忠実に再現した油彩画 《室内》 も。
タイルに、マケットに。
乳白色のフジタ以外のフジタにも会える美術展です。
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