例えば。
昨年、開催された府中市美術館の “ポール・デルヴォー 夢をめぐる旅” のキャッチコピーは・・・
『夢に、デルヴォー。』
でした。
また例えば。
2010年に板橋区立美術館で開催された “諸国畸人伝” という美術展のキャッチコピーは・・・
『絵師10人、驚愕の不協和音。』
でした。
またまた例えば。
2009年に東京国立博物館で開催された “国宝 土偶展” には・・・
『縄文スーパースター』
というキャッチコピーが付けられていました。
もはやポスターのビジュアル以上に、
美術展の集客を大きく左右すると言っても過言ではない美術展のキャッチコピー。
それを頼まれてもいないのに、勝手に考えようというのが、
この “勝手に美術展キャッチコピー” という新企画です。
いつか本当に美術展のキャッチコピーに採用されることを願って―
記念すべき第1回目のお題となるのは、
11月9日より京都国立近代美術館で開催される “皇室の名品―近代日本美術の粋” という美術展。
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(写真は、先日、その記者発表会の様子です)
ここが美術展のポイントImage may be NSFW.
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その1
宮内庁三の丸尚蔵館が所蔵する美術工芸品の中から、
川之邊一朝、海野勝珉、六角紫水ほか 《菊蒔絵螺鈿棚》 や、
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明治36(1903)年 宮内庁三の丸尚蔵館所蔵 (前期のみ)
上村松園 《雪月花》 をはじめ、
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昭和12(1937)年 宮内庁三の丸尚蔵館所蔵 (後期のみ展示)
選りすぐった近代以降の作品が、約180点も紹介される。
これだけの規模で宮内庁三の丸尚蔵館の近代コレクションを紹介するのは、初めてのこと。
宮内庁三の丸尚蔵館の展示室は、そう広くないので、
宮内庁三の丸尚蔵館自体で開催するのは、事実上不可能だそうです。
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その2
昨年の “高橋由一展” でも出展されなかった 《明治天皇御肖像》 と、
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明治13(1880)年 御物
イタリア人画家のキヨッソーネが描いた明治天皇の肖像画も出展予定。
特に、キヨッソーネの 《明治天皇御肖像》 は、初めて一般公開される超貴重な作品です。
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その3
貴重なコレクションの保存という観点から、
巡回は一切なく、開催は、京都国立近代美術館のみ。
皇室に由来する近代以降のコレクションが、
京都へ里帰りを果たすのは、これが最初で最後の機会であろうとのことです。
以上、3つの美術展のポイントを踏まえて、美術展のキャッチコピーを考えてみました。
宮内庁三の丸尚蔵館の学芸員さんをはじめ、関係者さんさえも、
今回の美術展のような規模でコレクションが展示される光景を見たことがないというのを強調して・・・
『朕も、見たことがない!』
もしくは。
僕ら東京に住んでいる身からすれば、京都でしか開催されないのは悲しい限りなので。
その辺のニュアンスも汲んで・・・
『京都へ帰らせて頂きます』
これを個人的には推したいと思うのですが (笑)
関係者さん、いかがでしょうか?
ちなみに。
実際の現時点で採用されている美術展のキャッチコピーは、
『皇室が護ってきた日本画、洋画、彫刻、工芸が一堂に。』
です。
最後に、読者の皆様へのプレゼント。
こちらの “皇室の名品―近代日本美術の粋” のペアチケットを、5組10名様にプレゼントしちゃいます♪
住所・氏名・電話番号を添えて、以下のメールフォームより応募くださいませ。
http://homepage3.nifty.com/art-teller/tony_contact.htm
(〆切は、8月25日。当選は発送をもって代えさせていただきます)
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位ですImage may be NSFW.
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『夢に、デルヴォー。』
でした。
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『絵師10人、驚愕の不協和音。』
でした。
またまた例えば。
2009年に東京国立博物館で開催された “国宝 土偶展” には・・・
『縄文スーパースター』
というキャッチコピーが付けられていました。
もはやポスターのビジュアル以上に、
美術展の集客を大きく左右すると言っても過言ではない美術展のキャッチコピー。
それを頼まれてもいないのに、勝手に考えようというのが、
この “勝手に美術展キャッチコピー” という新企画です。
いつか本当に美術展のキャッチコピーに採用されることを願って―
記念すべき第1回目のお題となるのは、
11月9日より京都国立近代美術館で開催される “皇室の名品―近代日本美術の粋” という美術展。
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(写真は、先日、その記者発表会の様子です)
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宮内庁三の丸尚蔵館が所蔵する美術工芸品の中から、
川之邊一朝、海野勝珉、六角紫水ほか 《菊蒔絵螺鈿棚》 や、
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選りすぐった近代以降の作品が、約180点も紹介される。
これだけの規模で宮内庁三の丸尚蔵館の近代コレクションを紹介するのは、初めてのこと。
宮内庁三の丸尚蔵館の展示室は、そう広くないので、
宮内庁三の丸尚蔵館自体で開催するのは、事実上不可能だそうです。
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昨年の “高橋由一展” でも出展されなかった 《明治天皇御肖像》 と、
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イタリア人画家のキヨッソーネが描いた明治天皇の肖像画も出展予定。
特に、キヨッソーネの 《明治天皇御肖像》 は、初めて一般公開される超貴重な作品です。
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貴重なコレクションの保存という観点から、
巡回は一切なく、開催は、京都国立近代美術館のみ。
皇室に由来する近代以降のコレクションが、
京都へ里帰りを果たすのは、これが最初で最後の機会であろうとのことです。
以上、3つの美術展のポイントを踏まえて、美術展のキャッチコピーを考えてみました。
宮内庁三の丸尚蔵館の学芸員さんをはじめ、関係者さんさえも、
今回の美術展のような規模でコレクションが展示される光景を見たことがないというのを強調して・・・
『朕も、見たことがない!』
もしくは。
僕ら東京に住んでいる身からすれば、京都でしか開催されないのは悲しい限りなので。
その辺のニュアンスも汲んで・・・
『京都へ帰らせて頂きます』
これを個人的には推したいと思うのですが (笑)
関係者さん、いかがでしょうか?
ちなみに。
実際の現時点で採用されている美術展のキャッチコピーは、
『皇室が護ってきた日本画、洋画、彫刻、工芸が一堂に。』
です。
最後に、読者の皆様へのプレゼント。
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住所・氏名・電話番号を添えて、以下のメールフォームより応募くださいませ。
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